ドイツ報告2014-13

このエントリーをはてなブックマークに追加

2019/8/13

子どものロッカーに何か貼ってあります。

「つくりとちゅう」「おうちにもうてかえるもの」

下の段の子も

2014年7月6日『ドイツ報告2014-13』の中でこう書かれています。

「小さな研究者たち」という取り組みをしている園で、科学実験を体験してみて、こんなことを感じました。科学というより、研究という分野は、驚き、好奇心、工夫、観察、創造という内容を包括したものであるとしたなら、幼児教育そのものかもしれないということを感じました。それは、この園の様々なところに置かれている「モノ」という環境からも感じることができました。それは、保護者達が作ってくれたというハウス・フェア・フォルシャー(研究者たちの家)の内部を見たとき、研究ということの確信が持てました。
 例えば、私たちが用意する制作ゾーンでは、「発明品を制作する」と考えれば、科学ゾーンになるのです。

子どもたちなりの工夫が生まれるのも、ゾーンという環境の力だと思いました。

(報告 加藤)

ドイツ報告2014-13」への2件のフィードバック

  1. 科学の見方が変わったブログの内容でした。科学ゾーンと言うと取り入れることがとても難しいと感じてしまいます。しかしこのように柔軟な発想で科学のことを考えると、取り入れることも簡単になると思います。保育士の見方1つで子供の遊びも広がると思うと、学びの重要性を再認識しました。発明品を制作するこの感覚を、早速、園でも話してみたいと思います。

  2. S.yuyaさんへ
    コメントをしていただきありがとうございます。
    そのような感想を寄せていただいてとても有り難いです。実際に科学ゾーンというのはとても必要なものだと思います。ただ、
    科学という概念は科学ゾーンでのみ生まれるものでないという解釈のお陰で、実際に昨年ゾーンを考える上でどこか気を楽にして考えられたように思います。塾長の教えは、現場を楽しく考える方に導いて下さると改めて思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です