塾長の言葉でこんな言葉があります。
「人から教わるより、教えた方が学びは大きい」
これは塾長の講演や話を聞いたことがある人ならば知っている有名な言葉です。
「人から教わるより、教えた方が学びは大きい」
これは塾長の講演や話を聞いたことがある人ならば知っている有名な言葉です。
今週の月曜日~水曜日とGT環境セミナーがありました。今回も初日の見学に約60名、3日目は半分の30名ほど見学に来られました。
その際に見学者からの質問は「保育説明員」という役割の人を各フロアに設けて、
何か聞きたいことがある方は保育士は保育をして質問に答えることが難しいので、説明員に質問するという体制をとっています。
私も説明員として主に345歳のフロアに環境マイスター(用務員です)として環境の説明として立っています。
私なりに今まで塾長から学んだことを説明させていただいています。
なかなか面白いのが、セミナーの種類によって質問内容が違うことです。
当たり前ですが、サミットは園長先生方の参加者が多いので、理念的な質問やチームワーク(人間関係)の質問が多いのに比べて、
環境セミナーは保育士の先生方が多いので具体的な方法論の質問が多いです。
本多君が「どういう質問が多いの?」と聞かれたので、今日の議論はその質問内容について話し合う事になりました。
質問内容としてよく聞かれる内容は…
・移行について
・行事
・書類
・ゾーン(保育室)の作り方
・先輩、後輩の関係
・遊びの偏り
などが多く聞かれます。
今回は「遊びの偏り」について詳しくさせていただきます。
まず345歳の子ども達は朝の会で保育室で遊ぶか、外に散歩に行くか決ます。
その時に外が好きな子どもはずっと外を選ぶし、室内が好きな子どもはずっと室内を選んでしまい、遊びが偏ってしまわないか?
という内容です。確かにそれはあるのかもしれませんね。
その質問に対して私が答える例として、確かに偏るかもしれませんが、ちゃんと子ども達を見ていると自分で調整して、
その質問に対して私が答える例として、確かに偏るかもしれませんが、ちゃんと子ども達を見ていると自分で調整して、
外が好きな子どもも時々は室内を選ぶし、室内が好きな子どもも時々は外に行くので、案外、大人が思っている以上に子ども達は自分で調整していると思います、と…。
よく塾長の講演でお話される事で子どもの情緒が安定している時というのは何も椅子に座っておとなしくしている状態が情緒の安定しているのではない、
もしかしたら外で走り回っている事で心が落ち着く子どももいるはず。
また塾長がドイツの話でこんな話をして下さいました。
ドイツでは全員で外に行く時があるそうで、その理由としては外気や日光に浴びることが目的のようです。
と言うのもドイツは日照時間が短いようで太陽が出ている時間が限られているそうです。
なので全員で一斉に外に出るようです。ただ日本と違うのは、外は体を動かす事が目的にしています。
ドイツでも外が苦手な子どものために、日陰でくつろげる場所を設けたりと、ちゃんと環境を用意しているようです。
実際に私もドイツ研修に行った際に日陰で静かにたたずんでいる子どもを見かけました。
どうしても、私たちは癒しの空間と言われると室内の一角に設けがちですか、ドイツでは屋外にもちゃんと癒しの空間を設けているのですね。
また今回のセミナーから西村君が塾長の助手として初めて最初から最後まで参加しましたが、
その中で「刷り込み」という言葉をよく耳にしたそうで、「刷り込み」とは何か?と疑問を持ったようです。
本人としては「思い込み」という意味で理解しているそうですが、これに対して小松崎くんが
版画を例に刷り込みについて答えていました。
版画は一度、刷ってしまうと白紙に版画の跡が残る、しかし間違って刷ってしまうと跡を消すことはとても難しいように、
考え方も一度、頭の中に入った考え方があると、それが頭の中に強く残ってしまい、それを変えるにはとても難しい・・・と。
版画を例に出すのは、さすが小松崎君です。
さらに塾長が話されたのは、「間違った目で見てしまう」ということです。
一度頭の中に入ってしまった考え方が、もし間違っていると、その考え方で物事見たり、考えてしまうので、
全てが間違ってしまう恐れがあるということです。
よく言うのは好きな色を答える時に、男の子は青で、女の子は赤が好きと言うことです。
塾長のブログでを読みながら思うことですが、
いかに自分が持っている刷り込みを減らし、物事を新鮮に見るかが大切だと思いました。
来年度から塾生がとうとう講座を開いてしまいますが、
冒頭に書いたように、教えることのほうが遥かに学びは大きいです。
と言うのも、それに向けて今以上に学び、自分の中で考え方を整理しなければいけません。
そういう意味では、塾生としては、今までと同じような学び方ではいけませんね・・・。
さてさて少し不安がよぎる報告になってしまったので、メニュー紹介です。
まずメイン料理は北九州は小倉市の「焼きうどん」です。
焼きうどんと聞くと、まぁ想像できると思いますが、今回の焼きうどんは私が今まで食べた中では別格でした!
ソースはもちろん美味しいのですが、麺が印象強く残っています・・・。
そもそも焼きうどんは小倉発祥だそうです。どうりで伝統の味がしました・・・。
次は大阪で有名な「点々の一口餃子」です。
名前のとおり一口で食べれるくらいの大きさの餃子です。
小さいからといって侮るなかれ!この美味しさは百聞は一見にしかず、大阪に行かれたら購入してみては?
あとは少し前に名古屋の味噌カツの味噌が余っていたので、
その味噌をリメイクし刻みネギを入れて焼きおにぎりにしました。
今回は全国各地の名産が集まった、とても豪華な食事でした。
そしてデザートは・・・マダムシンコ!!
に見立てたバームクーヘンです。
セミナーの時に塾長の知り合いの園長先生からバームクーヘンをいただき、
先週にマダムシンコを食べたので、もしかしたらできるのでは?と塾長が言ったところ、
柿崎くんが「余裕ですよ」の一言。
普通はグラニュー糖を使うそうですが、体のことを考えて「てんさい」を購入しました。
バームクーヘンの上にてんさいを散らし、その上からシナモンをふりかけ、
ガスバーナーで焦がし完成しました!
早速、塾長が食べてみたところ「微妙・・・」の一言(笑)
私も早速食べて、本当はどうなのか?と思い食べてみると・・・「微妙」の一言でした。
次回からはデザートのうでも磨かないといけませんね・・・。
(投稿者 山下祐)
微妙(笑)思わず笑ってしまいました。男のデザートですから仕方ないですねと思いましたが、男の料理は大雑把とか質より量だろうとか、〝男の〜〟という言葉もある意味での刷り込みですね。繊細な料理をつくる人ももちろんいますし、むしろ有名な料理人やシェフの大半は男性のような気もします。先入観やイメージに捕われずに物事を見る習慣をつけていきたいです。
ドイツの保育の話は参考になります。知れば知る程、見守る保育の参考素材の一つであることを感じ始めた次第です。見学者の方々に色々なものを持って帰っていただけるよう、面白いありのままの毎日をお見せしていきます。
人には教えることの難しさはどんな場面だろうと思い出すと、そこにはうまく言葉にできずに、「ん〜こんな感じですかね」と濁している自分が思い浮かびました。自分が考えていること、思っていることを相手に伝わるように言ったりすることの難しさがありますね。それはまだまだ自分自身、しっかり理解していないということにもなるのかもしれませんが、整理していくことでもっと深めていけるのかもしれません。整理できれば、きっと相手にも伝わっていくのですかね。私はこの整理するというのがどうも苦手です。 張り巡らしたアンテナをまとめる力をつけていきたいです。
物事を新鮮な目で見ていきたいなと思います。「あ、それね知ってる、知ってる」では損することがたくさんありそうです。