咖喱

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8月30日の臥竜塾の報告をします。
この日は全国から主に園長先生、副園長先生などが集まるGTサミットが行われたので、サミットが行われている会場の近くで売っているホテルの美味しいレトルトカレーを購入して、塾での食事にすることにしました。

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本多先生からもお土産です!

内容は、まず、私が塾長と行った京都での出張の様子を報告させてもらいました。

京都では、ある保育園さんの園内研修と保護者講演会のために訪れました。

 

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園内研修では塾長は基本的な保育の話を交えながら、最新の研究に基づく教育の話をされました。
簡単にどのようなお話をされたのかといいますと、

・子どもを指導することが専門性なのではなく、子どもが自ら働きかけることができる環境を構成することが専門性である
・環境構成には個々の子どもの発達理解が必要である。
・最近のニュースを見ていると自制心が育っていないことに関することが多い。自制心は子ども集団があってこそ身につく。
・赤ちゃんはカクテルパーティー効果という音に注意を向けるというようなことがまだできないので、すべて聞こえてしまうので、音環境には気をつけなければいけない。
また、質問として1歳児クラスの環境はどうあるべきですか?とあり、このようにこたえておられました。
・乳児の環境はあまり片付けなくてもいい。前へ前へと好奇心や遊びを広げていくことが大切。見立て遊びができるものを用意し、あまり具体物を置かない方がいい。

また、2歳の環境として…
・友だち同士の関わりが大切な時期なので、細かくゾーンを分ける必要はない。いろいろなところにおもちゃを持ち出したい時期でもあるので。
というようなことをお話しされていました。
保護者講演会にも多くの保護者の方が参加しておられました。塾長の話を熱心に聞いておられる保護者の方ばかりでした。

講演と講演の時間が少しあったので、奈良の興福寺や東大寺、京都の比叡山延暦寺を塾長と訪れました。印象的だったのが、最近、塾長と出張する先はほとんどそうなのですが、今回の観光地にも日本人の方がほとんどいなかったということです。たくさん人はいるのですが、多くが外国の方で、大げさではなく日本人は1割いるかいないかという感じです。時代の変化を感じますね。
また、延暦寺では最近の塾長の天気との関係の強さを感じました。どういうことかといいますと、塾長が行く先はほとんど晴れるのですが、今回の延暦寺では高い山にあるということもあり、霧がかかっていました。少し先が見えないくらいの霧だったのですが、それがなんとも幻想的な雰囲気を醸し出していました。それがとても神々しく、神秘的で、比叡山の印象をより強いものにしてくれました。
塾長の行くところ、ただ晴れるのではなく、その場に合った天気になるのです!

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比叡山延暦寺です。本当に神秘的でした。

次に9月に行われる臥竜塾生の年間講座についての話をしました。
テーマは「科学実験」になるのですが、どんな内容で進めていくのかを話し合いました。
その中でオルゴールを使った実験をしてみようということになり、実際にみんなで簡単にその実験を体験してみたりもしました。
年間講座の様子はまた報告させてもらおうと思います!

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(報告者 森口達也)

咖喱」への2件のフィードバック

  1. カクテルパーティー効果。面白いですね。赤ちゃんの環境は音に気を付けなければいけないというのは、保育に携わるものであれば知っていると思いますが、そこにはこうした理由があったのですね。もうすぐ、先生が北陸の方にいらっしゃるということで、その時の天気がどうなるか楽しみです。ある種、先生の北陸に対する評価が出てくるのではないかと恐ろしさもあります(笑)

  2.  流石森口先生、ツイていますね。比叡山延暦寺、その神秘的な様子をこの目で見てみたいものです。講演と講演の合間に訪れるというその隙間時間をうまく活用されるのも、一朝一夕でできることではないように思うところで、時間を活用して活用して、時間を味方につけるかのような生き方を学んでいきたいと思います。

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