本当の謙虚さ

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10月14日の塾報告をさせていただきます。

今回の塾はまず、森口氏から先日行われた塾セミナーのデモンストレーションを行いました。やはり発表自体が面白くさらに森口氏から出てくる言葉かというのは何か面白味がありながら伝えてくれる感じが私は好きです。先日の塾セミナーにお越しいただいた方々や、zoomで参加したくださった皆様ありがとうございました。

そのデモの後には塾長から前回柿崎氏による報告にありました対談に付随して、持続可能な社会という本のまとめの部分を読んでくださいました。そこには、謙虚さについて書かれてあり私自身非常に気になった部分だったので載せさせていただきます。

「何よりも謙虚さと好奇心を持つことを子どもたちに教えよう、謙虚であるということは本人を抑えて事実を正しく見ることがどれほど難しいかに気づくこと。自分の知識を限られることを認めることが謙虚。堂々と知りませんと言えることが謙虚。新しい事実を発見したら、喜んで意見を変えられること。謙虚になると心が楽になる。何もかも知っていなくてはならないというプレッシャーがなくなるし、いつも自分の意見を弁護しなければと感じなくていい。好奇心があるということは、新しい情報を積極的に探し、受け入れるということだ。自分の考えに合わない事実を大切にし、その裏にある意味を理解しようと務めることだ。答えを間違っていても恥とは思わず、間違いをきっかけに、興味を持つことである。どうしてそんな事実も知らなかったんだろう、この間違いから何を学べるだろう、この人たちはバカじゃないのにどうしてこうしているんだろうと考えてみること。好奇心を持つと心がワクワクするから。好奇心があればいつも何か面白いことを発見していられる。世界は変わり続けている。知識不足の大人が多いという問題は次の世代を教育するだけでは解決できない。学校で学ぶことは学校を出て10年や20年もすれば時代遅れになる。だから大人の知識をアップデートする方法を見つけなければならない。自動車に欠陥があったらリコールされる。メーカーからお客様の自動車を回収して、ブレーキを修理します。なんて手紙をもらうわけだ。同じように学校で教わった事実が時代遅れになったら学校から謝罪の手紙を受け取ってもいいくらいだ。申し訳ございませんが、お客様に教えたことはもう事実、真実ではありません。お客様の脳を回収して、無料でアップグレードいたします。ということ。でもそんな手紙をこないので、職場がこの問題に取り組んだ方がいい。この教材を最後まで読んでテストに答えてください。世界経済フォーラムや他の国際会議で恥をかかないために。と教えることはできるはずだ。」

とありました。なるほど!と素直に思う次第です。

重ねて塾長から「本当の謙虚さというのは間違いを認めることだと言われている。過去の知識はもう時代遅れになってしまうから、新しい知識に対する好奇心を持つことが大事」というようにいってくださいました。

何か好奇心を持って日々ワクワクして物事に取り組んでいる姿勢というのはどこか塾長と重なる部分を感じます。塾長は常にアップデートされ、こうしていたからという考えはあまりなく、常に前を向いている姿勢というところに今回私は自分を省みるいい機会にさせていただきました。

報告者 本多悠里


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