9月21日(水)の生臥竜塾
(いつもは火曜日に行いますが、台風の影響を考慮して1日ずらして行いました。)
田島ルーフィング株式会社やフォルボ等、床材「リノリウム」を活用した実践例、そして講演者として塾長が講演した話から、ある広報の方から脚光を浴びている幼稚園について質問されたそうです。その幼稚園は「ふじようちえん」。そんな話から、急遽「情熱大陸」で放送されたふじようちえん園長「加藤積一氏」の映像を見ることになりました。
ふじようちえん
ここでは、640人の子どもと66人の職員が生活を共にしており、職員向けに年に1度の「ふじようちえん検定」という100の問題を解くといった、ユニークな取り組みをしているそうです。その問いは非常に細かく、番組スタッフが「細かいですね」というと、加藤氏は「この細かさが細部を見る目を養う」と言われていました。ちなみに、この検定に合格も不合格もないとのこと。そして、こんなことを大切にしているそうです。
「表面上の時代の動きに惑わされないようにする」
「子供の育ちに良いと思ったら即実行」
「先生たちみんなで作っていく幼稚園」
「ここは先生たちが生きてる居場所」
「すべてが育つ方向へと向かっていく」
「自覚」
ふじようちえんには、フランス・コロンビア・中国等、世界各国からの視察も多く、注目されていることが伝わってきました。また、加藤氏が早朝に散歩をしている際、遠くでキジが鳴きました。その出来事から、「そういえば昔、キジとかクジャクとか飼っている家あったよな…あれ何に使っていたんだろう。」という好奇心溢れる言葉をもらしていました。そして毎月、写真の園だよりを作成しており、印象に残った50枚の写真を園だよりとして発行しているようです。
映像を見ると、加藤積一氏の人柄が非常に伝わってくる内容でした。実際の保育の中身・内容も見てみたいねなどという声もありました。塾長は、保育園を建てる上で、どうして子どもにとって危険な点・避けて欲しい点を設計士や建築士に伝えがちだが、園長という存在は、そこでどんな保育がしたいのかを伝えなくてはならないとおっしゃっていたのが印象的でした。
そして最後に、先週から臥竜塾に仲間入りした田崎氏から見た、塾生の印象を聞いてみるコーナーへとなっていきました。簡単にですが紹介していきたいと思います。
西村 「めっちゃ真面目だと思っていました」
小松崎 「真面目だけど面白い」
森口 「なんか年上なんですけど弟みたい。守ってあげたくなっちゃいます」
若林 「いろんな意味で、いろいろ学びたい存在」
本多 「一番からみ辛い。面白いから逆にプレッシャー」
山下 「ボス」
柿崎 「コックさん」
加藤 「よくしゃべるなぁ。自分ができないからすごいなぁと思う」
塾長 「思ったより絡み辛くない」
もちろん、一同が大爆笑でした(笑)。初めに言っておきますが、田崎氏はバカでもふざけてもいません。ということを考えると、この言葉が浮かび上がってきます。
「大物」
今後の生臥竜塾が楽しみで仕方がなくなるような、そんな今回の塾でした!
(報告者:小松崎)
ブログ『臥竜塾』で〝ダンバー数〟について学んでいますが、そのことを踏まえた時に、この度のブログで挙げられているようなマンモスな人数を抱えるということについて、どうしても考えがいってしまいますね。その中でどのような集団が形成されているのか、また、どのような集団が形成されていけるような環境構成がされているのか、興味が湧いてくるところです。
それにしても田崎先生は大物ですね(笑)これから一層よろしくお願いします!