「言葉が使いがとても悪い子どもについて、そういう子にどのように伝えればいいのか」
佐野先生から、の質問に、
「流行ったアニメや、家庭環境など、何かの影響がなければ、子ども自身で悪い言葉を考えつくことはできないのでは」
「日本は言葉の暴力について甘すぎる」
接する保育者としては、ふとした時に出る言葉、無意識に出る言葉、について気をつけると同時に、
「悪気で思っていない内に、そういう言葉について、表現の仕方について伝えてあげられるといい。怒るように伝えるとムキになるから」
とのこと。勉強になります。
渡邊先生はチーム保育について。
「全員番号を守って、それぞれの役割を全うするべきでは」
という、チームの先生の考え方によって、チーム保育が円滑に進んでいかない、という話でした。
「保育は人間性が出る」
「やってもらって助かった経験があると、自分もやってあげようとする」
「そういう経験を積まないと」
なるほどチームで助け合った経験が、その人に影響を与えるのですね。
「先ず子どもにとってが先、役割はその後」
「役割にこだわるとギスギスした保育の形になる」
「番号をシャッフルして、大変な人の後ろをフォローする体験」
「立場が逆になる思いをすれば、その立場に対して思いやれことができる」
との塾長からの言葉です。勉強になります。
チームが楽しい雰囲気になることは、大人にとっても、そしてもちろん子どもたちにとっても、とても大切なことです。
もう気付けば5月。新しい月も、楽しく実りあるものにしていきたいですね。
(報告 加藤)