見守る保育 中国へ

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5月16日の塾報告をさせていただきます。

まずは本日のメニューの紹介から。今日のメニューは親子丼、サラダ、みょうがの味噌汁、TSINGTAO(青島ビール)です。青島ビールは塾長が中国に出張に行かれ、そのお土産でいただきました。ありがとうございます。

さて料理は田崎先生、高橋先生が下ごしらえを。柿崎先生がそれを調理するというながれ。毎回手際よくやられる様子を見て、本当にすごいなと思います。料理ができる男性ってかっこいいなと心底思います。

高橋先生と田崎先生
料理を作ってくださるカッキー先生
塾生全員分となると結構な量です
塾長からのお土産「青島ビール」

出来上がった料理はどれもとても美味しかったです。ごはんを食べながら話題は「親子丼」の話に。というのも、食事の買い出しをしに行くときに田崎先生が、「今日は親子丼ですよね。お肉はブタにします?」と言っていて、塾長がすかさず、「それじゃ親子にならないじゃん!」とツッコミ!その経緯があり、卵に親は鶏だから親子丼。いくらの親は鮭。その組み合わせじゃないなら他人丼だね、と話ました。のちのち田崎先生に聞くと、実はちゃんと知っていて笑いを取るためにボケていたそうです(笑)。

そして、回らないお寿司屋さんの話になりました。塾長が行かれたところでは、板前さんが盛り付けについて他の方を指導していた場面を見たそうです。盛り付けも食べる人のことを考えて、食べやすいように工夫されているそうです。それをみて塾長が「高橋くんがお寿司屋さんに行ったら、どんな風に盛り付けられるかな。お寿司の盛り付けって右利きの人が箸を入れやすいように斜めになっているよね。左利きの人は逆に食べにくいよね」と。

確かにと思いました。板前さんはお客さんの様子を見ながらその都度盛り付け方を変えているんですね??

こんな感じのイメージ

個人的に、その日の子ども達の様子を見てその日の保育内容を決めるような、そんな感覚と似ているなと思いました。指導計画を立て、その通りにやってもお客(子ども達)のニーズを満足させることはできないと考えました。ぜひ、左利きの高橋先生にはお寿司屋さんに行ってもらいたいです。

食事を取り終えると、食器を片付け、話題は塾長の中国出張の話へ。今回は水野先生と大阪の邨橋先生と一緒に行かれ、日本への人材派遣を行っている会社で、かつアパレルの会社に行ったそうです。その会社の幹部の方が見守る保育の本を読み、見守る保育を新しく始めるとのことで、自社のビルの一フロアを保育室にするそうです。そもそも、なんで人材派遣&アパレルの会社が保育を?と思ったのですが、なんでも日本への人材派遣で、日本は保育士不足、自社で保育の勉強をし派遣できるようにするとのことでした。

東京から中国に行くと、高額だったそうで、関空経由、青島空港行きで行かれたそうです。空港につきそこから3時間かけて会社へ。まずは日本への派遣のために日本で働きたい中国人を教育しているとのことで、その寮を見られました。まず、日本人は礼儀正しい。廊下ですれ違ったら挨拶をする。コンビニでの買い物の仕方、和室での生活の仕方などなどを教えてくれていました。

他にも、洗濯物は室内に干す(インナーは室内)。日本の食事(これは笑っちゃいました)もです。カレーの作り方で、カレーを作っておきますって、それは盛り付け方やな!西村先生がツッコミ!(笑)塾生みんなで大笑いでした。毎日ラジオ体操もしているそうで、日本人ならできるでしょ?と邨橋先生も一緒にやりましょう!と誘われていました。丁重にお断りしたそうです(笑)。

日本の料理「カレー」
ラジオ体操の様子

それから、会社のビルに行き、講演をされたそうです。エレベーターの前には歓迎の言葉が。熱烈歓迎なんてなんだかすごいですね。世界への広まりを感じますね。最後は日清戦争の博物館に行かれた話を聞き、塾長の話は終わりました。

その後汐見先生が書いているコラム?で見守る保育のことが書かれており、それをみんなで読みました。子ども達を見守るのが見守る保育。例えば、木に登った子どもが下りられなく、泣いていたとしても、大人は助けずに見守っている!これは、どうなのだ?と書かれていました。

そんなことはしないけどな、と思いました。泣いているってことは助けを求めているわけですし、手を差し伸べると思うのですが。。。これを読んで塾長は「先生も助けるだろうけど、よく考えてみれば、昔は子どもが泣いて木から降りられなくなっとしても、きっと急いで走って助けに行ったりとかはなかったよね。年上のお兄ちゃんがまずはここに足をかけてなど、いろいろ教えながら助けていたはず」とおっしゃっていました。たしかにそうですね。大人と子どもの関係も大切ですが、子ども同士の関わりや関係も保育では大切ですね。また加藤先生から、汐見先生は最先端の情報を話す人で、その人が見守る保育を話すということは、自分らのやっている保育は最先端なんだなと感じたと話していました。これを機に見守る保育がいろんな人に知ってもらえたり、興味をもってもらえたらうれしいですね。

最後に田崎先生から大分出張の報告がありました。世界文化社の講演をされました。田崎先生は大分の学校に行っていたそうですが、大分駅は初めて行ったとのこでした。到着するとまずはお城を見に行き、その後茶殻のラーメンを食べ、講演へ。100人くらいの人が聞きに来られていたそうです。講演が終わると別府に移動し、泊まられたそうです。次の日は地獄めぐりを観光されたそうで、そこには、外国人だらけ(中国)。煙があちらこちらから出ていて硫黄のにおいが。はじめはちょっと…、って感じでしたが、慣れるとそこまで気にならないと話していました。外国の方も、爆買いなど物を対象にしていたことから観光という体験を求めて旅行するように変化していますね。そんな話をしながら報告終え、今回の塾は終わりました。

報告者 横田龍樹

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