給食時における子ども集団について、とても興味深い出来事があったので報告します。
そう我らが森口先生です。ですが森口先生はこの度の報告に全く関係がなく、カメラを向けた先にある配膳の全体風景を撮ろうとしたところ、見事なカメラ目線で写り込んでくるという(笑)やはり只者ではありませんね。
2016年度最後の報告に、5分半程の動画をスクリーンショットして取り組みます。
テーブルにはパズルが残っていますね。
そして、
この度スポットを当てたいのは、この3人(写真手前の子はわいわい組3歳児クラス、奥の2人はらんらん組4歳児クラス)、と、先ほどピーステーブルにいた3人(わいわい組3歳児クラス)の子です。
この3つの集団(らんらん組4歳児クラス2人、以下〈チームらん〉、ピーステーブルにいたわいわい組3歳児クラス3人、以下〈チームわい〉、パズルをやっている黒い服の男の子わいわい組3歳児クラス以下クロ君)がどのように配膳に向かっていくのか。これがとても興味深いものでした。
というのも、取り組んでいるパズルが中々難しいようで、助けを求めるような視線を何度か〈チームらん〉に向けます。ですが、まだ〈チームらん〉は気付きません。
その間にも配膳は進んでいきます。
そして、
〈チームわい〉は、かなりゆったりしたペースですね。
カメラを戻すと、
クロ君の熱視線、想いが届いたようですね。
しかし、なぜ〈チームらん〉〈チームわい〉は、配膳へ向かわないのでしょうか。
同時に、どのタイミングで配膳へ向かうのか、という疑問も湧いてきます。
この後の展開、そこにおける会話のやりとりに、「なるほど」と思わせるものがありました。
(報告者 加藤恭平)