成長展(学童)

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先週末の土曜日に新宿せいが保育園にて成長展が行われました。

学童でも1つブースを設けさせていただき、1年間を通しての子どもたちの姿、成長を主に写真とコメントを用いて展示させていただきました。

その学童ブースの中の展示で核となったものをご紹介させていただきます。

今年度の学童の子どもたちの姿や活動の中で最も濃いものを選びました。

それは、この生臥竜塾ブログに何度かに分けて投稿させていただいた「話し合い」です。

子どもたちは日々の生活の中で、月案会議の最中に「やってみたい」「やりたい」というヒラメキを私たち職員に、そして他の子たちに主張してくれました。

では、その「やってみたい」「やりたい」を実現させるにはどうしたら良いかと振ると、話し合いを行います。

今年度の子どもたちはこの話し合いの姿がとても多く見られました。

その姿を四季に沿って色別に分けて展示したものがこちらです。

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ヒラメキの発展

 各色の付箋は、子どもたちにこの話し合いで思ったこと、感じたことを書いてもらい、学年を色別に分けました。

青:1年生 黄緑:2年生 オレンジ:3年生 ピンク:職員の意図する思いとなっております。

そしてその話し合いが発展し、活動となった展示がそのすぐ右にありました。それがこちらです。

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活動~振り返り

 

そしてその活動を子どもたちと一緒に振り返り、次のヒラメキの誕生に発展したりして次の活動に活かしていきます。

この一連の流れは、職員から子どもたちにおろしていったのではなく、子どもたちの自発的な取り組みです。

これを1年間通して経験してきた子どもたちが単純にすごいなと思ったということと、この経験が今後の子どもたちにとって大きな財産になったと確信できる思いです。

「やってみたい」「やりたい」というヒラメキを実現するために話し合い、活動に移し、振り返りを行って、次に活かす。

それがわかりやすい活動例があります。

それは「先生をやっつけろ」という活動で、先生1人対子ども複数人で行う、マットの上で先生を倒すというイベントです。

そのイベントを行うためにはという話し合いで、先生の誰を呼ぶかを決め、アポをとりにいきます。

そしてイベントを行い、その後に振り返りを行います。

倒せた先生は良しとして、倒せなかった先生に対してはなぜ倒せなかったのかをみんなで考え、作戦を練って次に活かします。

このイベントは昨年度もあり、私も呼ばれたことがありますが小学校低学年の子たちと言えどとても手強く、ハードでした。

この「先生をやっつけろ」は今年度も2回行っていて、1回目は何とか耐えることができたのですが、2回目には倒されてしまいました。

それは振り返りを行った際に新たな作戦として、「足を抑えれば倒しやすい」と1人の子が提案したことによって生まれたことが1番の要因です。

その発案者の子に聞いてみたところ、活動中に考えながら行っていたら思い付いたと言っていました。

もし、振り返りの機会がなかったら、その子は自分の中に留めておいたままだったかもしれません。

ここからも振り返りの大切さを改めて知ることができます。

しかし!

その案を持ってしても勝てない相手がいます。

それは、強く子どもたちの憧れである通称「長男」であり、我らが臥竜塾の塾頭の山下先生です。

そんな山下先生にどうしても勝ちたくて、毎度挑戦するものの勝てていません。

そんな学童の子どもたちの学童での生活も残り1ヶ月を切りました。

現在子どもたちは、「もう1度先生をやっつけろをやりたい」「長男を倒したい」と息巻いています。

今後山下先生のご予定を聞き、最後の「先生をやっつけろ」が催されることでしょう。

(投稿者 若林)

成長展(学童)」への2件のフィードバック

  1. 成長展、お疲れ様でした!
    私自身、自分が働いている園での成長展を終えて、反省をしました。それは、もっと子どもたちの一年の成長を伝えられるような方法があったのではないかということです。そのような反省が出てくるということはまだまだ私自身、子どもたちの変化にしっかりと気が付いていないのかなと思いました。また、成長展での成長の展示の工夫を意識することで、日々の保育でもテーマを持ったり、視点を絞って子どもの様子に注目することができるのかもしれません。そのような視点もまだまだだったなと気付かされました。ちょっとシュンとなったのですが、いやいや、次に向けて生まれたこの課題をエネルギーに変えることで、自分自身も成長しながら、子どもの成長を感じていきたいなと思いました。改めて、今日の若林さんの投稿のおかげてそんな気持ちを整理することができました。ありがとうございました!

  2.  成長展お疲れさまでした。面白い試みの連続で織り成された学童での生活も残りわずかですね。ロールプレイングゲームの最後はボス、〝ラスボス〟がいるものですが、塾頭はまさにラスボスですね(笑)鍛え抜かれた鋼の肉体は人数に加えて工夫が勝負の鍵を握ることと思います。〝『先生をやっつけろ』〟という企画タイトルもセンスに満ちた素晴らしいものです。先生と文字通り体ごとぶつかって得た信頼や感情は、それこそ宝物と言えるものになりうるものですね。
     それでは塾頭!大人の強さ見せてあげてください!(笑)

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