Red floor philosophy episode 4 ちとぐんとにこ

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気になることがありました。

ちっち組(0歳児クラス)の部屋にあるガラス窓です。

ちっち組(0歳児クラス)の部屋にあるガラス窓です。

にこにこ組(2歳児クラス)やわいらんすい組(3・4・5歳児クラス)が階段を下りる際にここを通ります。

つかまり立ちをしている手が気になるようです。

つかまり立ちをしている手が気になるようです。

 

おもむろに合わせようとするにこにこ組(2歳児クラス)の女の子。

おもむろに合わせようとするにこにこ組(2歳児クラス)の女の子。

 

ちっち組(0歳児クラス)の男の子は一度その場を離れるのですが、

ちっち組(0歳児クラス)の男の子は一度その場を離れるのですが、

 

また戻ってきた時にも、

また戻ってきた時にも、

 

やっぱり合わせてみます。

やっぱり合わせてみます。

 何だか不思議ですね。

また別のある日。

ここでも。

ここでも。

 

ここでも。

ここでも。

お相手はぐんぐん組(1歳児クラス)の子です。

12年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2012年7月17日『五感を刺激』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)

「赤ちゃんは、自分の五感を研ぎ澄ますためにいろいろと身の回りのものに興味を持ち、そ尾に働きかけていきます。その時に、身の回りの物として、自分の手や足に興味を持ち、その動きを眺め、自分で自分の手や足を触るようになります。その研究は多いのですが、同様に、そのころになると、隣で寝ている子、目の前でハイハイしている子、伝い歩きをしている子、やっと歩き始めた子をじっと眺めている姿はあまり研究されていない気がします。そのころの五感を養うために行う行為を「遊び」と規定をするならば、隣にいる子は「立派なおもちゃ」になります。なぜなら、隣の子は五感を使ってその存在を確かめないといけないからです。その行動を見る、泣き声を聞く、臭いを嗅ぐ、触ってみる、なめてみるということをすべて体験できるのです。」

面白いもので、〈相手〉という言葉の中にも〈手〉が含まれてますね。その〈手〉を媒体にしたちっち組(0歳児クラス)の子どもたちからの積極的なアプローチに対するぐんぐん組(1歳児クラス)、にこにこ組(2歳児クラス)の子どもたちの応答的な関わりの形であることが理解できました。

そんな姿を追っていると、いくつかの面白い出来事に出会うことができました。

先ずは、先程登場した、つかまり立ちをして間もないこの写真の女の子。

先ずは、先程登場した、つかまり立ちをして間もないこの女の子。

次回報告します。

(報告者 加藤恭平)

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