1月後半から広まり出したコロナウイルスも徐々の収束の方向に向かっていますね。慣れない自粛生活も終わりが見えて嬉しく思います。が、くるかもしれない第二波にそなえ、気を抜かず、予防には努めていきたいですね。皆さんも最後まで元気で過ごせることを心から祈っています。
さて、5月13日の塾報告をさせていただきます。今回の塾もzoomを使ったオンライン塾でした。新宿せいがの塾生にくわえ、宮城さん、西田先生、村橋先生、松元先生、佐野先生も参加してくださいました。ありがとうございます。全国の遠いところからでも、参加できることはオンライン塾の大きなメリットですね。
21時から開始された今回の塾では、始めに加藤先生によるパワポから始まりました。発表の内容は5月27日に予定している、塾セミナーで発表するもので、「チーム保育 新宿せいがでの実践」でした。塾セミナー当日のネタバレになってしまうので、詳しくはのせませんが、21世紀型保育の教科書をとても丁寧に説明してくださっていました。当日の発表を楽しみしています。
発表が終わると、
塾長「じゃ、それぞれ感想を。加藤くんが指名して。」
加藤先生「えっ、自分ですか!?では〜、西田先生お願いします。」
ということでトップバッターは西田先生。
西田先生
4年前か、5年前に一緒にチーム保育の講座をやったね。思い出したわ〜
文字がすこし多かったかな。加藤先生は話が上手だから、減らした方がいいのかも
手段が目的にならないことがうまく説明できていた。子供の姿を見ていたら自然とそうなっていくことがスッと落ちた。
加藤先生「ありがとうございます。これ自分が全部指名するのもあれなので、感想の順番はリレー形式でやってもいいですか?西田先生、次の人をあててもらえますか?」
ということで、発表の順番をリレーのようにやって行きました。
西田先生→佐野先生
異年齢保育という呼び方を辞めたい。区によっては異年齢保育がひっかかってしまう。年齢別が当たり前のよう。見守るが、すべては子供のためにということが伝わってきた。
佐野先生→本多先生
特にありませんwww
自分がせいがにいるから、とても想像しやすかった。呼吸?流れを止めない、とは実際にどんなことなのか説明や写真があってもよかったかと。具体的な動きがあると、分かりやすいかもしれない。でもまあ、邨橋先生がやってくれるからいっかwww
本多先生→松元先生
子供の話したことをペコパ(お笑い芸人)みたいに返せたら面白いねと親とはなしたことがある。流れというワードが残りました。今の園では担任性のなごりか、どうしても、先生が流れを止めたりしていたことに気づいた。子供が主体的に動く環境。子供がしたいこと、子供の行った先に大人がいる、だから、どこにいってもいいからねというスタンスが大切ですね。
松元先生→ザッキー先生
動画を撮ってくれた先生たちが、何かしら使えると思って動画を撮っている。結果的に職員同士が話している環境がとってもいい。
ベテランの先生たちが番号を考えた。その土台を作るのに、物凄い時間がかかっている。自分たちは土台の上で踊らされていただけ。
ザッキー先生→森口先生
加藤先生らしい感じで進んでいる。
ちょっと早口でしたね。言いたいところとそうでないところでもっと選別するともっと伝わりやすいかも。
森口先生→邨橋先生
ない笑。加藤先生の次は自分なので、自分がどうやろうかと思って聞いていた
もう少し、シャープにできるところがある。伝えたい部分が置いていかれそうな気がする。
自分が今、悩んでいることもあって、とても勉強になりました。
邨橋先生→横田
ありがとうございました。チーム保育って、どうしても保育者がどうやって連携して、ということを考えてしまっていたが、子供も、地域もチームなんだなと思いまいた。とても勉強になりました。
塾長
内容はとても重要なことでも、細かい字がいっぱいあって、わかりにくい部分があった。
話す内容をもう少し絞ってみるといい。
ハンガリーの保育が最近注目されている。それは「流れる日課」という保育方法。GT メンバーも流れる日課を取り入れている園もある。子供がちゃんと次にやることがわかっているからスムーズに流れ、それは、異年齢で子供同士が伝承しているからできる。
チーム保育は、本来、番号で動いているのではなく、阿吽の呼吸で動くもの。それを他者に伝えるために番号を作った。番号ありきではない。番号でチーム保育をするのが目的ではない。
内容がたくさんあったが、YouTubeで何回も見れるからいいのかもね。
ということで、感想をいって回りました。そして、加藤先生の発表が終わり、話題は出前保育の話へ。
自粛期間中、新宿せいがでは、毎週、各家庭にお手紙を配布しています。そして、今回は食育をテーマに発送する予定です。そもそも、外出がなかなかできない現状で、YouTubeばっかりになっているので、少しでも離したい、保育とのつながりをもてるようなものを送ろうと始まりました。
今回送るものは、水耕栽培の種です。3種類の種を用意し、そのうちの一つをランダムに封筒にいれ、どの種が送られてきたのかを楽しむものです。そして、どの種かわかった時点で園に教えてもらうというふうにしています。
またピーマンマンの話をカッキー先生がエプロンシアターで演じている動画も配信する予定です。
塾の最後は、このカッキー先生の動画をみんなで見ました。これが言葉ではうまく表現できないのですが、最高のものでした笑。
動画を見て、宮城さんは「さいこうでした。体があったかくなりました笑」
高橋先生は「これぞ、柿崎先生!話のリズムと間、最高でした。」
と言っていました。
二人の感想を聞き、動画を思い返しながら一同ゲラゲラと笑い、笑顔のまま今回の塾は終わりました。
報告者 横田龍樹