おはぎ大臣参戦

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9月8日(火)の生臥竜塾

今回の生臥竜塾には外部臥竜塾生の森口先生が参加してくださいました。

今回は塾メニューの方から報告させていただきます。

森口先生が塾長の書かれている臥竜塾ブログのコメント等で好物として書かれていたことから情報を入手し、森口先生の好物を用意しました。

そう、おはぎです!

そこで塾長のアイディアでサプライズを決行!

塾生は共通して肉が好物という手前で全員ステーキ丼ですが、森口先生は好物がおはぎなので1人だけおはぎ…

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おはぎ大臣

 

さすがは森口先生、期待を裏切らない反応を見せてくださいました(笑)

そこで塾頭から森口先生を「おはぎ大臣」に任命するとのお達しが!

塾生は皆、好きな食べ物に当てはめて「~大臣」と任命されているのです。

ちなみに私は「にんにく大臣」です(笑)

もちろんその後、森口先生用のステーキ丼を出してみんなで美味しくいただきました。

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ステーキ丼、サラダ、なめこ汁

 

そして、最後にデザートとして全員でおはぎを食べました。

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おはぎ

 

今回の塾内容は、先週末に塾長と西村先生で長崎へ出張に行かれた話から始まります。

この出張の際に「手順書」と言われるオムツの替え方の手順が記載されているものに出会ったそうです。

その手順書が作られた経緯は、同じ替え方、その手順を守ることで子どもが安心すると考えられて作られたもののようです。

この考え方に関して賛否両論あると思いますが、塾長は賛否以前に「自分ならどう作るかを考える」とおっしゃっていました。

例えば、「子どもが替えて欲しいというような表現、アクションを起こしてから替えましょう」や「替える際に話しかけながら(共感するように)替えましょう」などのことを挙げていらっしゃいました。

1つの理論があれば、賛否が分かれてしまうのはほぼ必然なことです。私もこの手順書のことを知ったとき、賛否を第一に考えてしまいました。

塾長の考え方を見習わなければいけませんね。賛否どちらにしても参考になる部分が必ずあることを忘れないようにしていこうと思えました。

また、今回の長崎出張の際に、長崎見守る保育研究会の先生方から、長崎でも塾長を含めて「臥竜塾」と同じスタンスで勉強会を行いたいと提案を受けたそうです。

そこで、塾長はその学びの場を「見龍塾」と名付けたとおっしゃっていました。

見龍のいわれは2010428日の「時の書6」にあります。

1部分を抜粋しました↓

「見龍とは、人を見て学ぶ龍です。師となる人物を見つけ、基本を修養する段階です。易経には「見龍田(でん)にあり、大人を見るに利あり」とあります。いままで、自分の志を持ち、じっと潜んでいた龍は、世間(田)に出てきます。まだまだ力はありませんが、少しずつ眼先が見えるようになってきます。そして、学ぶべき師(大人)に出会うために、人と出会い、物事の兆しをよく見なければなりません。そのためにも、この時期には、同時に見る力をつけないといけないのです。そして、真似をすることで「学ぶ」のです。まねることは本当の実力ではありませんが、本当の実力をつけるために、成長するために必要なことなのです。」

詳しくはこちらをご覧ください↓

http://www.caguya.co.jp/blog_hoiku/archives/2010/04/6_2.html

ちなみに「臥竜」に近いものがあると塾長がおっしゃっている「潜龍」に関してはこの1回前の4月27日の「時の書5」に記載されていますので、こちらもぜひご覧ください。

http://www.caguya.co.jp/blog_hoiku/archives/2010/04/5_1.html

話は変わり、来週の火曜日に行われる塾生が行うセミナー、次回のテーマは「食育」ということで、柿崎先生がプレ発表を行ってくださいました。

詳しい内容はまだセミナー前ですので伏せておきますが、ざっと項目だけ紹介させていただきます。

食から保育を考えるということで、「食育三本柱」「食育三本柱の実践報告」「食を五領域に当てはめた、五感を使った保育」等です。乞うご期待!!

最後におはぎ大臣こと森口先生から締めのお言葉(感想)をいただきました。

「雰囲気が良い。だから間違ったことは言っちゃいけないというような緊張感が一切なく、発言に気を張る必要がないので思ったことを素直に発言できる場で居心地が良かったです。また、発言したことに関してまずは共感してくれていると感じ、包容力さえ感じました。」

素敵な締めのお言葉ありがとうございました!

またご参加いただける日を塾長、塾生一同楽しみにしております!!

(報告者 若林邦彦)

おはぎ大臣参戦」への3件のフィードバック

  1. 「見龍塾」。いいですね〜。私たちの身近なモデルとしても、たくさん学ばせて頂きたいと思いました。また、オムツ替え一つをとっても、「子どもが替えて欲しいというような表現、アクションを起こしてから替えましょう」や「替える際に話しかけながら(共感するように)替えましょう」などといった、まさに「機能のマニュアル」的な思考、何を大切にその行為をするのか、といった部分が大切であることを感じました。
    そして、森口氏の来塾によって、不思議とさらにやる気がみなぎってくる感じがしました。言葉では言い表すことができない何かを持っている存在、また、自分を奮い立たせてくれる存在でもあります。

  2. 丼の蓋をあけた時の「カパッ」というなんとも軽いあの音、感触は忘れられません笑
    大好物のおはぎに大満足でありました。そして、なによりそのお心使いが嬉しかったです。
    おむつの手順の話ですが、確かに藤森先生はそのことへの賛否ではなく、自分ならどういう手順書を作るだろうか、みんなならどう思うだろうかということをまず考えておられました。その話がでた時に、私も自然とまず賛否から考えようとしていました。良い悪いではなく、そこから自分だったらどう考えるかというただ頭で考えるだけではない、実践の考え方が大切になってくるのではと教えていただいた気がします。柿崎さんの食からみた5領域の実践例は普段、5領域とは少し距離がある人もとても分かりやすく、実践していることを整理できたり、さらに実践へと繋がっていくきっかけになるのではないかと思いました。
    あ、焼肉が食べたいな〜と思っていた私にとってもステーキ丼はかなりグッとな一品でした!ありがとうございました!!
    スプライトは控えます…。

  3.  この日の塾は、本当にいい日でした。もりぐちさんが参加されたことに加えて、やはりおはぎでおもてなしをしたということが(笑)とても印象的でした。蓋を開けた瞬間のもりぐちさんのリアクション、それに反応せずもくもくと食事を進める一同(笑)これが、この次の機会での伏線となって、また逆のパターンでサプライズが行われるのですが、そのストーリーの見事さも、改めて素晴らしいなぁ、と感じます。
     もりぐちさんの写真の顔のツヤもいいですね!また会える日が本当に楽しみです。

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