支配的指導

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2019/7/19

塗ることの諦められた塗り絵、少し使っただけで捨てられていた紙、それらを使って何か作れないか、と子どもたちに提案してみると、

「目はそっちにしよう」「それはこっちの色の方がよくない?」

話し合いながら、一つの完成形へと向かっていく姿を見せてくれました。

2020年1月13日『支配的指導』の中でこう書かれています。

人間関係の中で学び、協力し、助け合うことが日本人の特性であるとも言われています。欧米では、教師からの指導が中心になっているのです。この事実を私は知った時に、今までの保育カリキュラムは、欧米で考えられたものが中心で、特にアメリカでのカリキュラムは、保育者が子どもにどのようにアプローチするかということが中心課題になっていることが頷けました。しかし、この研究が小学校以降を対象にしていますが、実は、保育においても子どもたちの発達は、大人から教わるのではなく、人間関係から、子ども同士のかかわりから学ぶべきであろう私は考えています。しかも、それは、その方が効果的であるのは、もともと人類は人間関係の中で、協力し、助け合い、教え合うことで進化を遂げてきたからです。

『恐竜』

子どもたちだけで作り上げる作品に、いつも不思議な魅力を感じてしまいます。

(報告 加藤)

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