10月23日の塾報告をさせて頂きます。
まず始めに、今回のメニューです。
●BAK KUT TEH
●CHILLI CRAB
●白米
今回のメニューは、先日シンガポールから10名ほど見学者が来られた際に、お土産としていただいたものです。シンガポールの皆さまありがとうございました。
そして、その先日の園見学では、各クラスを順に回り、環境や様子を見ながら、英語を話せる子どもや職員と英語で会話をする姿も見られました。海外の方ともコミュニケーションを取れるのは、本当に羨ましいなと感じました。
さて、シンガポールと言えば、塾長の講演でよく耳にしますが、経済協力開発機構(OECD)が実施している、PISA(国際学習到達度調査)で調査教科3教科とも1位という結果で現在、世界の中で最も学力の高い国として知られています。
その世界学力1位の背景には、シンガポールがマレーシアから1965年に独立した当時、資源もなく貧しく、教育レベルも低い国だったそうです。そのため、当時のシンガポール政府が世界の中で、生き抜いていくためには、“教育が大切だ“と国をあげて教育の向上を推進し、そして今では、世界でも有数の豊かな国と変貌を遂げたという歴史があるそうです。
そして来週末には、そのシンガポールに塾長が出張に行かれます。どんなエピソードが待っているのでしょうか。出張報告が楽しみです。
本日の料理を作ってくれたのは、柿崎先生と松元先生、横田先生です。
私も手伝うつもりが、調理方法が英語で書かれており見ていることしかできず・・・。
松元先生・横田先生が訳し、調理は柿崎先生が進めてくれました。
調理を進めながらこんなことを話していました。
「アニメのキャラで一番強いのって誰?」
「やっぱ、孫悟空?」
「ワンパンマンやと思いますよ!」
「ワンパンマン!?」
こういった何気ない世間話をしていましたが、話は盛り上がり、知らないアニメも知ることができました。
私は、東京に来て自分がどれだけ何も知らないかを痛感しているところですが、塾に入らせていただいたことで、初めて出会うことや初めて知る機会が増えています。毎日、何かしらの新しい発見があるのですが、答えを知って終わりではなく、さらに深く知っていこうとすることも大切だと教えてもらいました。
今回は、アニメについてでしたが、こうした仕事以外での何気なく楽しい会話をすることは、もしかしたら大切なことなのかもしれません。それは、園での昼休み時間にも、クラスの職員で一つのテーブルを囲んでコーヒーを飲みながら、こうした世間話をしたり、子どものことについて話あったりしながら連絡張を書く時間があります。チーム保育をする上でも、相手のことを知る機会であり、ベテランの先生や新人の先生もみんなで意見を交換し、それがチーム保育の連携につながっているのではないかと感じています。
書いているうちに、話がそれてしまいました(笑)
ピリ辛味でとてもおいしかったです!!
食事を済ませ、食後のデザートにはシュークリームをいただきました。
そして、毎月行っている、臥竜塾セミナーが10月24日にあるので、そのプレ発表を森口先生が行ってくれました。
今年のテーマは「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」ですが、今回は「自然との関わり、生命尊重」についてです。
指針にはこのように記されています。
『自然に触れて感動する体験を通して、自然の変化などを感じ取り、好奇心や探求心を持って考え言葉などで表現しながら、身近な事象への関心が高まるとともに、自然への愛情や畏敬の念を持つようになる。また、身近な動植物に心を動かされる中で、生命の不思議さや尊さに気づき、身近な動植物への接し方を考え、命あるものとしていたわり、大切にする気持ちを持って関わるようになる。』
保育をする上でも、『自然』というテーマはつながりが大きいものだと思います。
月案や週案でも、「自然を感じる」「自然に触れながら」という言葉はよく使いますね。
「10の姿、自然との関わり、生命尊重」を紐解きながら、新宿せいが子ども園での実践を交え発表してくれました。とても分かりやすく、そして、聞いていて楽しい発表でした。
詳しくは、10月24日の臥竜塾セミナーで。ぜひ、ご参加いただければと思います。
今回の報告を終わりたいと思います。
報告者 田崎 天悠
皆で過ごす時間は本当に掛け替えのないものですね。そういった時間の中で生まれるもの、絆と表現できるのでしょうか、静かに育まれていくことを改めて感じます。
今回のセミナーの内容も大変興味深いものでした。本番は参加者の皆様の熱量とが合わさり、学びある時間となったように感じられました。次回の塾、セミナーもとても楽しみです。