近況報告と今後の課題

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5月19日の臥竜塾の報告です。

今回はいつもより早く食事が終わり、特に出張報告もなかったので久しぶりに「最近自分が、クラスが園で取り組んでいること」について一人ずつ話していきました。

 

最初は3,4,5歳担任の天悠君からでした。

「3年目になって、今はまだ先輩の保育士さんたちがいろんなことを先に先にやっていってくれているので、とにかくそれにくらいついて自分も仕事を覚えられるようにしていきたいと思っています。」という事でした。

天悠君は現在3,4,5歳児クラスで、「1年目に担任をした子たちが4歳児になってどう感じるか?」という塾長からの問いかけに対して、「1年目の時のクラスでは、子どもたちの発達はゆっくりと聞いていたのですが、1年目なのでわからなかったですが、3,4,5歳の異年齢クラスに入って離れてみていると、その特徴がわかるようになりました。と答えていました。そして最近クラスで取り込んでいる事は、「同じクラスの加藤先生と環境をどんどん良くしていこうという話をしいています」とのことでした。「今は、一つのゾーンに集中してしまって遊べない子もいたりするので、どうにか各ゾーンを遊び込めるように、2階と3階の使い分けを明確にしたりとか、環境を変えて子どもたちにアプローチしていこうと考えています」という事でした。

塾長は現在「子どもの参画」について考えていることから、「権利だから参画させるのではなく、参加させることでどう変わっていくのか。という事をすすめて行きたいと提案されていました。

 

2番目は2歳児担任の松元君からでした。

「散歩の道中でまだ並んで歩くのが難しいので、先ずは手をつなぎながら歩けることをしっかりとやっていきたいです」「ゾーンで言うと落ち着ける場所をつくったりしたいです」とのことでした。

2歳児について話をしていたところ、今、世間では2歳児の「イヤイヤ期」という名称が話題なっているという話題になりました。「イヤイヤ期」という名前だと子どもが悪者になってしまうような言い方に聞こえてしまいそうですが、塾内で話を進めてみると、逆に親の目線になってみれば、「今はイヤイヤ期だから仕方ないか」という気持ちになり、ある意味で「2歳児の親はみんな一緒なんだ」「自分だけじゃないんだ」と親は安心するのではないか!?という答えになっていきました。

3番目は1歳児担任の横田君からでした。

「まだ担任になって間もないので先輩の保育士さんにいろいろ教えてもらっています」「クラスでは噛みつきが増えてきているのでそれを注意しながら見ています」また、「部屋から出てしまう子が夕方に多くなってきているのでそういったところも注意しながら見ています」ということでした。それに対して塾長から「探索活動の時期もあるからあまり静止しすぎるとストレスが溜まって逆に噛みつきが増えるこがあるよ」というアドバイスがありました。

 

4番目は一時保育の本多君からでした。

「今日たまたま1歳児の先生に一緒にお散歩へ行かないかと誘われて行くことが出来ました。一時保育の部屋は他のクラスと階も違うし離れているので、一緒に行くことで他のクラスの様子がわかるのでとてもあがたかったし、誘ってくれた1歳児の先生にもお礼を言われた。

5番目は調理の柿崎からです。

「個人的に今頑張っているのは今月に入ってから今までほとんどやっていなかった17~8人分の離乳食を作っていて、それを時間通りに終わらすことを頑張っています。そして最近作るのが徐々に楽しくなってきました」また「全体的に言えば、5月から入ってきた新人さんに早くいろいろと覚えてもらうこと」という事を報告させてもらいました。

6番目は研究員の森口君からです。

「アメリカの保育の質を評価する指標を使い、項目が200個くらいありますが環境評価スケールを行いました。うちの園ではどの位当てはまるかを、今日の午前中に山下先生とチェックしていきました。」あと「個人的な事で言えば、徐々に園にも慣れてくるとすぐに調子に乗ってしまう癖があるので気をつけたいと思います。」とのことでした。

最後に塾頭からでした。

「今年から森口君と一緒に用務の仕事をやっているが意外とモノを知らないという事に気づきました。それは、年長担任と子どもたちとナスとトマトの種を植えたかったんですが、自分は用があってできなかったので森口君が「任せて下さい!」と一言。いざ子どもたちと種を巻いていたら年長の担任に「なんか雑だなぁ」と言われてしまったらしく後々話を聞いたら、1つの穴に種を3ついれていた(小学生の理科の授業で、1個の種だと発芽しないかもしれないので、穴を近くに3個つくりそれぞれの穴に種を一つずつ捲くというやり方)そうで、「ちゃんと教えていなかった自分が悪いんだ…」と反省しました(笑)とのことでした。また、この前の遠足の看板を作るときに布を切る際に30㎝のものさしを使って測って導き出した長さが、なぜか20㎝ものさしと勘違いして測っていたといううっかりがありました。

という感じで、現状の取り組みや、課題などを話し合っていきました。

後は、塾頭から今後のGTセミナーで販売する冊子についての話や、今後の臥竜塾セミナーの話をしました。

残りの時間は、最近の西村君の大学生活についての近況報告がありました。

「編入で3年生から入ってみたけど、1年生からいる人間に比べて知識量が違うので危機感が出てきてます。逆に編入で良かったのが、授業については全部が専門科目なので、全部が横つながりで学びが深く感じれた。仏教学部に入って思うのは、保育と仏教だったり宗教というのは近いものを感じるがまだ言葉にはできないので、それを学んでいくところで楽しくなってきている。という近況を聞き今回の塾は終わりました。

ちなみに今回のメニューは、個人的に大好きな麻婆豆腐丼、塾長から頂いた新玉ねぎでオニオンサラダ、ワンタンスープでした。

(報告者 柿崎)

今回の夕食

今回の夕食

 

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