その講演に触れることができました。
語り手は女性の方でした。スピード感のある話ぶりながら、所々感情の籠るタメのような、空白を作ることに長けておられ、それが食の危機について鬼気迫るような空気感を創出させていました。
概要としては、
・子どもも大人もスマホやタブレットからなどの広告によって、食については知らず知らず、多分に刷り込みを持たされている
・溢れる加工食品は味が濃いから誰も残さない。キャラクターものの食事、目で楽しい加工食品の罠に疑問を持っていない。
・ アメリカでは学校給食の牛乳に砂糖が入っている。それでも残さない、甘くて美味しいから。
・そして、 腸内環境がおかしくなる。そうすると子どもがイライラする
・製薬業界と食品業界、会社が同じ、というケースがある。その会社が作ったものを食べて、病気になって、その会社の薬を飲む。それって、おかしくないか。
・そして、その「おかしいんじゃないか」という輪が広がって、裁判で勝てた例も
・でも折角製造したそれら加工食品たち。それを情報を持っていない国へ売ってしまえば。次のターゲットは自分たちの国かもわからない
・人間が最後まで持っていたいもの、それは『食の主権』
・何が好きで、何を食べたいか、それを自分で決められる権利。でも、情報が限られている中では、それは実は自分で決めているようで、決めさせられているものだった。
・ オーガニック認証の緩い国、そこに漬け込んで、オーガニックでない食品、食材が流入してくる
・キーワードは「小さくやること」小さくやれば潰せないし、きめ細やかにやれる。
・だから、正しい情報を持つこと。そして、食の選択をするということは未来を変えることであり、
食について考える機会が、このところとても増えたような気がします。食欲の秋、体に良いものを沢山摂って、寒い季節へ備えていきたいですね。
勿論、食についての内容ながら、何か他の様々な事業にも通ずるような内容に、思わず聞き入ってしまいました。
(報告 加藤)