GT環境セミナー報告

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9月7日の塾報告をさせていただきます。先週にGT環境セミナーがありましたので参加した、伊藤先生、太田先生から報告がありました。 まず伊藤先生から「物的環境についての学び」を報告してくださいました。お二人ともせいがの森こども園に見学に行き、良い刺激をもらってきたそうです。

 「働き始めて5ヶ月ですが実際に働き始めてから考え方、見方も話を聞いて変わってきたと実感しています。最近は手作りおもちゃが少ないというのにも気付かさせて今回学んだことを生かして何か作っていければなと感じています。また城山保育園の実践発表でステムの環境に驚きました。先生が楽しんでやっていることが印象的で先生が楽しんでやっているからこそ、子どこたちも楽しんで取り組めるのかなと思う。先生がいろいろなことに好奇心を持って取り組まれているからこそなんだと思った。時には失敗もあるが熱心に取り組み楽しむ姿勢を学びました。」 伊藤先生の感想を受けて思うのはやはり、手作りおもちゃに関して、いうと一番先生が子どものそばにいてこの子たちは今どんな遊びが面白いんだ、この発達に合っているんだという認識が一番あると思います。だからこそ、手作りおもちゃでその発達のピンポイントの遊びを作れるのかなと感じます。そこで重要なのがステムのお話にもあったように先生が楽しんでやれることだと感じます。このおもちゃを作って子どもたちに出してみたらどんな反応をするだろうか?こんな風に遊んでくれるかな?予想外の遊び方になるかな?といったようなワクワク感が生まれるように思います。 伊藤先生の報告を聞いてこんなことを思いました。

 次は太田先生になります。 「せいがの森こども園では地域の交流を大事にしていることから、会議室も地域の方のために使うこともあることを聞いて共生と貢献をを行っていることがわかりました。」「印象に残っているのが園庭で水辺や丘、などがあるだけで子どもの動作が増えるところがあり選択肢が多くあり良いのでは思った。子どもが何をしたいかの選択肢があることで良い学びの場になっているのではないと思いました。」 研修の印象「見立て遊びで具体的なおもちゃではなく、積み木で遊ぶことで想像力が豊かになる話を聞いて子どもたちが想像力を働かせている姿を見ると実際にいかせていることを実感している。これからの時代に合わせて、新しい発想をしていけるような環境を用意できたらな感じました。」 この話を受けて、「共生と貢献」と言う理念を根底に考えて保育の環境を考えていくことの大事さを改めて感じます。人は共に生きて人それぞれの貢献をすることを考えること。そのために声かけ、環境作り、行動というのを改めて考え直すいい機会になりました。

 またその話から、藤森先生のお話をたくさん聞いている人でもあぁこれかと思い流すのでなく違う解釈をその都度できる人というのは力があるのではないかというお話をいただきました。聞き手がどのように捉えて考えるかというのも非常に重要なことだと私も思います。藤森先生が見守る保育を何十年もかけて築き上げてきたことを少し話を聞いただけでわかるわけがないと思っています。実践をしてみてそして子どもの姿を見て、さらに子どもの発達に合わせてられるかなど深い深い学びがないことできないことなのかなとの感じますが、実際にやってみて、こうなのかも?と自分なりの発見があることの楽しさもあるのかなと感じます。終わりがないという言い方はおかしいかもしれませんが、答えが出てしまったらそこでおしまいですので常に進化し続けているのが藤森先生だと思います。こんなことを思いつかなったという発想を生み出すのもまた様々な経験をしているからこそで、常に探究心、好奇心をお持ちになられている藤森先生を見ているとまだまだこれからと思わせてくれます。 すいません、話がそれてしまいました。 他には最近幼児クラスの先生である、佐野先生が木工が得意でして幼児クラスのおもちゃや環境をガンガン作ってくれています。こんなものどうですかね?と相談に来られて、クラスの先生とお話されているなと思ったら、次の日にはもう出来上がっているというが驚きです!笑スピード感がすごいですね。これこそ先生が楽しんでおられることを実感します。そんな姿に非常に刺激を受け、私も!という気持ちでいっぱいです!環境を一緒に作っていける喜びを今改めて感じております!

 藤森先生から日南町の町長からも木工ゾーンの使い方について尋ねられてそうです。そこで藤森先生はこう答えています。木工には2つあって「一つは子どもたちはドライバーなどの使い方を教えて免許証を出して使えるようにして何かつくのが目的。」「二つ目が、職員が木工で作っているのを子どもが見ている。保育中に作ってもらうことで子どもが見れる。昔の父親は家の棚だったり、ちょっとした家具だったりを家で作っていたから家で金槌や鋸を触る機会があった。今ではそんな機会がないため、園で作るのを見せることが大事になってくる。」 この二つの目的で使っていますとお話されたそうです。実際に子どもたちはすごい佐野先生がやっているところを見ています。こうした環境は子どもたちに興味や好奇心が湧くなのだなと改めて感じます。 他ににもまだまだ話題はありましたが盛りだくさんになってしまうので割愛させていただきます。

 報告者 本多悠里

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