牛タン

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5/21の臥竜塾の報告です。

本日は都合がつかない先生や遅れて参加する先生が多く6人でのスタートになりました。
普段大の大人が11人で集まって話している部屋も6人だとだいぶ大きくゆったりとしていて少し寂しく感じられました。

ちなみに本日のメニューは塾長が仙台へ出張に行った際に買ってきてくださったお土産の牛タンとそれにあうサラダやスープを用意しました。
サラダはリーフレタスとキノコの炒め物を合わせたものを、スープは卵スープを用意。
さて食べようというとき、牛タンは田崎先生が取り分けてくださったのですが、均等に取り分けず枚数の当たり外れがあったので、塾生が皆自分の牛タンの枚数を数えるというシュールな光景が見られました。

牛タンの梱包
本日のメニュー

牛タンを食べ進めていくなかで、なぜ牛の舌を食べようと思ったのかという話題に。
私も以前その話で友人と盛り上がったとき友人に、

「仙台で有名な伊達政宗が度胸試しで部下に食べさせてみたら思いのほか美味しくて、そこから広まった。」

という嘘をつかれ、その時実話も調べたはずなのですが、それが印象に残りまったく思い出せませんでした。
実際は、佐野啓四郎という方が東京で料理の修行をしている際に、フランス人のシェフに勧められて食べてみたところその味に惚れ仙台で専門店を開いたことが日本に広まったきっかけだと言われています。
佐野啓四郎さんに教えてくれたフランス人のシェフはなぜ食べようと思ったのでしょうかね。
私は学生時代アルバイトで焼肉屋さんで働いていたのですが、肉の部位の知識に関する本に

“牛タンを食べ、牛との熱い接吻をお楽しみください”

という一文が書いてあるのを見てから牛タンを食べるとき一瞬躊躇してしまうようになってしまいました。イメージとは恐ろしい。

食後のコーヒーは普段いれてくださる西村先生が遅れて参加ということで、森口先生がいれてくださりました。初めていれるということで普段の西村先生のやり方を思い出しながら丁寧に美味しいコーヒーをいれてくださいました。インスタントコーヒーが普及している今、なかなかこだわる人でなければペーパードリップなどしないですから、難しいですね。お湯のいれかた、いれるタイミングなど繊細なのでしょう。私も今度挑戦してみたいと思います。

コーヒーをいれるキリッとした森口先生

食事も一段落し、西村先生もいらっしゃったところで、間近に迫った森口先生の塾セミナーのパワーポイントの模擬発表が始まりました。

背中で語る森口先生

今回の内容はずばり・・・

「異年齢保育」です!

見守る保育と言えば異年齢だ!、と頭に浮かぶくらい浸透しているやり方だとは思いますが、そこには様々な見守るメソッドが盛り込まれており、形だけ真似してそこを無視した方法をとってしまうと、年齢別保育と何ら変わらない効果しかもたらさない、などといった難しさも孕んでいるということで、根本的な理論や考え方の要因を一つ一つ丁寧に説明していきました。
大人からの働きかけというよりは、環境を通して子供達の発達を保証しながら保育していく、といったシンプルに見えてとても深くなかなか底の見えないテーマです。
一通り模擬発表も終わり、塾長にお話を聞こうとしたとき塾長からひとこと。

「森口くん、ちょっと私の作ったパワポでもう一回説明してみてよ」

なんと、塾長は森口先生の発表の内容を聞きながら、認識のずれている部分や付け足した方がいい考え方などを補うようなパワポを作られていたようで、急遽新しいパワーポイントでの発表が始まりました。
そうして考え方のすりあわせが行われていきました。
こうした入念な準備があのセミナーに繋がっていると思うと気が引き締まります。私が担当することになったとしたらどうなってしまうのか考えるだけでも震えてしまいますが、これから少しずつ頑張っていきたいと思います!

そうそう、自己紹介が遅れましたが、わたくし今年から新宿せいが子ども園で働かせて頂いてます。髙橋健一郎と申します。現在の新宿せいがでは副園長と私だけが普段から眼鏡をかけている男性職員ということで、眼鏡をかけた先生と覚えていただければ幸いです。拙い文章ではありますがこれからもどうぞよろしくお願い致します。

(編集 髙橋)

牛タン」への1件のフィードバック

  1. 臥竜塾ブログへのコメントから高橋先生の高い文章力を感じていましたが、報告も見事ですね。とても勉強になります。高橋先生がセミナーをされる日がとても楽しみになりますね。

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