今日は二週間ぶりの臥竜塾となりました。
今回の報告は以前と同じように、実際に行なわれた会話を書きました。
ですので、相手の呼び名など分かりにくいと思いますが・・・。
そこはフィーリングで読み取って下さい(笑)
まず今回の塾では最近の近況報告ということになり、先週富山に塾長と一緒に行った柿崎から近況報告が始まる場面からです。
柿崎「えと・・・富山はやまむろ保育園の公開保育とドイツの同窓会でした。
と言うのもやまむろ保育園の公開保育に今年ドイツ研修に参加した神奈川の園長先生が参加されるとのことで、急きょ同窓会を開くことになりました」
園長「今、ドイツの同窓会をよく行っているのは悠里君が行った時とカッキーが初めて行った時のメンバーだけど、
一回目を行えば、そのまま継続できるから、参加者が少なくても、とりあえず一回目を行った方が後につづくから、急きょ行ったんだよ」
柿「今年のメンバーはやまむろ保育園さんから2名参加されたので、最低でも園長先生と神奈川の園長先生と僕を合わして5人だけど企画をして、
当時の参加者のメーリングリストにメールを流したところ9他にも参加される先生がいて、結局9人でできました。」
園長「その同窓会の目的はドイツ研修で学んだことを保育園に戻って1年間でどこを取り入れたかを、お互いに話し合う事が目的の一つがあるんだよ。
で、カッキ―もちゃんと報告したよね?」
柿「そうですね。若、今年の夕涼み会の看板作りで学童が作ったことを発表させてもらったよ」
若「あぁ!あれですね。ドイツで『小さな科学者』の一環で行っていた実験を看板作りに応用したやつですね」
柿「そうそう!同窓会には、あとたすくんのお父さんと兄ちゃん、やまむろ保育園の園長先生とか参加してくれて、とても盛り上がった同窓会でした。
来年はまだ未定だけど・・・続けていけたらと思います。そして大事な話しだけど、来年度からドイツ研修の事務局が臥竜塾生で行う事になるから、
今度、みんなんでそれを周知したいと思うので・・・宜しくお願いします。」
園長「泰君やたす君は子どもが小さいから、しばらくは難しいかもしれないけど、基本的に事務局が行うことは、ベルガーさんと連絡を取り合って研修の日程を決めたり、
旅行会社の選定、そして参加者の募集のメール配信、研修後のレポートの作成だね。そして今回のような同窓会の企画とか、
色々とやることが多いから、皆で分担していければいいよね。
一同「うんうん・・・(頷く)」
園長「で、カッキー。続きは??」
柿「あっ、そうですね。一日目がその同窓会を行って、二日目はやまむろ保育園の公開保育でした。
やまむろ保育園は以前、公立の保育園だったのを民営化したので、建物の構造は昔ながらの教室でクラスが分かれている環境で・・・」
園長「で、カッキー。感想は??」
柿「・・・そうですね・・・。手帳持ってきても??」
園長「じゃあ、いいよ。おしまいね」
一同「お疲れ様でした(笑)」
柿「すいません(笑)持ってきます・・・。
で感想ですが、個人的にいいなぁと思ったところは345歳のクラスではカレンダー作りです。もちろん子ども達が手作りのもですが、
そこには自分たちで計画した遊びなど書き込んだり、あとは保育園の行事はもちろん、様々な活動を子どもたちが自分で書き込み、見通しを立てる活動を行っていました。
新宿せいが学童で行っている自分たちで月案会議をしているようなイメージですね。
あと驚いたのは、給食の時に子ども達は主食のパンを食べていたけど、先生の目の前には何も無くて、食べていないのかな?と思ったら主食は自分で自宅から持ってくるそうです。」
園長「それに関して言うと、全国的に見ると、それが普通なんだよ。東京など大都市が特別なだけ。本来は園長だけが離乳食から給食まで試食として食べることができて、
あとの職員は自宅からお弁当を持参する園がほとんどだね。」
柿「なるほど・・・一人暮らしで、家で料理をしない僕にとっては本当にありがたいです・・・」
山下「カッキー、本当に調理員か(笑)」
柿「・・・。」
柿「で午後は高岡市にあるふたば保育園の園内研修でした。事前に質問の内容をもらっていたので、それを元にした講演内容でした。
研修が夕方からで、研修時間もオーバーしてしまい。そこからの夕飯だったから、ホテルに帰ったのは11時半でした」
園長「温泉には入れなかったね」
山「すいません、ハードスケジュールを父が組んでしまい・・・」
柿「そして最終日の三日目はやまむろ保育園の実践発表と先生の講演会で、三日間の出張が終わったわけだけど・・・一個やらかしてしまったんですよ(笑)」
一同「なに?粗相したの!?」
柿「いやぁ…粗相というか…。その実践発表の後に先生の講演だったんだけど、今回の講演で先生がパワーポイントを使うから、準備をして待機してたんだけど、
いつも先生が言うように聞き手の反応を見てタイミングや内容を変えるから、いつパワーポイント使うか分からなくて、そのうちに…。
山下「あっ!寝たな(笑)」
柿「いや…トイレに行きたくなって。我慢してたら、本当にヤバくなって、とうとう講演中に先生の後ろをダッシュしてトイレに行ってしまいました!
とにかく急いでトイレを済ませて、会場に戻ったら先生が自分でパワーポイントを操作していました…」
園長「パワーポイント使うつもりでカッキーの方をフッと振り向いたら、いないんだもん(笑)しょうがないから、自分で起動してスライドさせたよ(笑)」
本多「カッキー、やったな(笑)」
柿「もう、やばかったです。本当ですよ…。ですから皆さんも気を付けて(笑)」
園長「それだけじゃないんだよ!講演中にパソコンの電源が切れるのが恐いから電源コードを車の中にあるカバンから取ってきてもらおうとカッキーに頼んだらカバンの中に無くて、
自分の手持ちカバンにも無いし、カッキーのカバンにも無いから、もしかしたら保育園に忘れたかもしれないと思って、
東京に戻った次の日に台風のひどい中に保育園に取りに行っても無くて、どこにいったかな?と思ったら出てきたの。」
一同「どこにあったんですか!?」
柿「俺のカバンの中・・・」
一同「最悪だ!!カッキー最悪だ」
柿「本当ですね・・・。」
園長「(笑)」
園長「で、西村君は長崎に帰ったそうだけど、どうだった??」
西村「今回は長崎で国体をちょうどやっていたので、応援も兼ねて帰省しました。」
園長「実家の保育園に行ってないの?」
西村「行きました。しばらく行ってなかったので、懐かしかったですね・・・そして、園長室の椅子に座ってみました。
土曜日に行ったのですが、子どもが10人位しか休んでないので、ほとんど平日みたいな感じでした。ですので職員もほとんど出勤のようです。
お部屋に関しては、まだまだ分からないですが、テーマが野菜ということで、展示物や取り組みなどはとても参考になりました。
園長「西村君のお母さんに聞いたけど、お父さんは見守る保育をするまではとても怖かったけど、見守る保育をしてからとても丸くなったそうだね」
西村「そうですね、確かに怖かったかもしれません。それが丸くなりましたね。特に頭も体も(笑)」
一同「うまいこと言ったね(笑)」
と西村君のお父さんのネタを最後に今回の臥竜塾が終了しました。
前回同様、柿崎君の話ばかりでしたね(笑)
なかなか塾生も泊りでの出張には行く機会がないので、実際に出張の様子などを柿崎君から報告を受けることで、
情報の共有はもちろですが、いつでも出張が行けるような心構え的な物を学ぶこともあります。
時には、こんなほんわかした雰囲気の塾もなかなかいいものです。
最後に今日の献立です。
今日は自分で言うのも何ですが、私の父が臥竜塾に合わせて富山名産の鱒の寿司を送ってくれました。
鱒の寿司ですが、福岡の明太子と同じように、富山の中でも色々なお店があり、
自分で好みのお店を探し、お気に入りのお店で買うようにしています。
例えば酢の〆具合や肉厚など店によって微妙に違うのです。
そして、うどんです。富山は氷見の寒ブリが有名ですが他にも「氷見うどん」が有名です。
そしてレタスのサラダとなっており、全体的にヘルシーでさっぱりとした夕飯でした。
そして食後のデザートは西村君から長崎のお土産「長崎物語」これは生クリームをバームクーヘンのような生地で包んだ小さなロールケーキみたいな物です。
中にはオレンジが入っていて、少しだけ来る苦味が、中のクリームや生地の甘さを引き立たせてくれる一品です。
そして塾長が先日プライベートで長崎は雲仙の方に行かれたので、お土産の「湯せんぺい」。これは雲仙から湧き出る温泉水を生地に練りこんだ
素朴な味わいのある、薄くてサクサクと食感がいい煎餅です。
そしてなぜかスーパーで購入したロールケーキ。(笑)これは、たまに食べたくなる時がありますよね。
(報告者 山下祐)
ん〜おもしろかったです!!ライブではないのですが、ライブ感があって、なんだかこちらまでほんわかしてしまいました。実際にお話された言葉を読むことができると、その方の人柄がどことなく感じられるようで、なんだかいいですね!柿崎さんの件につきましては、私も何度も似たようなことをしていますので(仕事でも私生活でも)、自分のことのように読んでいました。「お父さんは見守る保育をするまではとても怖かったけど、見守る保育をしてからとても丸くなったそうだね」という西村さんのお父さんのお話は素敵ですね。私も保育をするにあたり、自分の人格を考えるようになりました。まだまだまだなのですが、人としてどうかということを問われながら働くことができることにありがたさを感じます。
さすが柿崎先生です(笑)先生のような先輩がいるからこそ、後輩も胸を張って失敗できるというものです。僕も一度行事の日に寝坊をしました。その時も寛大に受け止めていただいただけでなく、柿崎先生の寝坊の話になり…(笑)そういった意味でも柿崎先生にはたくさん助けられていただいています。
食育について、どの保育園も何かしらの取り組みをしていると思います。僕が知っている保育園では、稲を苗から育ててお米づくりをしていました。ですが、給食は子ども達だけで、職員はお弁当を持参していました。稲の育ちを知ることも大切ですが、一緒に同じものを食べて、美味しさを共感し合う、気持ちを分かち合うことも、食育としては大切なことなのではないかと感じます。