7月10日の塾

このエントリーをはてなブックマークに追加

7月10日の塾報告になります。

この日は夕涼み会の進捗状況の報告からはじまりました。

2年目の竹内とうや先生が夕涼み会のリーダーをしています。リーダーという役割を一生懸命に頑張ろうとする姿がありました。できるできないではなく、ひたむきに一生懸命にやることの大切さを改めて私自身にも問うていかなければいけないとそんな思いを抱いております。

次に、私が園長先生の京都出張に同行した際の報告をさせていただきました。

京都では、全国保育協議会の近畿ブロック保育研究集会が行われ、その分科会の助言者に園長先生がなっているための参加になりました。

分科会のテーマは「新たな時代の保育実践~すべての子どもにむけて~」というタイトルで行われました。私は当日の打ち合わせにも参加させていただき、園長先生が保育の方法が異なる方達にどのように助言し、どのように分科会をもっていくのかを目の当たりにして、そのすごさというと安易な表現ですが、すべての人が納得し、向かうべき先が見えるようなアドバイスをされていました。

また、実践発表後の助言という藤森先生の話の中で、私が最も印象に残った言葉が、先生がはじめに言った一言でした。それは「保育は切りとりではない」という言葉でした。

まさにこれを保育の中で私たちは大切にしていかなければなりません。日々の中で様々な企画を考え、実行することは子どもの経験においてとても重要です。しかし、そのような保育ばかりになってしまうことにもまた注意が必要です。園の子どもたちははるかに長い時間を園の中で過ごします。それはまさに「生活」です。その中にいかに環境として、大人の関わりとして学びを引き出せる環境を用意できるか、そんな存在でいることができるかをもっと考えていかなければいけませんね。そんなことをこの藤森先生の言葉から感じました。

最近の自分のテーマでもあるのですが、よく藤森先生は「子どもには大人の人格が伝わる」ということを言われます。このことからは、保育としての技術よりもまず人としてどうであるかが、保育の質に影響するということを教えられます。だからこそ、職場という場では、自分の人格を高めることを目指す修行のような場なのかもしれないません。と言っても、自分自身、この辺りが全然できていないので、日々、毎時間、毎分、意識していきたいと思っています。まさに、「我を省みる」という「省我(せいが)」の精神を常にもっていきたいです。

報告者 MOりぐCHI たつや

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です