雨の香りの臥竜塾。先ずは夕ご飯の準備から。
普段は自炊をしないとのことで、大切な機会ですね。
見事な手さばきです。
こういった機会があることが有難いですね。
そして完成です。
栗のようなホクホクとした甘みでとても美味しいかぼちゃでした。
そして、塾長の奥様から枝豆もいただきました。いつも本当にありがとうございます。
さて、今回なぜ森口先生の好物メニューになったかというと、
最高ですね。今日はそんな森口先生のお子さん誕生報告から。
奥様出産日当日の朝、駆けつける電車の中で緊張からか森口先生のお腹が痛くなる事態に。奥様との共鳴のような痛みに耐えながら急ぎ向かう大江戸線内で無事安産の報告を受けたとのことでした。生まれた瞬間は「とにかく安心した」と森口先生。地元島根へ安着し、初対面はガラス越しだったそうですがそのあまりの可愛さに大感動。自分の子どもの顔を待ち受け画面にする人の気持ちが初めてわかったと力説していました。
塾長も当時を懐古され、むしろ自分が父親になった時よりも、御子息が父親になった姿を見た時にとても感動されたというエピソードと、その時隣にいた作業着姿の男性が保育器の中にいる子を長い時間じーっと見つめていた姿を見て、その姿に感動されたエピソードを聞かせていただきました。
とても想像できます。仕事中だったのか、仕事が終わって駆けつけたのか、作業着姿の男性が目に浮かぶようで、出産、子を授かること、そして親になることは何と掛け替えのないことなのでしょうね。
森口先生、本当におめでとうございます。
さて、食べ終えた食器、洗い物を森口先生にお願いし、
サプライズの始まりです。
チョコレートケーキは皆で等分し、森口先生には大好物のモンブランでした。
話題は柿崎先生の出張報告へ。
6/1(金)、GT北関東(茨城、群馬、栃木)が茨城県稲敷市で開催されました。
会場は「認定こども園つばさ」建て直されて1年目の園で、通された理事長室の広さは驚く程だったとのことです。
講演内容はシンガポール講演でも話された「見守る保育10か条について」そして「昨今の保育指針改定について」。その夜は懇親会もあり、若林先生も参加されました。次の日は、保護者と職員の方々を対象とした講演を行い、その後はお昼を食べながら質問タイムといったスケジュールで行なわれました。
その際に利用された宿泊施設の話題になり、そこは小さなテレビが一つあるだけのトイレも洗面所もない8畳1間、全てが共同、冷蔵庫も共同、トイレは廊下の一番奥、洗面所はその反対側一番奥、夜中廊下に一つポツンとあった自販機から飲み物を取り出す音がして初めて他の宿泊客がいることを確認できたといった柿崎先生史上トップ3に入る様相であったようです。
しかしながら朝食にと通された食堂には壁中に芸能人のサインが貼られていたようで、なるほどロケ地等で利用されることが多いのでしょうね。先日から臥竜塾ブログで上海報告があげられていますが、出張にはドラマが待ち受けているようです。
最後は塾長の奥様が切り抜いて下さった新聞の記事から。
日本苦戦、100位内に4校 大学「論文の生産性」 アジア勢と差拡大 2018/6/4付 日本経済新聞 朝刊
「日本経済新聞などの調査からは、日本の大学が研究力で苦戦している姿が浮かび上がる。2012~16年の「論文の生産性」で100位以内に入っているのは、東京大学、京都大学、東北大学、東京工業大学の4大学のみ。強みのある戦略分野を明確にして競争主義を徹底するアジアの大学の背中が遠くなっている。」
記事によると、
1位 南洋理工大学 シンガポール
2位 香港城市大学 中国
3位 オールボー大学 デンマーク
4位 カルフォルニア大学 アメリカ
5位 デルフト工科大学 オランダ
そして日本は、
94位 東京大学
98位 京都大学
99位 東北大学
100位 東京工業大学
「日本が置いていかれそうだね。」と塾長。
新しい命が誕生し、その子が大きくなる時にどんな日本になっているのでしょうか。
見守る保育藤森メソッドが成すべき課題の大きさを目の当たりにするようなこの度の塾でした。
(報告者 加藤恭平)