見守る助手①

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先週の塾の報告をしたいと思います。

まずはメニューから…。 この日は臥竜塾「年間講座」があったので、簡単に作れて、サクッと食べられる物にしようと思ったので「ざるラーメン」にしました。

そしてつけ汁は、一種類だと飽きるので2種類です。 1つは市販の鰹出汁のめんつゆに塾長から鰯節を大量に頂き、それを贅沢に使い、鰯と鰹のダブル出汁のつけ汁に、絶品のミートローフを短冊切りにしたものをいれて煮込んだ出汁。

もう1つは担々麺をイメージした、少し辛いつけ汁です。こちらは私が創作してみました(笑)まずは豚挽き肉と玉ねぎを炒めて、そこにキムチ鍋の元とめんつゆを入れて、あとは味を見ながら整えてみました。

あとは、ネギ、メンマなどの薬味を用意して…

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完成です!!

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夏を向かえて、蒸し暑く過ごしにくい季節になってきたので、冷たい麺に冷たい汁を付けて、モリモリ食べてもらおうと思いました!講座を終えた塾生も残さず食べてくれました!ありがとうございました~。

さて今回の塾の内容ですが、久しぶりにお客さんが二人来ました。 鹿児島のGT園から男性保育士が二人新宿せいが保育園に約一週間、現場実習に来られました。是非、臥竜塾を見学してみたい!という強い要望があり、今回は特別参加してもらいました。

 

まずは、臥竜塾生としての心構えを塾長からお話を頂きました。

「臥竜塾生、外部臥竜塾塾生は塾長のブログにコメントを欠かさずコメントをするべし」

やはり毎週火曜日に塾長の話を聞くにあたって塾長のブログをしっかり読み、コメントを書くことで書いてある内容を自分なりに読み取り、そして考えた事、思った事を文章にすることで、塾長の思考を学ぶ事ができます。まずはコレが塾生としての大前提です。

そこから、森口君が新宿せいが保育園に来ることになった経緯、そしてすぐに臥竜塾生になれた経緯を話してもらいました。

それを踏まえて、ゲストの二人から自己紹介をしてもらいました。 K先生です。 三年前の6月に1度来ているそうです!すみません、僕は何となくしか覚えていませんでした…。 近所の子ども達と遊ぶことで、子どもと関わることが好きなり、中学の時から保育士になることが夢だったそうです。 実際に保育士になり、いざ働いてみると、ただ子ども達と遊ぶ事が仕事ではなく、子ども達の発達や成長等を考えながら日々の保育をすることに奥が深いと感じ、ただ子ども達から好かれるのとは違うなぁ…と思ったそうです。 ちなみに園の行事では新宿せいがでも行っている「父親保育」が大好きだそうです!!

そして二人目はY先生。 今年で2年目です。小学校2年からサッカーをしていて、その時の夢はやはりJリーガー!そんな中学1年の時に妹が産まれ、最初は「えぇ!?」と少しネガティブでしたが、いざ目の前に妹が来ると可愛くて可愛くて仕方がなく、赤ちゃんの時はオムツを替えたり、遊んだりと、どうやら妹ラブでした。その時に「こういう仕事もいいなぁ」と思ったそうです。しかし高校を卒業してからすぐに就職をしましたが、転勤の嵐で、そんな環境に嫌気をさし、学校に通って保育士を目指したそうです。実際に保育士になって感じたことは、ただ世話をするのでなく、子どもにとって何がいいのか?と考えながら保育を行い、自分の狙い通りに保育が進んだ時が楽しく、やるがいを感じるとのことです。また2年目でGTセミナーに参加できたこと、そして臥竜塾にも参加できてお腹一杯ですっ!とお話されました。

そんな二人から焼酎のお土産をいただきました。

鹿児島といえば・・・。

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西郷隆盛さんの焼酎です

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あれっ!?なんか似てますね・・・

続いて、次は塾生に対して質問タイムの時間です。

率直に結婚は?

という質問です(笑)

プラスなぜ新宿せいがに就職したのか?を一緒に答えさせて頂きました。

みんなの解答を載せたいのですが、今回は抜粋して、塾生の中で面白かった二人を紹介したいと思います。

まずは西村君。

西村君はまだ独身です(笑) 彼はなぜ新宿せいがに就職したのか?と言うと、まずは大学の時に行った教育実習がとても最悪だったそうです。授業中に生徒は立ち歩き、友達同士で大声で話したり…それを父に話したら

「それは幼児教育で変えれるぞ」

と言われたそうです。 もちろん実家が保育園なので意識はしていたのかもしれませんが、その一言で保育園で働いてみようと決心し、それならば新宿せいがで…という流れだそうです。 言うなればお父さんの「コネ就職」ですね(笑) ちなみに私も「コネ就職」です。 西村君はもしかしたら父の一言も自分を保育園で働く事に向かわせる作戦だったのかも…と話してます。そうだとしても、その一言で決心した西村君は素敵ですね…。

さて二人目は加藤君です。 彼は奥さんと3歳男の子がいます。 彼は大学の保育養成校を卒業し、資格も持っていましたが、一般企業に就職し営業を行っていたそうです。おそらく皆さんの園にも電話がかかってきていると思いますが、コピー機販売の営業だったそうです。しかし、ある時に転職を考え、電話営業のメリットを活かし、電話営業をしている風に周りに見せながら色々な保育園に電話をして就職活動をしていたそうです(笑)

そして保育園に就職をしたそうです。しかし、子ども主体ではなく、大人主導のスタイルで、悩んでいた時に奥さんが新宿せいがの職員と知り合いだったそうで、1度見てきたら?という事で、見学に行くと、とにかく全てが衝撃だったそうです(笑) 直ぐにここで働いてみたい!という意思を塾長に伝え、念願の新宿せいがに就職することになったそうです。そして初出勤で初めての朝会を参加した時に一番の衝撃を受けたそうです。

園長先生(塾長)が来てから朝会が始まるのですが、その時に本多君がオモチャのラジコンヘリコプターを飛ばして遊んでいたそうです。その時に職員室に園長先生が入って来られて、加藤君は「あの職員さんは怒られたな…」と心の中で思いドキドキして見ていたそうです。椅子に座った園長先生がヘリコプターを見て一言…

「本多くん、充電が足りないんじゃない?」

この一言が加藤君にとって新宿せいがを印象づけた園長先生の一言だったそうです(笑) 確かに、普通は朝会前にヘリコプターを飛ばして遊んでいたら「今は遊ぶ時間じゃないでしょ?」と怒られますよね…それが「充電が足りない…」塾長のそんな遊び心と言いますか、素敵な一言で職員室の雰囲気はいつも明るくなります。

そんな和やかな雰囲気のまま後半へ・・・。(報告者 山下祐)

見守る助手①」への1件のフィードバック

  1.  この日のラーメンの出汁、つけだれを塾頭がつくったということをその瞬間はちょっと理解ができない程に美味しかったかったです!プロの味でした。昔好きでよく食べに行っていたラーメン屋さんがあったのですが、そこのラーメンより旨く(笑)また坦々麺の方ももうばっちり坦々麺で、大量にあった麺があっという間になくなっていましたね(笑)年間講座後にぴったりな最高のメニューでした。
     鹿児島から来られたお二人。この出会いも忘れられないものです。短い期間でしたが、同じ保育に感動する気持ちが通うからか、長い間一緒に働いていたようなそんな感覚になるから不思議です。見守る保育は、大人同士をも繋げる保育なのだということをとても強く感じました。
     〝「それは幼児教育で変えれるぞ」〟この言葉は至言ですね。ムネは笑いながら言いますが、僕は毎回胸が熱くなります。お父さんの思いが伝わってくるようで、人生を決定づける言葉というものに価する一言のように改めて感じられました。

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