今年度最後の臥竜塾セミナー EPISODE FINAL

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

先ずは、横浜六ツ川保育園の先生方の発表からクローズアップ。

先ずは、横浜六ツ川保育園の先生方の発表からクローズアップ。

何でも黒板にできる塗料を用いた回の実践報告で〈むTwitter〉なるTwitter風ボードを作成されました。写真のように、紙に可愛かった子どもの姿や感動した出来事などを書いて掲示し、子どもの姿を共有できるボードに仕上げておられました。職員同士が共有して楽しんでいる姿を見ることができ、とても面白かったと報告をして下さいました。

次は、慈光保育園の先生の発表からクローズアップ。

次は、慈光保育園の先生の発表からクローズアップ。

 科学をテーマにした回で水と油の実験をしました。その回のことを園に帰って報告をした際に調理の先生からドレッシングの原理に似ているという旨のアドバイスがあったとのことです。その言葉にヒントを得て、年長児のクッキングの際に〈ドレッシング作り〉へと発展させられていました。

次は新宿こだま保育園の先生の発表からクローズアップ。

次は新宿こだま保育園の先生の発表からクローズアップ。

豆腐作りの回の実践報告です。

写真左側の男の子の表情をご覧ください(笑)

写真左側の男の子の表情をご覧ください(笑)

当日は驚かれた先生も多かったように思い出すところで、しぼり立ての豆乳は何とも言えない独特の風味があり、顔を思わずしかめてしまう味わいでした。子どもたちもあの味を経験したのですね。とても貴重な体験だと思います。

〈温めた豆乳を飲んでみよう!「美味しくなってる」

〈温めた豆乳を飲んでみよう!「美味しくなってる」

完成した豆腐に喜ぶ子どもたちの表情が浮かんでくるような報告をしていただきました。

 次は、いるま保育園の先生の発表からクローズアップ。

次は、いるま保育園の先生の発表からクローズアップ。

燻製作りの回の実践報告で、ちくわなど、卵アレルギーの子どもに配慮をした食材を用意してやっていただいたそうです。子どもたちの評判も上々であったようです。写真の男の子の香りを嗅いでいるかのような姿勢もいいですね。

最後にみんなのとっぽ保育園の先生の発表からクローズアップ。

最後にみんなのとっぽ保育園の先生の発表からクローズアップ。

 

園庭を作り変えることに取り組まれているようです。

園庭を作り変えることに取り組まれているようです。

とてもスケールの大きな取り組みですね。そこに黒板を導入し、子どもたちが自由に絵を描けるように環境設定をされたとのことです。気付くと黒板を支える木の部分がチョークで彩られているとのことで、「黒板のところに描いてくれない。こちらの思い通りにはならないものですね(笑)」と会場を笑わせて下さいました。

それぞれの園で独自に実践をしていただき、また、その実践内容がどれも素晴らしく、とても勉強になりました。

最後に、塾生を代表して森口先生から締めの言葉をいただきました。藤森先生の助手として確実に力をつけておられることがはっきりとわかる素晴らしい演説でした。その中でとても印象深かったのは、「〈学ぶ〉ことは〈真似る〉こと。自分も以前いた園にいた時はこんなに真似ばかりしていいものかと不安だった。しかし、〈すっかり真似をする園からどんどん伸びていく〉という藤森先生の言葉通りで、出張先でも、そのように実践をされている保育園さんはぐんぐん伸びている、そんなように感じる。」という話です。

〈真似る勇気〉と森口先生は表現されていました。真似る勇気、それは謙虚に学ぼうとする勇気、姿勢そのものなのかもわかりませんね。

参加された先生方の実践からたくさんの学びを得ることができたこの度のセミナー。最後に焼きあがったコップを渡して今年度最後の回は幕を閉じました。

来年度もまた、引き続きワークショップ形式によるセミナーを開催していきます。異なるのは〈文字・数・科学〉に特化する、という点。どのようなセミナーが展開されていくのでしょうか、考えるだけでわくわくしてきます。

参加者の皆様とこれからも学びを深めていきたいと思います。来年度の臥竜塾セミナーも、どうぞよろしく御願い致します。

(報告者 加藤恭平)

今年度最後の臥竜塾セミナー EPISODE FINAL」への4件のフィードバック

  1. 今年も一年間セミナーお疲れ様でした。ワークショップ型セミナーということで、毎回とても楽しみに拝見させていただきました。準備をしながらも楽しそうな塾生のみなさんが羨ましくもありました。実践発表をされたのですね。セミナー内容を各園の応用を加えてされていて、新たな学びがあったりとまさにフィナーレに相応しい会だったことが感じられました。実践園でも、毎月園での新たな体験を楽しみながら準備、実施をしていることを耳にしていたので、次年度への期待も高まりますね。私自身もぐんぐん成長出来るように、来年度もぜひ参加させて頂きたいと思います。

  2. FIATさんへ
    いつもコメントありがとうございます。
    〈ワークショップ型〉という方式がこれほどまでに楽しく、これほどまでに人と人を結びつけるものだとは、といったところが正直な感想で、参加して下さった方々と一緒になって楽しい時間を過ごすことのできたこの一年間でした。来年度も本当に楽しみです。ぜひ参加されて、一緒にセミナーを盛り上げていって下さいね♪

  3. 年度末バタバタとあわただしく過ごしてしまいました。今更ですが書かせていただきます。1年間ありがとうございました。毎月の取り組みの中で、改めて僕らの取り組んでいる保育の可能性を感じました。そしてやはりいろいろな人がいる環境が子どもたちにとって今を未来を見つめるきっかけになるのだと自分の保育観を確認する機会にもなりました。塾生の方々、参加者の方々のあたたかさに感謝の気持ちでいっぱいです。またお会いできる日まで。

  4. 慎吾先生、コメントありがとうございます。そして早速の参加申し込み、ありがとうございます。塾生一同、楽しみにしています。
    私たち塾生は講座の度に「本当にこれで大丈夫なのだろうか?」「参加してくださった先生方に学びはあったのだろうか?」といつも自問自答しています。しかし、最終的に感じることは参加してくださった先生方のお陰で、年間講座は成り立っているということです。先生方のお陰で塾生も少しづつですが成長しているようにも思います。とは言ってもゴールは見えないというか「保育」を知れば知るほど「保育」というのはどこまででも続く「道」のように思います。その「道」をずっと一緒に楽しく歩み続けていければと思っています。これからもご指導、よろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です