食育

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5月も終盤に差し掛かりましたね。

この緊急事態宣言の影響で、昨年同様親子遠足が延期になりました。しかし新宿せいがでは行事の準備に余念がありません。社会情勢に振り回されないといけないこの情勢下においてもどのように行事を開催することができるのか?ホントに頭が下がるような思いです。

実際に東京の状況はというと通常運転していますが………(笑)最近、毎度行事の前の塾報告にあたることが多く同じような表現になってしまいますが、新宿せいがこども園は、ホント子どもの最善の利益に対して社会情勢を踏まえながら、園長先生の考えの元、行事に対して日々試行錯誤してる所です、中止にするのは簡単な事だとは思いますが、みなさんが知恵を出し合ってどのようにやっていけばいいのかを具現化していく様を見させてもらっています。有難いですね!

さて、前置きは少し長くなりましたが、今回はイレギュラーで、木曜開催となりました、仕事で少し遅くの参加になりましたが。セミナーのプレ発表です。

その前に今回のプロローグは髪の話になりました。みなさんサラサラヘアーご存じでしょうか?

その中で、高橋先生の髪の話に、髪を長く伸ばしている先生。ロングヘアーでかんざしさせるぐらいまで伸ばしているそうです!かっこいいですよね!

僕の青春時代はゆとり教育になる前の時代だったので、ある意味において古き良き時代の名残が残っていましたが、多様性というものに対してまだまだだった印象があります。型にハマってるというか、マイノリティ派は排除されてしまうことが多かったりと、マジョリティ派が多かったように思います。髪の話ですが、黒髪短髪が、ザ、男的な感覚とでもいうのでしょうか。

これが美徳として捉えられていた、青春時代でした。今の時代のニーズに合った考え方をしなければ淘汰されてくる時代になってくる。多様性を認めるというよりか、認めざる負えない環境を作っていかないと、それこそ本末転倒になってしまう時代になってきているのを感じます。

見守る保育は、多様性を尊重する保育であり、それを園長先生は昔から提唱されている。時代がやっと追いついてきた感じが否めませんね(笑)時代の流れでしょうか?そんなこんなで色んな個性が集まっているのが新宿せいがこども園であり、色んな個性が相乗効果を生み、人的環境に至ってもいい効果を生んでいるのが新宿せいがのチーム保育なのだと改めて感じさせてもらいました。

ここで先生方が集まったので本題に。

みなさん今回のテーマは、「食育」。

駒沢こだま保育園の佐野先生の発表になります。食育で色んな取り組みをされている園です。

内容は、デイリークッキングについてです。ビックリしたのが、0、1歳でもクッキングをしているという点です。

どういう内容なのか?食材の匂いを嗅いだり、触ったりと感触を確かめるようなことをされているそうです。2歳児クラスでは、手の巧緻性の発達も考えて、

ちぎる、混ぜる、こねるがありますが、ちぎるの中でも大きさを意識してちぎったり混ぜるのも、トングなどの器具を使い混ぜたり、こねる作業に至っては、触るからまとめることができるようになり、形も成形できるようになってくる。

3,4,5歳児は、包丁も使うそうです。時間もかかりますが、子どもたち同士が考えることを大切にしており職員は危機管理もしつつ見守る姿勢だそうです、クッキングを通して、大きさ、量の調整、空間の認識。文字や数などといった事を日々学んでいるそうです。

毎日やっている所はホントすごいことですよね。個人的には先生方大変じゃないかなと思ってしまったりも(笑)

このデイリークッキングの中で、一番大事にしていることを言ってくださいました。栄養士、調理師さんと保育士の関わりが非常に大事。ホントそうですね。素晴らしい取り組みを話してくれました。

ここで、小松崎先生から感想が、新鮮でおもしろい、脳の初期の敏感期、0~3歳児になるまでがピークであることから、僕たちが大事にしないといけないのは、五感を大事にしていかないといけない。その中で、一度の活動でこの五感を感じる事ができるのが、食育だとおっしゃっていました。ホントその通りですね、日々の保育を形成するにあたり、食育の大事さを考えさせられる、塾となりました。

今回も色んな話を聞けて見聞を深められることができるのは、このZOOM塾の良さだと思わさせていただいた会になりました。有難いですね!

報告者 川辺

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