話すのを待つ

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友だちの反応を、覗き込むようにして見つめる新入園児

ぐんぐん組(1歳児クラス)の午睡前、寝る前の絵本の読み聞かせを嬉しそうに見ていた子を、嬉しそうに覗き込む新入園の子です。

2020年8月19日『話すのを待つ』の中でこう書かれています。

人の話を聴くことがどんどん難しくなってきているのは、やはりスマホやタプレット等の通信デバイスを捨てられないことが影響しているのではないかとキャシーは考えます。完全にデバイスに依存している人と話をするには、デバイスを無理やりもぎとるぐらいのことをしないといけないというところまできていると言ってもいいのではないかとキャシーは言います。

表情を見て、相手の感情を読み取ったり、理解したり。生の関わりの中でしか育まれないものが園にはあるようです。

(報告 加藤)

話すのを待つ」への2件のフィードバック

  1. ご無沙汰しております、初めてコメントさせていただきます。この2人とそれを見守る保育士の間に、とても素敵な時間が流れているのが伝わってきました。こんな子ども同士の”間”を見守れる時が、保育士としてとても幸せな時間であり、見守る保育を経験していて本当に良かったと思える瞬間だと思いました(^^)いつも素敵な記事をありがとうございます。

  2. 樺山花実さんへ
    コメントいただきありがとうございます。
    Fujimori Methodに出会う前は、間を感じることなど、まるであり得ないことのように思っていました。それを感じられるのは、もしかしたらFujimori Method以外の保育に肌で接した経験があるからかもわからないと思えてきます。
    保育とは道と塾長は言いますが、最短経路はきっと人それぞれで、このような話題をまだ共有出来る嬉しさというものが、同じ仕事を続けていると生まれるものなのですね。コメントいただけたことに心から感謝します。

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