付き人と助手 episode final

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誰かの残した刺身のつまを次から次へと平らげていく本多先生。

誰かの残した刺身のつまを次から次へと平らげていく本多先生。

 

情熱ですね。

 

お子さんを寝かせた塾頭山下先生も到着。

お子さんを寝かせた塾頭山下先生も到着。

 

一足先に食べ終えた僕らに塾長からお菓子をいただきました。

一足先に食べ終えた僕らに塾長からお菓子をいただきました。

 

好きなものを選びます。

好きなものを選びます。

 

「バスタブ一杯いける。」とは小松崎先生。余程気に入られたようです。

「バスタブ一杯いける。」とは小松崎先生。余程気に入られたようです。

 

さていよいよ、

 

小松政夫さんの名調子に乗せて番組が始まりました。

小松政夫さんの名調子に乗せて番組が始まりました。

 

NHK土曜ドラマ「植木等とのぼせもん」あらすじは太字をクリックするとサイトにとぶことができますので、ご覧になられて下さい。

僕たちが観たのは第2回「植木さんの親心」。付き人となった松崎(志尊淳さん)は毎日植木(山本耕史さん)の現場へ同行。一生懸命な彼の仕事ぶりを見るうち、植木は松崎に「自分を親父と呼べ」と声をかけます。そうは言ったものの、呼び名は「植木さん」から変わらず。松崎がどことなく心を開いてくれていないと感じる日々、自分の父植木徹誠(伊東四朗さん)に相談を持ちかけます。

「お前が息子と思えているかだよ。お前だけが求めているだけじゃ、そりゃ不公平ってもんだ。」

そんなある日、父植木徹誠の言葉に導かれるように、ある出来事が起きます。

松崎の母・ハツエ(富田靖子さん)の上京です。

名産である明太子を手土産に、植木に挨拶をと息子を急き立てるハツエ。

そんな母親に息子松崎は冷たく、

そんな母親に息子松崎は冷たく、

植木の多忙さを理由に追い返してしまいます。

落胆する母の寂しげな背中。テーブルの上に置かれた手土産に、そんな母の姿が映るかのようでした。

そして数日後、植木はひょんなことからそのことを知ります。

植木宅にて、テーブルを挟み、対面する松崎に植木は言います。

「母親を追い返して、俺が喜ぶと、俺がそんな人間だと思っているのか。そんなら出て行け。そんな付き人はいらない。」

「母親を追い返して、俺が喜ぶと、俺がそんな人間だと思っているのか。そんなら出て行け。そんな付き人はいらない。」

そして、自分の過去、自分の家族の話、当時の心境を語り、親の愛に理屈のないこと、その親心を松崎は理解しているだろうことを、切々と語るのです。

早くに父親を亡くした彼松崎は、その時の植木がどのような存在に思えたことでしょうね。

「どこに電話をすれば、お前のお袋さんと話ができる?」

福岡の松崎の実家へ電話をかける植木。感動で家の中が騒然となる松崎の実家。

松崎の先日の非礼を植木自身が謝り、

「松崎くんは私が確かに責任をもって預かっておりますから、心配なさりませんように。」こう添えました。

植木に催促され、電話に出る松崎。電話口には興奮冷めやらぬ母の声が。

「電話代もったいないから早く切りなさい。体にだけは気付けないかんよ。」

その声に松崎は「ごめんな。」「ごめんな。」と涙ぐみながら応える事しかできませんでした。

「飯にするか。松崎、お前も食ってけ。」

松崎を囲んでの食卓。手土産に渡された明太子が並びます。

口いっぱいに白米を放り込んだ松崎の目から改めて涙が。

「親父さん、親父さん、すいませんでした。」

胸を撫でおろしたような、笑顔を見せる植木。

「しかし、最初に白米からいくかね。」

談笑の中、新しい二人の関係がこうして生まれたのでした。

さて、テレビを見終えて、静まる部屋の中。

「たすくん、思い出すね。」塾長が声をかけました。

塾長の初めての助手、塾頭山下祐先生。二人にしかわからないその頃が、テレビに映る二人と重なり、思い出されたのでしょう。

塾長は、あの頃のお互いの若さを笑いながら、

「迷惑をかけて、かけられて、そして人間というのは存在する。」と塾生に教えてくださいました。

 

お腹も心も満たされ、さて今日最後のテーマである9月26日(火)臥竜塾セミナー「数」のプレセミナーを、担当本多先生より行っていただく運びに。

食後の飲み物といえば西村先生ですね。

食後の飲み物といえば西村先生ですね。

 

高っ

高っ

 

いい香りです。

いい香りです。

 

本多先生は準備。

本多先生は準備。

 

 見る側の僕ら、準備万端です。

見る側の僕ら、準備万端です。

 

「数」

「数」

荒削りと豪語しながらも何とも濃い内容で、その荒削りな部分が余白となり、塾長を始め、塾生に意見を挟む隙を生ませるのですね。

熱弁する森口先生。

熱弁する森口先生。

 更に内容は深まることが容易に予想されます。9月26日(火)をお楽しみに!

(報告者 加藤恭平)

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