遅くなってしまいましたが、11月29日の臥竜塾の様子を報告させていただきます。
まず、この日は外部臥竜塾生でもある佐野さんが参加してくださいました!寡黙な中にどっしりとし存在感の佐野さんという感じで、自然に塾の中に溶け込まれていました。
この日はお楽しみ会が近づいていたこともあり、保育園に残って作業をしている職員も多かったので、メニューは簡単に作れるカツ丼にすることにしました。
まずはこの日までに行った出張の報告を西村先生や私からさせていただきました。
平戸、松山、香川での研修のこと。ドイツ同窓会のこと。相模原での園内研修。長野出張。茨城出張などなど盛りだくさんの内容を報告しました。
茨城出張では塾生の若林先生のお母様、小松崎先生のお父様にお会いすることができました。全国に出張にいかせていただくと塾生のご両親にお会いする機会があります。私の密かな楽しみは塾生のご両親と一緒に写真を撮らせていただくことなので、今回もしっかり記念撮影をしていただきました!なんだか、出張先で塾生のご両親にお会いすると嬉しくなってしまいます!
そして、報告の後は…お誕生日だった田崎先生のお祝いをしました!サプライズでのケーキの登場に田崎先生も喜んでいました。
さて、次の….と田崎先生のお祝いを終え、次の話題へと移ろうという雰囲気になったのですが、実はもう1人お誕生日を迎え塾生が…
そうです!本多先生もお誕生日を迎えておられたのです!もちろん、みんなそのことは分かっていたのですが、あえてその事に触れずにしばらく時が経ちます。すると、ここで、やっと本多先生にもケーキが!笑
ある意味のサプライズでした。本多先生もホッとした様子で喜んでくださいました!!
そんな楽しいお祝いを終えて、最後に塾長が録画してくださっていた番組をみんなで見ました。
その番組は「プロフェッショナル 弟子入りスペシャル」というものでした。プロフェッショナル仕事の流儀の特別版で、高校生が様々なプロフェッショナルに短期間弟子入りをするという企画でした。天ぷら職人に弟子入りする子たち、羽田空港の清掃のプロに弟子入りする子たちなどの様子を見ました。
まず、印象的だったのが、清掃のプロに弟子入りをした高校生三人の姿でした。なんと、早速仕事に遅刻をしてしまったのです!これには塾生一同驚いてしまいました。しかし、なんと数日後1人の女の子がもう一度遅刻をしてしまいます。師匠からは「次はない」と言われていたので、その子はもう仕事はさせてもらえないことになってしまいました。厳しい判断ではあるかもしれません。しかし、その判断からは高校生に対する師匠の思いというものを感じました。ただ遅刻に怒っているのではなく、もっと深いことに気がついてほしいという師匠の思いがそこにはありました。これは塾長の姿にも重なります。塾長の行動、関わり方には必ず何かを感じでほしいという意味があると思います。そんな思いがあるということを弟子である私自身、しっかり感じとることが大切だと感じました。
また、天ぷら屋へ弟子入りした子たちの様子も見ることができました。「仕事は我慢」「自立こそ仕事の第一歩」という言葉がそれぞれのプロから出ていました。この番組を見ていて、頭で考え過ぎない行動の仕方というのを感じました。
塾長からのメッセージを番組から受けとれるようになりたいなと自分自身を振り返って思いました。
先日の茨城出張で若林先生のお母様からいただいた生姜や梅干しです!保育園で作ったお味噌もいただき、そのお味噌を使って味噌汁を作りました。どれも美味しいものばかりでした。ありがとうございました!!
(報告者 森口達也)
「師弟」という言葉に敏感に反応してしまいました。
おそらく小、中、高と部活やバイトでも、目上の人と関わる時には先輩や先生から色々と教わると思います。私もスポーツを通じて多くの先輩や先生に教わってきました。それを「師弟」の関係と思ってきました。しかし、それは「師弟関係」ではなかったように思えてきたのです。かと言って、それに代わる言葉が見つかりませんが「師弟」と呼ぶには程遠いというのは確かなことです。私が思う「師弟」というのは、師が自分の持っている物、全てを弟子に授ける関係だと思います。それには弟子は師が言っている言葉をただ理解することだけでなく、一つ一つの言動、まさに師の生き方を真似ることから始まるのだと思います。そうすることで、初めて師の言動をの真意を知ることができると思います。じゃあ師の言動を真似ればいいのか?間違っていませんが、そんな単純な事ではないと私は思います。そこには言葉では言い表すことができない、師弟の関係に何か特別な「想い」があり、それが「真の師弟関係」なのだと思います。
『私が思う「師弟」というのは、師が自分の持っている物、全てを弟子に授ける関係だと思います。それには弟子は師が言っている言葉をただ理解することだけでなく、一つ一つの言動、まさに師の生き方を真似ることから始まるのだと思います。そうすることで、初めて師の言動をの真意を知ることができると思います。じゃあ師の言動を真似ればいいのか?間違っていませんが、そんな単純な事ではないと私は思います。そこには言葉では言い表すことができない、師弟の関係に何か特別な「想い」があり、それが「真の師弟関係」なのだと思います』
sasukeさんのこの言葉からは理屈ではない、生きた言葉ということをすごく感じます。言葉で言い表すことができないということから姿勢を教えたもらったように思いました。ありがとうございました!
懐かしい回ですね。この日見た番組のことを時折思い出します。臥竜塾ブログでは『時の書』の連載がありますが、人の上に立つ人間としてどの段階にその人がいるのか、弟子になるとしてその師匠を心から尊敬できるか、とても大切なことだと思います。学びを重ねた時にその輝きが失せてしまうような師のもとにいたとしても、それは自分が学びを重ねた故の成長の目がそう見させるのだと思えることもとても大切な成長の証だと思います。