報告が少し遅くなってしまいましたが、7月12日に臥竜塾のワークショップを行いました。
先ずは、前回の「ブラヘイジ」と前々回の「黒板作り」を通じて、自園での取り組み状況を発表してもらいました。ブラヘイジについては、子どもとの散歩中にある坂の名前や長さに子どもが興味を持つきっかけになった。という園さんや、自分の園の周りのものを注意深く見るようになった。という園さんもありました。黒板作りでは、園で作ったものの写真を持ってきてくれ、誕生日の子どもや、先生の名前を書く用の黒板を作った園さんや、先生同士のメモを書き込んだりしているという園さんもいまいした。また、まだ取り組めてはいないが、今後取り組んでいきたいという声もありました。
その後は、調理についてのワークショップを行いました。
始めは、保育指針に書かれている「食育」に沿って新宿せいがでの取り組みを、パワーポイントを使って紹介させて頂きました。そして今回のワークショップは「ダンボール燻製箱作り」という事で、始まる前から作っていた自家製の燻製を食べてもらいながら取り組みを聞いてもらいました。
その後は実際に燻製箱を作ってもらいました。そして、火のつけ方や注意事項を伝えて、質問などを聞き今回のワークショップは無事に終了しました。
作るの事態はとても簡単ですし、季節的にも外で楽しめると思うのでぜひ自園で作ってもらいたいと思い、今回燻製箱を作ってもらいました。そして、スモークチップの香りなどバリエーションがあるので楽しんで頂きたいと思います。(報告者 柿崎)
今回のセミナーは調理からのアプローチという話を聞いて、改めて保育士だけでなく、保育園にいるすべての人が子どもたちにとって何がプラスになるかを考えているというスタンスの重要性を感じました。それぞれの立場から子どもたちの育ちを考え、それを共有していく。そこには今まで見えなかった道が広がる可能性がある気がします。保育園という環境には無限の力(人的資源)があるのだと思いました。
セミナーお疲れさまでした。真吾さんのコメントもとても嬉しいですね。〝保育園という環境には無限の力(人的資源)がある〟調理の柿崎先生が指針を語り、給食を保育へ繋げていく姿勢、食育への面白み溢れる豊かなアプローチ、そういったものが参加者の皆様にとても響いたこの度のセミナーだったのではないかと感じています。
試食として出された出来立てスモークチーズ、スモークソーセージもとても評判がよく、実際とても美味しいものでした。保育の現場に限らず、プライベートや、例えば職員同士の暑気払いなどのイベントの時などに、ちょっとした時間でつくれてしまうこの燻製箱と今回得た知識は、これから大いに活躍してくれそうな気がしますね。