それぞれの方法で

夕方保育の様子です。
夕方17時になるとにこにこ組(2歳)さんは0、1歳児組の部屋に合流して過ごします。
そんな時間での出来事です。

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2歳児同士の女の子なのですが、白服ちゃん(手前の女の子)とりんご服ちゃん(奥の女の子)がおもちゃの取り合いを始めました。
お互いにおもちゃを掴んで離さないそんな取り合いだったのですが、その結果、りんご服ちゃんがおもちゃを手にしたのですが、  白服ちゃんは泣いてしまい「かして〜」と諦めきれなかったのか、りんご服ちゃんに訴えていました。
そんな白服ちゃんの表情を見ていたりんご服ちゃん。
泣いている白服ちゃんにそっと「かしてって言ったらいいよ」と声をかけました。
すると白服ちゃんはすぐに泣き止み、言われた通りに「かして」とりんご服ちゃんに伝えました。

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「貸して」と言えた白服ちゃんにりんご服ちゃんからおもちゃが渡されました。

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嬉しそうな白服ちゃん。

そうなると、さっきの取り合いが嘘のようにりんご服ちゃんから白服ちゃんへおもちゃが渡りました。
おもちゃが渡ったことで白服ちゃんは嬉しそうでしたし、りんご服ちゃんも嫌そうな表情ではなく、どこか誇らしげな感じでした。
そして二人は分かて遊び始めるのですが、
しばらくすると白服ちゃんが、横になって遊んでいたりんご服ちゃんのところへ歩み寄ってきました。
そして、次の瞬間さっき、りんご服ちゃんに譲ってもらったおもちゃをぽんっ!と投げて、
そこにあった別のおもちゃを手にして去っていきました。

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りんご服ちゃんも嬉しそう

それを見ていたりんご服ちゃんは、すぐにそのおもちゃを手にして、嬉しそうに遊びはじめました。

塾長のブログでは、今、自制能力に関わるホットシステムとクールシステムの話が展開されています。
詳しくは塾長のブログを参考にしていただきたいのですが、ホットシステムとは
「反射的で、単純で、衝動的である反応や興奮、衝動的な行動」で
クールシステムはその反対で理性的なもの、見通しをもった行動という感じでしょうか。

そして、ブログの中で塾長は
「生まれながら持っているホットな行動が、次第に理性的にものを考え、見通しを立てるようになるということが、クールな認知的システムを獲得してくることだと思うのです」と言われています。

おもちゃの取り合いはホットシステムが作動している状況ではないでしょうか。
そんな中で、りんご服ちゃんは白服ちゃんに「貸して」といえば貸すよというクールシステム的な提案をします。
もしかするとりんご服ちゃんは、「私がここは引いた方がこの問題は解決する」とクールな思考をしたのかもしれません。
そして、次の展開で白服ちゃんがりんご服ちゃんが横になっているところに行き、取り合ったおもちゃを置いていきます。
もしかすると白服ちゃんは、少し落ちついたことでさっきのやりとりを振り返ったいたのかもしれません。

塾長の5月14日の「再評価」というタイトルのブログにはこう書かれたあります。
http://www.caguya.co.jp/blog_hoiku/archives/2016/05/再評価.html

「壁に止まったハエになったつもりで、距離を置いた視点から自分の気持ちやその理由を分析すると、問題の出来事をただ詳しく再現して、苦悩を再び呼び起こすのではなく、再評価し始めたそうです。その出来事を、より思慮深く、それほど情動的ではないかたちで眺めたので、つらい過去をうまく再解釈したり説明したりし、終止符を打つことができたのだったそうです」
白服ちゃんはまさに距離を置いた視点から自分を振り帰ったのかもしれません。そして、りんご服ちゃんもおもちゃで遊びたいのかもと思ったことが、そのような行動を生んだのかもしれません。

しかし、まだこの話には続きがありました。

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白服ちゃんは今度は違う子とおもちゃの取り合いを始めました。
次は、黄色服くんが持っていた車のおもちゃを貸してほしかったようで、白服ちゃんは「かして!!」と大きな声で訴えます。
黄色服くんも負けじと「やだよ!」と返します。

この「かして」「やだよ」のやりとりが、なかなかの音量でかつ、かなり長い時間続きました。
何かあってもいけないと、その様子を私は近くで見ていたのですが、
やりとりがかなり長く続いたので、私はそっと自分の体を横にどけて道を作ってみることにしました
(実は私がいることで、通り道が塞がれているような状態になったいたのです)。
すると、黄色服くんはその隙間を通って走りさっていきました(このまま続けても仕方ないと思ったのかもしれませんね)。
黄色服くんも、この終わりそうのないやりとりの解決策を考えていたのかもしれません。
黄色服くんが去った後、泣いてしまった白服ちゃん。
しばらく泣き続けていたのですが、だんだんと泣き声もおさまり、落ち着きを取り戻そうとしていました。

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そして、落ち着いて周りが見えるようになったのか、担任の先生が目に入った途端、その先生のところに駆け寄っていきました。       子どもたちは日々、保育園での生活の中でこのようにホットな体験をし、クールな解決策を見いだしているのかもしれません。担任の先生のところに行けば気持ちが落ち着くと考えたのもクールシステム的な思考なのかなと感じました。自分がどうしたら落ち着くのか考えたということでもあるのかもしれません。

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塾長も言われているようにまさにホットな体験がクールな思考の鍵になっているのではないでしょうか。こういった体験というのは同じような発達、少し先の発達、年下の子という子ども集団があるからこそうまれるものではないかなと思いました。気持ちを抑制する力は、このように集団によって獲得していくのかもしれませんね。

(報告者 森口達也)

何が隠れているかな?

さっそくですが、何が隠れているでしょうか…?

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①

 

正解は…

①アマガエル

②ニホンカナヘビ

この写真は、子どもたちと近くの公園で撮影した写真です。ある5歳児が、その生き物を見つけ、とても可愛がっていました。そこで、敵に見つからない場所にかえそうと、ある子どもが、その生き物の柄に似た場所を探し始めたので、それを追いました。「ここだったら見つからないんじゃない?」「大丈夫かな…」などと言いながら、自然にかえして帰路につきました。そこで、その写真を現像してみんなにも共有してみようと掲示してみると、その子どもを中心に「どこに隠れているかなゲーム」が始まりました。「この中に何かが隠れているよ!」「見つけてみて!」と、他児だけではなく、迎えに来た保護者にもクイズを出していました。

そこで、保育所保育指針には自然環境についてどのようなことが書かれているのか気になりました。それは、以前、西村氏による“茶道を保育所保育指針に当てはめてみたら…”が、面白くてスマートだなぁと感じたからです。調べてみると、このように書かれていました。

環境

◯周囲の様々な環境に好奇心や探究心を持って関わり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養う。

・身近な環境に親しみ、自然と触れ合う中で様々な事象に興味や関心を持つ。

子どもたちはこれを機に、物事を細部まで観察する力を養っていくかもしれません。また、細部まで観察することで、生活を豊かにして活用することをしようとするかもしれません。そう思うのと同時に、そのような環境を整えていくという道筋が見えてきます。

数日後、ある保護者からこんな事を言われました。

「休日、子どもと公園に行った時にこんな写真が撮れました。分かります?」と、携帯電話の画面から、落ち葉や木々の写真を見せてくれました。…そうです。「何が隠れているかなクイズ」を出してきたのです。よく見てみましたが、分かりませんでした。上級者向きです。時間をかけてまでも自力で見つけたいと思う、そういうやつです(笑)。その面白さを子どもたちにも共有したいと思い「ぜひ、その写真を保育園宛にメールで送って下さい。」と伝え、その写真をゲットしました。さっそく掲示してみると、子どもたちは案の定興味津々です。

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その保護者に、どうして写真を撮ったのか聞くと「お迎えの際に、子どもたちが楽しそうにクイズを出している様子を見ましたので。」と言っていました。保育園という建物が、その職員だけのものではないことを再確認させてもらいました。また、保育というものが、職員だけで行うものではないことを教えてくれました。

保育所保育指針の『家庭及び地域社会との連携』というところにはこのようなことが書かれていました。

「子どもの生活の連続性を踏まえ、家庭及び地域社会と連携して保育が展開されるよう配慮すること。その際、家庭や地域の機関及び団体の協力を得て、地域の自然、人材、行事、施設等の資源を積極的に活用し、豊かな生活体験を始め保育内容の充実が図られるよう配慮すること。」

先週末には「親子遠足」という行事がありました。その行事では、沢山の地域機関・地域の人々の協力を得て、素敵なウォークラリーが展開されていました。家庭と保育園とをつなげる媒体、地域社会と子どもたちをつなげる媒体、昨日と今日をつなげる媒体、さっきと今をつなげる媒体という、何かと何かをつなぎ合わせる役割が私たちにはあるのだなと感じます。きっと、子どもたちにとって、都合のよい区切りはないのだと思います。生活と遊びとが関連し合う相互関係による学びがあるからです。それが「連続性」という言葉が指針にある意味であると思いました。大人による便宜上の区切りは、子どもたちから知的好奇心とか、何かを面白がる機会を奪っているまではいかないにしても、何かが芽生えるきっかけやチャンスを減らしているかもしれません。

(報告者 小松崎高司)

あれもしたい!これもしたい!もっとしたいもっともっとしたいです♪

先日、ある晴れた日にわいらんすい(3・4・5歳児クラス)でお散歩に出かけました。

リンボーダンスをしています。

リンボーダンスをしています。

 

がんばれー!

がんばれー!

 

「これなんかちょっと難しい〜(笑)」

「これなんかちょっと難しい〜(笑)」

長縄の休憩中に思いつき子ども達と楽しんでいました。「先生もやってよ!」とのことで、流石にその低さはレベルが高すぎて、僕はその高さの縄を跳ぶとことにしました。

「すげー!」子ども達の反応って、時に恥ずかしいくらい純粋で(笑)本当に嬉しくなりますね。

そこで思いつきました!題して『先生はすごいんだぞ大会!』(笑)

ということで帰り際に子ども達に集まってもらい、それぞれの先生によるすごいことを披露していただきました。

小松崎先生は、3人の子ども達に協力してもらい、

小松崎先生は、3人の子ども達に協力してもらい、

 

「逆立ちで歩きます。どこまで歩けるでしょうか。」

「逆立ちで歩きます。どこまで歩けるでしょうか。」

と、子ども達に予想を立てさせての先立ち歩き!

子ども達がそれぞれに予想したのを見計らって

「それでは行きます!」

「それでは行きます!」

 

「おー!」「すげー!」と子ども達。

「おー!」「すげー!」と子ども達。

 

一人目を通過し、

一人目を通過し、

 

二人目を通過しようとしたところで、

二人目を通過しようとしたところで、

ポケットから携帯電話が!(笑)

「ここまででしたー!」

「ここまででしたー!」

子ども達も自然と拍手をしていました。

樺山先生は、

縄跳びを準備して、

縄跳びを準備して、

 

「すごい速さで飛びます。」

「すごい速さで飛びます。」

「えー!」「どんくらい!?」興味津々の子ども達です。

よーい!スタート!

速い速い!

速い速い!

応援したり(?笑)驚いてみてくれたり、皆それぞれに声を出しながら先生達のやることを見守ってくれていました。

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2014年12月16日『好奇心の意味』の中でこう書かれています。

〝好奇心は思考を促し、行動を引き出します。また、好奇心は自分でやろうと決めた目標にたどり着こうとするエネルギー源でもあると言われています。また、適切な機会さえあれば、このエネルギーは生涯を通じて働き続けると言われています。そして、好奇心は最終的に画期的な発見に結びつくかもしれませんし、学びと個人的な成長を促して、私たちの生活を豊かにするかもしれないのです。〟

園に帰る際、手をつないで並ぶ最前列でエアー縄跳びをしている子ども達を見て、また、逆立ちの仕方を一生懸命お友達に話している子(体操教室に通っているので皆に話したくて仕方なかった様子です)の姿を見て、この大会をしてみてよかったなという気持ちになりました。子ども達の好奇心、そして、憧れ。このような部分に少し触れることができたような気がしました。

そして、いつも面白がって付き合ってくれるクラスの職員の温かくてフレンドリーな雰囲気、優しさに改めて感謝の気持ちが湧いてきます。

大人が楽しんでいる姿というのは子ども達へ柔らかな刺激となって伝わり、きっと良い方向へと導いていくものと思います。

今日もそんなクラスの職員と仕事を共にできることをとても嬉しく思います。

(報告者 加藤恭平)

 

減り張り

新宿せいが保育園の職員室の紹介をさせていただきます。
職員室では、職員室チームと言われる先生方が基本的に仕事をしています。もちろん、その先生方だけではなく、各クラスの先生方も職員室で仕事をされるのですが、この職員室での雰囲気がとても楽しいのです。
何かおもしろそうな種を見つけると、みんなでそのことで盛り上がり、あっという間に楽しい雰囲気になってしまいます。それは楽しさをみんなで分かち合っているそんな雰囲気にも感じます。
このおもしろ種を蒔くことが抜群なのが塾頭であります。ふっと何気なく発した言葉がどんどん広がっていき、みんながその話題で盛り上がります。まだ新宿せいがに入って間もない私ですが、塾頭は全体の雰囲気を感じて、あえて全体を和ますような発言をされているのではないかと感じます。
そのタイミングはまさに絶妙です。
そして、ひとしきり盛り上がった後に、まるで今までの盛り上がりが嘘だったかのようにみんなそれぞれの仕事に取り掛かります。この切り替えの早さは本当にすごいです。それもその場にいる全員が雰囲気を共有し、「さて、切り替えよう」というまさに非言語コミュニケーションが成り立っているように感じます。
もちろん!毎日真面目に職員室では仕事が進んでいっています。しかし、その間にある絶妙な楽しい時間が新宿せいが保育園の雰囲気を象徴しているように思います。

藤森先生が講演の中で話をされる「5M」の一つに「MERIHARI」というものがあります。漢字で書くと「減り張り」です。
藤森先生は臥龍塾ブログの中でこのように言われています。
「しかし、こんな「ケ」の毎日では、生活にメリハリがなくなり、生活リズムがとりにくくなります。保育指針にも書いてありますが、生活リズムは、情緒の安定につながるのです。しかし、江戸時代では、なかなか波乱万丈ということは起きません。そこで、人為的に「ハレ」を作り出す必要があったのです。それが祭り、能狂言、正月などの行事です。それが年中行事であり、こういった「ハレ」の日には農民も毎日の農耕を忘れ、思いっきり楽しみました。日常、変わらずにおこなっている農作業の合間にも、「あと何日で祭りがある」とか言って、退屈な労働にも耐えることができたのです。「ケ」の中に「ハレ」の要素を取り入れて、人間は生きてきたのです」

「ケ」という日常ばかりではなく、「ハレ」という日があることで、リズムが生み出され、人々の生活や気持ちは安定していったのかもしれません。本来の「ケ」と「ハレ」とは少し違うかもしれませんが、職場も同じように「ケ」なかりではなく、「ハレ」といった時にはみんなで楽しむ、盛り上がるということが一日の中では大切なのではないかと思います。その「ケ」と「ハレ」の絶妙なバランスが新宿せいが保育園の職員室には存在しているのではないかと感じました。
私も減り張りを持って仕事をしていきたいですし、そうすることで、全体の雰囲気を読む力を身につることにもなり、そして、それはお互いを自然にカバーするチームのあり方にもつながっていくのかなと思うと、そういった存在になれるように頑張っていきたいと思います。

(報告書 森口達也)

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せんせいとおともだち♪ あいさつしよう♪ お♪ は♪ よー♪♪♪

新年度が始まって一ヶ月ちょっと。朝の受け入れの大切さを改めて感じ、感動した出来事がありましたので報告します。

園の内線でにこにこ組(2歳児クラス)の女の子が電話をしています。

園の内線でにこにこ組(2歳児クラス)の女の子が電話をしています。

電話の先は、

モニターにいる、

モニターにいる、

 

小松崎先生!

小松崎先生!

わいらんすい(3・4・5歳異年齢児クラス)では普通番(8:30)の出勤の先生が来るあたりを目安に、2Fと3Fに分かれて保育を設定しています。

昨年度ぐんぐん組(1歳児クラス)の担任だった小松崎先生を慕っていつも登園をしてくるこの女の子。この日は小松崎先生が3Fに行っていた為、会いに行こうかどうしようかとしていたところに、ちょっと試してみたのでした。

女の子も手を振り返しています。

女の子も手を振り返しています。

電話の声は二人だけにしか聞こえない為、このやりとりの後に小松崎先生にどんな声をかけてくれたのかを聞きました。それと合わせてお楽しみ下さい(笑)

「おーい。先生だよー。」

「おーい。先生だよー。」

 

「…。」

「…。」

 

「見えてるー?」

「見えてるー?」

 

「…。」

「…。」

 

「元気—?」「あ、もう大丈夫そうでーす。」

「元気—?」「あ、もう大丈夫そうでーす。」

(笑)

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2013年12月17日『対話』の中でこう書かれています。

〝今月初めに、園で「おたのしみ会」がありました。その行事は、保護者に子どもたちの言語と表現の発達を中心に見てもらうものです。そこで、保護者に渡すプログラムには、言語と表現の発達過程が示されています。おたのしみ会が始まって、司会によるその意図の紹介の後で、私のあいさつでこんなことを話しました。「言葉の発達の中に“親しみを持って日常のあいさつをする”という発達があります。みなさんは、あいさつというのは“おはようございます!”と元気よく言うことだと思っているかもしれませんが、あいさつの始まりは、朝、私のあった時に、“にこっ”としたり、親の後ろに隠れたり、黙った下を向いたりするのも私はその子の精いっぱいの挨拶だと思っています。また、“元気よく返事をする”という発達も、“はい!”と元気よく声を出すだけでなく、今日の出し物の中で、乳児が自分の名前を呼ばれた時に、手がピクッと動くのも返事です。子どもたちが伝えようとする気持ちを聞いてみてください。」という“はじめの言葉”を言いました。〟

モニターにカメラがついてるわけではないので、小松崎先生は女の子の表情も動きも見えていません。表情も動きもわからず、終始無言の電話に、〝あの子ならきっとこう反応してくれているだろう〟と、優しくも懸命に言葉と身振り手振りを投げかけてあげていました。女の子は手を振ったり、その声にじっと耳を傾けたりしながら、ちゃんと応えていました。

また、『臥竜塾』ブログ2012年12月21日『おたのしみ会の考察12』の中にはこう書かれています。

〝ヒトは、人生の中で、様々な人間関係を築いていきます。その基本となるものが、「母子の愛着である」と言われてきました。しかし、この愛着は、目的ではなく、愛着だけがあれば豊かな人間関係が築けるわけではなく、多様な人との関係の中で、他人と同調する能力、傾聴する能力、共感的関心などの力を育てることが必要です。2歳までに、見つめあい、相手を見つめ、共感し、模倣してきたことをもとに、2歳児クラスになると、積極的に子ども自らかかわりはじめます。その時に、言葉が出てき、ルールが生まれ、自己主張が始まるのです。「みんなで一緒」が楽しくなるのです。そして、お互いが触れ合うことで、他人への思いやり、他人に対して、皆で協力して援助するようになります。〟

クラスの担任の先生だけとではなく、クラスを超えて、フロアーを超えて。愛着を築いた大好きな先生と〝朝のおはよう〟をすることがこの子にとって大切な朝の始まりであり、〝多様な人との関係の中で、他人と同調する能力、傾聴する能力、共感的関心などの力〟が育っていく一日の始まりなのですね。

笑顔でクラスへ戻っていく職員と女の子の後ろ姿を見て、今日も素敵な一日になりそうな、そんな予感がするのでした。

小松崎先生、ありがとうね♪

小松崎先生、ありがとうね♪

(報告者 加藤恭平)

正しい○○

先日、年長の男の子が私の所に来て言いました。

「先生、こんなの書いてみたんだぁ」

DSC_1352

と言いながら紙を一枚見せてくれました。そこには…

DSC_1349

みぎてわうえ ひだりてわした ただしいほうき

DSC_1350

おさきにどうぞ まえおちゃんとみる たちどまんない しずかにする

と表と裏に書いてありました。

「こういうの、いいね!でも、なんで書いたの??」

「本を見たけど、ほうきの正しい使い方が書いてなかったから自分で書いてみた!」

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と本を私に見せてくれました。

「じゃあ!せっかく書いてくれたらから、みんなが見れる場所に貼っておこうか!ちょっとコピーしてくるから、待ってて~」

と私は職員室に表と裏を一枚ずつコピーしてきました。

「どこに張ったらいいかな?」

「ここがいいかな??」

DSC_1348

と食事スペースの柱に貼りました。

もしかしたら何気ない保育者と子どもとの関わりかもしれません。ただ、現場を持たない私にとっては、とても嬉しい出来事です。 普段、掃除の時に私がほうきの使い方などを何となく言っている事を、ちゃんと理解し、それを自分だけで解決するのでなく、回りに広げてくれた行動に、その年長の男の子に心から感謝しました。

私にとって食事後の掃除は毎年変わらない仕事ですが、年長さんにとっては念願の憧れの仕事なんでしょうね。(報告者 山下祐)

 

広い心と深い愛で全部受け止めてね これからもどうぞよろしくです♪EPISODE FINAL!

桃ちゃん(桃色の服を着た3歳児クラス新入園児の女の子)は紺ちゃん(紺色の服を着た5歳児クラス女の子)の気を引きたい気持ちからか、はたまた単純に紺ちゃんの使っていた玩具(リモーザ)を使いたい気持ちからか、入れ物を持ってその場所から離れていきました。

 

その場所へ紺ちゃんとこのやりとりに興味をもったジープくん(車の柄の服を着た5歳児クラス男の子)が近付いていきます。

その場所へ紺ちゃんとこのやりとりに興味をもったジープくん(車の柄の服を着た5歳児クラス男の子)が近付いていきます。

 

笑いながら「来ないでー。」と桃ちゃん。表情も声も嬉しそうです。

笑いながら「来ないでー。」と桃ちゃん。表情も声も嬉しそうです。

 

「来ないでだって。」「どうする?」と作戦会議(?笑)が始まりました。

「来ないでだって。」「どうする?」と作戦会議(?笑)が始まりました。

 

取られた玩具のことについて怒ったり、きつく言いに行ったり、ということではないのですね。桃ちゃんとの関わりが楽しくて、また、嬉しくて仕方ないといった様子です。

「貸してって言ってみればいいんじゃん?」「そしたら貸してくれるんじゃん?」

との方向で話がまとまり、早速。

「貸ーしーて。」「はい。」

「貸ーしーて。」「はい。」

「言ったら貸してくれるよ!」「大丈夫だよ!」(笑)

皆改めて集まってきました。「貸ーしーて。」「はい。」

脇で見ていた皆も「貸ーしーて。」「はい。」

 

「も一個貸ーしーて。」「はい。」

「もう1個貸ーしーて。」「はい。」

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2015年1月7日『教える、教わる』の中でこう書かれています。

〝エリクソンは、「子どもの所属している社会や文化圏で、社会的に期待される活動を、自発性を持って、習慣的にどれくらい営めるか」ということを学ぶことが必要だと言っています。そのために「そういうことが十分身につくためには、仲間と道具や知識や体験の世界を共有し合わなければならない。」といいます。また、彼は、仲間と道具や知識や体験の社会を共有し合うということは、「友達から何かを学ぶこと、友達に何かを教えること」だと言うのです。こういう経験をどれぐらい豊かにするかどうかということが、子どもの勤勉さを育む上で重要な要件であるとエリクソンは言っているのです。

 ここでは、最近の子ども環境の問題点が見えてきます。それは、少子化、地域社会での連帯の欠如などの環境から、子どもどうしの世界が失われ始めています。学校においても、授業形態は、多くの時間、教師という大人からの伝達が多くなっています。今日、様々な子どもたちは、大人からしか物を学んでいないところが顕著だと言われています。エリクソンは大人から物を学ぶことに価値がないとは一切言っていません。それは勿論価値のあることですし、大切なことです。しかし、乳幼児から児童期の発達課題を十分に消化していくために不可欠の要件というのは、「友達から物を学ぶことであり、友達に自分の物を分かち与える」ことなのです。こういう経験を十分しなければならなくて、内容よりも量が大切だということも言っています。どれくらい多くのことを友達から学んだか、どれくらい多くのことを友達に与えられたかということが大切であるとエリクソンは言っているのです。〟

取られた玩具について自分のものだというような主張よりもむしろ譲ってあげて、〝この玩具は桃ちゃんの玩具〟という見えないルールを敷いてあげることで、桃ちゃんも安心して関われることができたのでしょう。玩具という道具を媒体にして、〝貸し借り〟という遊びを思いつき、その遊びの中で子ども達は時間を、その世界を共有しているように思えました。

そして何より、このやりとりの最初から最後まで、大人が一切入っていないということに、改めて驚きと感動を覚えます。子ども達は子ども達の純粋な〝どんな子なんだろう?知りたいな〟というような関わってみたい欲求、友達に自分の玩具を譲ってあげ、分かち与えることで何か得られるものがあるのではないかという好奇心、そのような感覚からこのやりとりを生み出しているのでしょう。

左下ご覧ください。このやりとりが始まる前にはこれだけだったプレートが、

左下ご覧ください。このやりとりが始まる前にはこれだけだったプレートが、

 

「オレンジも貸して。」「緑も貸して。」「あ、青も貸して。」

「オレンジも貸して。」「緑も貸して。」「あ、青も貸して。」

借りに借りて(笑)

完成しました。

完成しました。

紺ちゃんもジープくんも大満足の様子です。

ここでこのやりとりは一旦終了。さて、桃ちゃんの様子を見に行くと、

こぼしてしまったのですね。

こぼしてしまったのですね。

いつもはこういうものをめったに拾いに来ない女の子(3歳児クラス)が来てくれていました。

「はい、どーぞ。」

「はい、どーぞ。」

 

「拾ってあげるからね。」

「拾ってあげるからね。」

桃ちゃんも一緒に拾い始めます。

二人だけで全部片付けて、

二人だけで全部片付けて、

 

おままごとのような、お料理をつくるような遊びに発展させていました。

おままごとのような、お料理をつくるような遊びに発展させていました。

 一つの玩具、遊びを通して関わり合い、たくさんのドラマが生まれています。今日もまたそんなドラマを探しながら、保育を楽しみたいと思います。

(報告者 加藤恭平)

広い心と深い愛で全部受け止めてね これからもどうぞよろしくです♪EPISODE 1

新年度が始まり1ヶ月が経ちましたね。GWはいかがお過ごしだったでしょうか。

新入園児の子達も少しずつ新しい環境に慣れ、また、そうかと思えばまだ不慣れなところも多分にあり、という、とても日進月歩な一日を過ごしていることと思います。

そんな新入園児(3歳児クラスへの新入園児の女の子がこの度の報告のヒロインです)の姿と、それに関わろうとする異年齢児クラス(3・4・5歳児クラス)の子ども達の姿に感動したことがありましたので、報告します。

 

写真は新入園児の桃ちゃん(桃色の服を着ているから桃ちゃん)です。

写真は新入園児の桃ちゃん(桃色の服を着ているから桃ちゃん)です。

 

パズルをしていますね。このパズル、にこにこ組(2歳児クラス)のパズルです。

中々遊びに入っていくことができず、何か楽しめることはないかと持ってきたところ、少しばかり楽しむことができました。

 

続いて持ってきたのはこのパズル。

続いて持ってきたのはこのパズル。

 

左側桃ちゃんが遊んでいるのは、カラフルな色の型はめ。右側男の子が遊んでいるのは、〝リモーザ〟と呼ばれるものです。カラフルなボタン状のパーツを、柔らかいプラスチックのプレートの上に、押さえるようにはめて模様を作るモザイク遊びのできる玩具です。はめ込む時のプチプチとはまっていく感じがとても心地良いようで、男の子はすいすい組(5歳児クラス)ですが、改めて楽しさに気付いてしまった様子。

真ん中にいる女の子(すいすい組(5歳児クラス)の子です。紺の服を着ているので〝紺ちゃん〟)に見守られながら、集中して楽しむ二人です。

真ん中にいる紺ちゃん(すいすい組5歳児クラスの女の子です。紺の服を着ているので〝紺ちゃん〟)に見守られながら、集中して楽しんでいます。

 

その間にも何度かテーブルの下にパーツが落ちてしまうのですが、それを紺ちゃんが拾ってあげたりと、遊びをサポートしてあげていました。

別のパズルに興味が湧いて、開けようとする時もこぼれないように、また、開けやすいようにすっと手を差し伸べてくれます。

別のパズルに興味が湧いて、開けようとする時もこぼれないように、また、開けやすいようにすっと手を差し伸べてくれます。

 

優しいですね。そして、

何度目だったでしょうか。紺ちゃんの拾ってあげるという優しい行為に反応して、桃ちゃんも。

何度目だったでしょうか。紺ちゃんの拾ってあげるという優しい行為に反応して、桃ちゃんも。

 

一緒になって拾います。

一緒になって拾っていました。

 

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2013年3月5日『感情の伝染』の中でこう書かれています。

〝マイクを使って話をしようとするときに、マイクやスピーカーの音が“ワ〜ン”と耳障りな音が響くことがあります。それは「共鳴」という現象が起きているためです。(中略)学校では、振動数の等しい二つの音叉の一方を鳴らせば、他方も激しく鳴りはじめるということを実験しました。このことから、他人の考えや行動などに心から同感することを「共鳴」ということがあります。

辞書には、「共鳴」の同義語として「共感」ということが書かれてあります。しかし、私は少し違う気がします。共感とは、他者の感情を共有することで、いわゆるミラーニューロンの働きである、相手が痛みを感じる時に自分も痛く感じるとか、相手が苦しがっているのを見ると、自分まで苦しくなるなど、相手の感情も自らに鏡のように写し取って、同じように感じてしまうことを言います。

一方、「共鳴」とは、他人の思想、信条に触れることで、自分の心が揺れ動くことをいうような気がします。「共感」が「共に感じる」という心の中だけの動きに対して、「共鳴」は、「共に鳴る」というように、響きあうというように行動が伴います。〟

紺ちゃんの優しさ、親切心に〝共鳴〟し始めた桃ちゃんです。

紺ちゃんの遊び、遊び方に興味津々の様子。

紺ちゃんの遊び、遊び方に興味津々の様子。

 

ですが、桃ちゃんはこの後、この紺ちゃんの遊びを真似するのではなく、別の展開へと導いていきます。

続編にて報告します。

(報告者 加藤恭平)

物語を理解する

先日の報告で「入園、進級を祝う会」の事について書きました。

あの行事のあとに少し嬉しかったことがあったので報告させてもらいます。

「ぞうくんのあめふりさんぽ」という本を塾長が読み聞かせをし、その横で塾生が役になりきって演じました。

 

その日の午後にお部屋にいくと女の子が木のベンチに座って本を読んでいました。

何を読んでいるのかな?と見てみると、

午前中に行った「ぞうくんのあめふりさんぽ」でした。

dokusyo

どういう経緯かどうか分かりませんが、おそらく午前中に見て、実際に自分で読んでみたくなったのでしょうね・・・なんだか嬉しくなって報告させてもらいました。

ただ塾長は発表会で子ども達の劇をさせる場合は、十分に物語を子ども達が理解していないと台詞も動きも覚えにくいから、題材にする絵本を自然と読み聞かせを多くするなどをしたほうがいいです。と言われます。

あと、去年の3、4、5歳の担任の先生はクラスごとに発表する絵本を子ども達が自然と読みやすいように置いたり、ペープサートなんかも用意して、子ども達が自分たちで自由に演じれるような環境を用意していました。

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それでも、なかなか物語を理解しにくいようでしたら、思い切って先生が演じるのもありかもしれませんね(笑)(報告者 山下祐)

2016年度塾セミナースタート! その2

 

その1では、ワークショップ形式で行う理由を書いてきました。その2では、4月のテーマ『お茶と落雁』についての実際のワークショップについて報告させていただきます。前回報告した内容のスライドに引き続き、お茶について、話をさせていただきました。

まずは、お茶の歴史から(笑)お茶は平安時代に遣唐使によってもたらされました。当時、伝来した中国茶は、今の烏龍茶に似ていたことから、このお茶の色が現代人の言う茶色になりました。しかし、当時はこのお茶文化がなかなか定着しませんでした。それが、鎌倉時代に入り、栄西が中国から持ち帰ったお茶を長崎県の平戸に植えます。そこから、お茶を飲む習慣が普及していったと言われています。ちなみに長崎県平戸市は私の故郷です。(笑)

ただ、お茶をやってますと言うと、先生の趣味でやっているように思われてしまうかもしれません。それを、指針に当てはめていくことで、保育と言えます。お茶を通して経験してほしいことは、めりはりやおもてなしの心などです。では、具体的に指針に当てはめていきましょう。

まず、指針の第3章「保育の内容」を読むと、1に保育のねらい及び内容が書かれています。ここには、「養護」と「教育」に関わるねらいと内容が記されています。この「養護」から見ていきます。「養護」は、「生命の保持」と「情緒の安定」の2つの柱から成り立っており、情緒の安定の中に、お茶が当てはまるものがありました。情緒の安定のねらいの中に、

「一人一人の子どもの心身の疲れが癒されるようにする。」

という項目があります。これは、近年注目されている「ティーセラピー」にも関わっているなと感じました。ティーセラピーでは、お茶とセラピーが融合したもので、お点前の稽古から、お茶を通して心を落ち着かせるということに目的が変わってきています。心身の疲れが癒されるようにする手段の1つとして、お茶が有効的だと言えると思います。

次は、「養護」と「教育」の「教育」を見ていきます。「教育」は、健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つの領域から成り立っています。「環境」領域の内容の中に、

「①安心できる人的及び物的環境の下で、聞く、見る、触れる、嗅ぐ、味わうなどの感覚の働きを豊かにする。」

と書かれています。茶室という安心できる空間で、畳に触れ合ったり、お茶を味わったりと感覚の働きを豊かにすると考えられます。また、

「⑤季節により自然や人間の生活に変化のあることに気付く。」

「⑧身近な物を大切にする。」

というのは、茶道具を通して、経験することができます。主に、茶碗や棗(抹茶の入った容器)は、その季節の柄の入った物を使用します。また、お菓子もその季節の旬のものを食べますし、茶室の中には、旬のお花を生けます。このようなところで、季節の変化に気付くことができますし、その茶道具はもちろん大切にしないといけませんね。

5領域の中の「言葉」領域のねらいには、

「①自分の気持ちを言葉で表現する楽しさを味わう」

と書かれています。そして、内容の中には

「③保育士等や友達の言葉や話に興味や関心を持ち、親しみを持って聞いたり、話したりする。」

「④したこと、見たこと、聞いたこと、味わったこと、感じたこと、考えたことを自分なりに言葉で表現する。」

「⑤したいこと、してほしいことを言葉で表現したり、分からないことを尋ねたりする。」

と書かれています。これらは、お茶をやると子ども達は自然と自分の言葉で表現しますし、分からないことは尋ねたりするので、これらの経験はしていると思います。

最後に「表現」領域のねらいには、

「①いろいろな物の美しさなどに対する豊かな感性を持つ。」

「②感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。」

とあります。茶道具の美しさもそうですが、新宿せいが保育園の茶室からは日本庭園が見ることができます。その中には、日本の美を感じることができますね。

また、内容の中には

「①水、砂、土、紙、粘土、などの様々な素材に触れて楽しむ。」

「③生活の中で様々な音、色、形、手触り、動き、味、香りなどに気づいたり、感じたりして楽しむ」

「⑤様々な出来事の中で、感動したことを伝え合う楽しさを味わう。」

とあります。まさに、落雁の食感や味を楽しむ場ですし、茶室の静かさを感じたりと、五感で感じるような体験ができる場だと思います。

このように、保育指針にお茶を当てはめてみると、いろんなところに当てはまるものがありました。そして、このお茶をセミナー参加者の皆さんに実際に体験してもらいました。詳しいお点前のことはあまり言わず、飲み方だけ少し写真を使って説明をし、2グループに分かれてお互いにお茶を点て合い、作った落雁を食べて、お茶を飲みました。茶室の狭い空間にたくさんの大人が座っているので、会話が弾むのか、参加者の会話が去年のセミナーより多い気がしました。また、落雁作りでも、作りながら会話が生まれるので、距離が縮まるのも早いようです。次回のセミナーの際にも、報告がしやすい雰囲気ではないかなと思っています。参加者からの報告があれば、また私から報告していこうと考えています。

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西村 宗玲