自己満足でなく『発信』

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8月12日の臥竜塾

いつも、塾での内容を報告している小松崎がお盆休みで実家の方に帰省したので塾を欠席しました。

ですので、今回は山下が報告をさせていただきます。

 

小松崎のように、内容を簡潔にまとめ、分かりやすく報告できる自信がなかったため、

どのように報告しようか色々と考えました・・・。

そして今回の報告は実際にどのように話し合いが展開されたのか皆さんに見ていただこうと思います。

皆さんも報告を読みながら、バーチャルではありますが生臥竜塾に参加しているような気分になっていただけたらと思います。

ですので相手の呼び方など私たちが日頃呼んでいる呼び方で書かせていただきます。

 

山下:「今回はザッキ―(小松崎)がいないので、代わりに話し合いのテーマをいただきました。

ザッキーが提示したテーマは、『生臥竜塾ブログが始まって約3ヵ月、自ら発信するという立場から、各々が見えてきた世界・視点・学びを伝えあう』です。

塾長:「さすが臥竜塾の詩人だね(笑)悠里君はこれについてどう??」

本多:「そうですねぇ、見る視点は変化したと思います。以前までは全く気付かなかったり反応しなかったことでも、日頃からアンテナを張っているようにして、何か書けるようなネタはないかな?って考えながら保育していますね。それのせいか、ブログを書き始める前よりも些細な変化に敏感に反応しているような気がします。」

塾長:「私もブログを書き始めたころは、悠里君みたいに、そこらじゅうにネタがないか探していたね。

例えば電車に乗ると中吊り広告を端から端まで読んでみたりとか(笑)」

本多:「わか(若林)の書くブログは、細かい部分まで子どもの姿とか上手く捉えているよね」

若林:「そうですか?!去年見ていた年長さんが学童に上がって、その成長が見られるのもありますし、何よりも保育園の時よりも、一歩子どもとの距離が離れることができるので、見やすいのかもしれません。」

塾長:「ただせっかく毎日ブログを書いているなら、読む人にとってプラスになる内容を書いたらいいと思うんだよね。

もちろん子どものエピソードもいいと思うんだけど・・・よく有名人のブログというのはプライベートな内容で、美味しい食事や旅行などがネタだけど、我々が書いているブログというのは、そういう方向ではないよね。」

山下 本多 西田 柿崎 若林:「・・・(沈黙 そして相槌)」

西田:「ちょっと話しが変わるんですけど、一週間に一回とはいえ、だんだんネタが無くなってきたと感じた時に、それはネタがないのでなく、自分の探し方が下手なのかな?と最近感じ始めました。と言うのも、例えば子どもの姿を書いたところで、最後はしっかりオチがないとダメですよね。

ですので、最近は先生の本を読んでから探しているようにしています。」

塾長:「そういえば悠里君、今わたしがブログで連載している内容の本を読んでいるそうだけど・・・どう??」

本多:「そうですね・・・正直、難しいです。ただ先生のブログを読んでいるので、本とリンクしている箇所があると、とても納得しますね!」

塾長:「結構、本の文章をそのまま引用しているけど、その間に私なりに本の内容を解釈をして、自分の考えや解釈を組み込んで書くようにするには、普通に読めば、読み飛ばしてしまうところを、ブログにすることで理解をしないといけないから何度も読み返さないといけない。

それはコメントも一緒で、コメント書く場合はブログの内容を理解しないといけないから、何度も何度も読み返すと思うけど、それが大切だと思うよ。

ちょっと、変わるけど、もっと研究発表の部分をアップしていくといいよね。

例えばブロックゾーンにある4月、5月の時点で子ども達が作り上げた写真だけでも十分だと思うよ。」

本多:「OKす!僕、それ次いきます。」

塾長:「あとは新しい科学ゾーンの中でもたくさん紹介できる物があるよね。認定書なんかとても面白いし、最近始めた、絵本マイスターの道もいいアイディアだよね。

あとは成長展の作品でも、新しいことを試みようとしているけど、色々発表できるものがたくさんあるんだから、もっとどんどん研究発表の部分の「製品」にアップしていくといいね。 だからカッキーの今回の活動報告もおもしろいよね。」

柿:「最近、園長先生と出張に行ったときに見つけた本を購入したんだけど、なかなかおもしろくて、ブログに書いてみたんだけど、やはり本を読んで解説は難しいですね…自分は分かってても相手に理解しやすいように書くっていうのは…だから先生はスゴい…」

山下:「僕も『もしドラ』の内容。連続しているけど…一番は自分の勉強になるよね。あとは自分の課題としていることを書くことで、その課題の糸口を見えてきたり…。

あと、ブログを書いて一番の喜びはコメントを書いてくれる人がいるということですね!あれは、とても嬉しいです!自分なんかの文章を読んでくれて、しかもコメントまで書いてくれるのは本当にありがたいです。とくに自分が一番伝えたい!と思ったところをピンポイントでコメントしてくれた時は、離れているのに共感しているという事に感動します。」

塾長:「それは確かにあるね。そういう意味ではみんなのコメントは本当に的確だよね。そして一人一人書く内容が違うから、コメントした人の考え方もとても表れるよね。あとはコメントを書くことで自然と力はついていると思うよ?

みんなが毎日書いているブログもとても面白いしね!ただ何度も言うように自己満足で終わってはいけないよね。しっかりと自分達から発信して、全国の幼稚園・保育園のみんなに少しでも保育のヒントや参考になる物を広げていきたいし、逆に全国の保育園から、実践している保育や手作りおもちゃの情報も集めたいね。

そして一つのまとまった物を出したいと思っているんだよ。例えば、ドイツのバイエルンは前半が理念が書いてあって、後半は具体例が載っているんだよ。共通の理念を持ったもの同士が集まり、そして一つのものをみんなで作り上げていきたいよね!

そして一冊の本を作り上げていくのが、我々の展望にしていこう!」

 

こうして塾長の高い志の言葉に塾生全員が心を打たれ、今回の臥竜塾は終了となりました。

本当はもっと話し合いの時間が長いので、いくらか割愛した部分もあります。と言うのも、途中、脱線し全く関係ない話をしたり、くだらない話をしたり…。でも最後はしっかりと塾長の言葉で締まるのがお決まりです。大人になって、お互いが腹を割って本音で語り、夢を語り合う場が身近にあることにとても、感謝しています!

ではでは最後になりましたが、今回の夕飯紹介です。最近東京は猛暑が続きっぱなしなので、夏の食事と言えば素麺ですよね!そして素麺と言えば「揖保の糸」です!ただめんつゆだけで食べるというのは芸がないので、三種類の汁を用意しました。

一つ目の汁は塾長が提案した「つけめん風」これはつけめんのスープの様にめんつゆの中に豚肉、金糸卵、甘く似た椎茸、薬味を入れたもの。具たくさんで、素麺と具との組み合わせにより色々な味を楽しめました!

二つ目は「イタリアン風」フルーツトマトを賽の目に切り、めんつゆの中に入れます。そして、すりおろしニンニクとオリーブオイルを入れて、最後に保育園で栽培しているバジルを刻んで入れて完成。トマトの酸味とニンニクのコンビは最強です。そしてバジルによって爽やかな味を楽しめました!めんつゆで飽きた時には最適です。

三つ目は「ピリ辛中華風」ベースは酢と醤油で、そこにラー油、刷りゴマ、鶏ガラなどの調味料を入れて完成!他の二種類がめんつゆベースになっているので、甘いのに飽きたらこれでリセット!ピリ辛なので、食欲が増し、夏バテ対策にもなるのでは!?

大量の素麺も用意した3つのスープのお陰でキレイさっぱり無くなりました!やはり熱い夏には素麺がいいですね!!

そしてそして!今回のデザートはかき氷!!しかも塾長が自ら氷を削ってくださり、そして安心安全なぶどうのシロップ!さらに練乳がけ…もぅ非の打ち所がないですね…。

今回はまさに夏を乗りきるためのメニューでした!!

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自己満足でなく『発信』」への2件のフィードバック

  1. いいですね!その場にいるような感覚になりました。なので、なんだかドキドキしてしまいました。その人の言葉で進む塾の様子はなんだかその人のことを少し感じることができる気がして、いいですね。私も昨年、自分のブログを週一回水曜日に更新しようと勝手に決意し、一年間続けました。どうでもいい話ばかりでしたが、アンテナを張る感覚をその時に感じました。私の方は自己満足でしたが、みなさんの内容には発信力があります。そんな影響を楽しく感じています。

  2. 素晴らしい時間を共有されていますね!塾頭が、コメントについて書かれている所、とても微笑ましい気持ちになります。今回の報告、まとめ、お疲れさまでした!

    一冊の本を目指していくのですね。本当に素晴らしいですね。縁の下の力持ちになれたらと勝手ながら思っております。勝手ながら水面下で準備を進めております。手前都合ではありますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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