新臥竜塾生

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今回の臥竜塾は新宿せいがに入って2年目の保育士の加藤君がめでたく臥竜塾生となり、初参加のお祝いでした。

食事をし、塾生から加藤君へのお祝いのメッセージを一言ずつ言っていきました。その中でみんなが共通して言っていたのは「熱い」というのが加藤君に対する印象で、「熱い想いで」や「熱く話し合い」といった言葉を交えて歓迎のコメントを贈っていきました。最後に塾長からのメッセージは、塾生が毎週見ている大河ドラマ「花燃ゆ」から「松下村塾のような熱い想い過ぎて周囲が見えなくなってしまわないように。そして、熱い想いを実らすにはやはり命が大切」というお話と、「子どもは時に残酷なときもあるが、そういった面も含めて好きになれるのが本当の意味で子どもが好きと言える。同じように臥竜塾も勉強していない部分も含め良い仲間と言える」というお話をしていただきました。

 

加藤君からは「臥竜塾に入るのが本当に楽しみでした。今までは我流だったのがこれからは臥竜という事でこれから塾長や仲間たちと高め合い活かしていき、子ども達のために頑張りたいです」という事でいた。

 

『「我流」とは自己中心的という感じが強く出てしまうが、「省我」の「省」は、「省く(はぶく)」とも読むが、「省く」とは「のける」という意味ではなく、無駄なものをそぎ取って「真理をみる」ということ。無駄とは「自分が、自分が」という「我」を抜いて、本当の自分が見えてくるという意味』という事も塾長から教えてい頂きました。

 

話題は変わり「科学」の話になりました。

中学の教科書で、森へ行った時に寒くなったので火をつけて温まろうということに、アメリカなどの科学では、何かを燃やすときにはいろいろ燃やしてみたなかでよく燃えたものは長細いものだったという結果から、次にまた行うときには長細いものばかり集めてまた燃やそうとするがそうすると、その中でも燃えないものが出てきたときにその結果から細長い木が燃えやすいと試行錯誤することが「科学」なのだが、日本ではそうはしていないという話しをしました。

 

今回のメニューは、加藤君の初参加祝いという事で、加藤君の好物の「ちくわの磯辺焼き」作ろうという事になりました。そして、「豚バラ肉」が好きという事で、「豚バラの生姜巻き、みょうが巻き」他には、塾長が頂いたという讃岐うどんと、チンゲン菜でお浸しとクリーム煮を作り、食後にはケーキでお祝いをしました。いろいろな種類のケーキがあったのでそこはもちろんみんなで食べたいものに指を刺しかぶったらジャンケンという臥竜塾では恒例の決め方をしました。

(報告者 柿崎)

今回の食事

今回の食事

お祝いのケーキ

お祝いのケーキ

新臥竜塾生」への3件のフィードバック

  1. 加藤さん、臥竜塾生おめでとうございます!熟成された塾生になっていってください(あんまりうまくないですね笑)。まだまだ加藤さんと多くの時間を共有したわけではないですが、加藤さんと話をしている時、とても楽しかった思い出があります。また、じっくりお話ができる日を楽しみにしております!松下村塾、長州の狂気に満ちた突き進み方は、周りの声に耳を傾けていない姿でもあったのかもしれませんね。私自身も熱が上がりすぎてしまうとそのようなことがあるので、気をつけなくてはいけないなと思います。無駄なものを削ぎとって、真理をみる省くということ勉強になりました。自分が自分がという我は自分のためと思っているのかもしれませんが、自分を逆に滅ぼしてしまう姿勢でもあるのかもしれませんね。気をつけなければと思います。科学の話もおもしろそうです。日本ではもしかすると、最初に燃えやすいものを教えてしまうかもしれませんね。「こういう物が燃えやすいです」「こうするとこういう反応があります」というのは確かにそれを実験で検証する過程におもしろさも感じられるかもしれませんが、そうではなく、やってみてなかから科学を見つけるやいろいろ試したりしながらという姿勢が物事を学ぶことであったり、科学することでもあるかもしれませんね。今日も刺激がたくさんありました!

  2.  熟成された塾生とは流石!恐れ入ります(笑)僕ももりぐちさんと話せたあの時間のこと、忘れられません。こうしてブログにコメントを入れていることがあるからか、話の進み方がすごくスムーズで、あっという間に熱い話題になれますよね(笑)熱い志をもった人が遠い地にもいるということ、とても勇気になっています。
     そして、入塾のお祝いをしていただいて、本当にありがとうございます!とても嬉しかったです。塾頭はじめ塾生のみんなが食事をつくってくれている間、僕は貝を磨かせていただきました。磨いている間に次第と時間を忘れて、軽いゾーン体験をしました(笑)そのような環境、雰囲気が塾の中に流れていて、とてもアットホームで、心くつろげる時間を過ごさせていただきました。これから火曜日が本当に楽しみです。
     そんな中でも柿崎先生がメモを取りながら、ボイスレコーダーを回しながら今回の報告に向けて準備をしている姿を見て、とても勉強になりました。先生のような丁寧な報告が書けるように、邁進していきたいと思います。

  3. 今回の、「勉強していない部分も含め」といった部分に強く惹かれました。以前、塾生でない職員が「君たちは塾生として、藤森先生の教えを直接学んでいるけど、自分は塾生ではない。でも、自分はそれと同じくらい学んでいる。それは、藤森先生の普段の何気ない仕草や言葉の選択、行動や佇まいなど、学ぼうとすればいくらでも学べるからね。」と言っていました。それと同じように、塾中に勉強していない部分があったとしても、それが時には学びへとつながることがあるのだと感じます。熱い想いを実らすためにも、適度な冷静さを兼ね備え、仲間という存在を大切にしていきたいと思いました。
    そして私は、加藤先生の入塾を、どちらかというと「ありがとうございます!」といった視点で迎えさせて頂きました。これは、私の直感ではあるのですが、今後の自分を人としての更なる高みへと向かわせる、そういった原動力・促進剤になってくれると強く感じているからです。

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