今回の塾は前回の柿崎氏のメニューであったお米と味噌汁に良い意味での衝撃と影響を受けたので今回もお米と味噌汁です。
さらに塩麹につけた鶏肉炒めと春にしか食べることができない春キャベツといったメニューにしてみました。
前回の報告にもありましたが「口内調味」というのが個人的に好きなのでそこに塩麹で漬けた鶏のむね肉を焼いた物を添えました。少し味の濃い鶏肉を口に入れ、お米で味を整えていく三角食べは非常に美味でした。そして春キャベツはデザート代わりに食べています。柿崎氏のおかけで食に対する意識というのが塾生それぞれ意識していることがわかりました。ちなみに味噌汁の量の加減がわからず作り過ぎてしまうことがいつも反省点です…笑
そして、その三角食べをしながら塾長が興味深い番組を見せてくださいました。
それは、「人工知能」についての番組です。
人工知能ビジネスの最前線を追った番組ですが、見ていて想像を絶する人工知能に驚いてしました。
現在では車の自動運転が出来るようになってきました。そこでさらに安全性の高い自動運転運転ができるように日々研究が行われているようです。
単純にどうしたら衝突しないで走るようになるかが問題となります。
本来のロボットは「教えられたことを繰り返すことが基本的」だったことが人工知能を搭載することで大きく変わってきています。
それは人工知能を搭載することで、ロボットが「学習」するということになるのです。
どう学習するかというと、
人工知能を搭載した走るロボットを幾つか用意し、決められた空間を走り回ります。そして、ロボット同士がぶつかります。そのぶつかったりする時にロボットに罰、減点をし、スムーズに通ると加点を与えます。
そうすることでロボット自体が「学習」をし、1時間も経つとロボット同士がぶつからずにスムーズにその空間を行き交うようになります。
この人工知能の名前を「ディープラーニング」というそうです。これがあることで「人が今認識しているのに匹敵、もしくはそれを越すような状況を把握」できるそうです。
この知能はやればやるほど賢くなる機能であることがわかります。
面白い例がありました。
人間がお弁当箱に唐揚げを入れる際に大きい唐揚げを何個か入れました。するとスペースが狭まり小さいスペースしかなくなります。人間はそのスペースに小さい唐揚げを選んで入れます。その臨機応変を自然と人間はやりますがそういった作業がロボットには難しいようです。
ロボット側で決めることがものすごく難しい典型的な問題だそうです。
実際にロボットが物を箱から箱に移動する作業ですが、どう掴めばうまく取れるが初めはわからず何回も繰り返して箱から箱に移動しています。それを8時間かけてやっと移動しています。
それを何回か繰り返すと早くなりますが、そこでそのロボットを8台に増やすことでお互いに情報を共有し、チームで教え合うことで習熟度が上がり1時間に短縮できるというチームワークも組めるロボットになるようです。
これも驚きですね。
こういった「学んでいく」ロボットが生まれることによってより、様々な仕事をロボットが出来るようになりますね。
そうなると人間がする仕事が少なくなっていきますね。
と、なるようです…
実に感慨深いですね。
とはいえ、人間の仕事が増えることにもなりそうです。人間にしかできないことを。
ロボットを作るのは人間です。どういうことをロボットにやらせるといいのかをしっかりと考えていかなければいけないということでもあります。
そして、人間がやるべきことができること、それを育てる必要があるという話をしていました。
そこから塾長から…
「基本的に赤ちゃんがすることはロボットにはできない。それはまだ赤ちゃんを解明できていないから。赤ちゃんから学んだ方がいいことが言える。」
さすがです。
そして、2045年問題へと話題が進み、人工知能が人工知能を作る時代になること、子どもの夢である新幹線の運転手など残念ながら叶えられるなくなることもあるでしょう。
そこで恐いのが人工知能を悪用してしまうことです。悪用して滅びてしまうことが懸念されますが、そこでかの有名徳川家康の臆病が故に昔鉄砲が日本になくなったという話から少し人間は臆病の方がいいということも続けて塾長が話してくれました。
非常に感慨深く、学びある今回の塾となりました。
(報告者 本多悠里)
人工知能の進歩の話は驚くことばかりですね。ロボットが自分で学習するということの想像がまだうまくできませんが、ロボットの世界はもうそんなところまできているんですよね。そして、今人間が行っている仕事の半分がロボットによって代替可能ということにも驚いてしまいます。しかし、だからこそ藤森先生が言われるように人間だからできること、人間にしかできないこと、そういった力が何かということを認識し、それを育てていくことがこれからの大切にしていかなければいけないことですね。また、徳川家康が臆病だったという話はおもしろいですね。だから銃社会にならなかったという話もとても興味深いですね。私ももう少し、臆病に慎重さ、丁寧さを加えていきたいと思いました。