7月24日の 塾報告をさせていただきます。
”どよう”丑の日、ウナギが食べれる日
家でウナギが出ると「きょうは土曜日なんだ」と幼少期に思っていたのを覚えています。
そして”どよう”が土曜ではなく“土用”と教えられたのはいつだったか、、、
もともとは江戸時代、平賀源内が夏に売れないうなぎ屋の相談に乗り
「本日 土用丑の日 鰻の日」というキャッチコピーを考えたところが始まりだとか(その前にもストーリーはあるようですが、、、)
そんな土用丑の日が近かったこともあり、また園長先生のご提案もあり
鰻っていいお値段しますよね。そして間違いなく美味い。
そんなうなぎを、こちら
ひつまぶしでいただきました。今日はビールも出て、もう、、、感謝です!
オニスラサラダもありました。
これは市販ドレッシングと森口先生が作ったオリショー(オリーブオイル+醤油)ドレッシングでおいしくいただきました。
ひつまぶし、一度の食事で三度楽しめるそうで、園長先生のレクチャーを受けつついただきました。
まずはそのまま食べます、、、美味い!
次は薬味、今回はワサビを乗せて食べました、、、合う!
そして次は出汁をかけて「ウナ茶漬け」、、、たまらん!
おいしい夕食をいただいた後は
森口先生おすすめのスイーツ、その名も「PANDORA’S BOX」
マリベルのおいしいチョコレートを使った焼き菓子、食べ過ぎてしまいそうになる、まさに禁断の味でした。
食事がひと段落するとNHKスペシャル「人類誕生」の第3集~ホモサピエンス、ついに日本へ~を鑑賞しました。
われわれ日本人の祖先がどのようにこの列島へ上陸したのか。
その旅路は極寒の地や広大な海原を超えるといった大きな障壁がありましたが、ホモサピエンスはそれを発明の力で切り開きました。寒さに耐えうる衣服を作るための「針」や、船を作るための材木を伐るための「石斧」。人類を前進させるための大きな発明品でした。
針は動物の骨から。微妙な力加減と角度を変えて石器で打つことで細い骨の棒を打ち出し、さらに石器で削り先端を鋭利に。糸を通すための穴も石器で打ちぬいて作っていました。
斧は木を伐採する際、石を直接持つのではなく棒に括り付けて打つことで打撃力が上がるところから、これは「アルトラル」のような人間の力を倍加して作用する道具の知識がカギになっているように思いました。
これらの発明もさることながら未開の地へと足を進める勇気や協同して必要なものを作り出していくホモサピエンスの集団の力が現代を生きる自分にも遺伝子として残っていることに誇らしさを感じました。
全3集にわたって人類の祖先がどのように生き残ってきたか、またどのように進化を遂げてきたかを鑑賞することができ、現在自分たちの持つ力や子どもたちの姿を通して見える発達の力の源が垣間見えたような気がします。人類の成り立ちから保育を考える、園長先生のおっしゃっていたことを改めて考えさせられました。
報告者 松元泰志