やさしさに包まれたなら きっと 目にうつる全てのことは メッセージです

6月1日から、らんらん組(4歳児クラス)に新入園児として1人、お友達が増えました。

この日は6月2日。

この日は6月2日。

入園2日目にしてお当番が回ってきました。大人でもドキドキしそうなタイミングですが(笑)やり方を教わって一生懸命に取り組むこの子です。

「あ、僕はもう少し多くがいいなぁ」

「あ、僕はもう少し多くがいいなぁ」

 

 「お見本くらいにしてもらえる?」

「お見本くらいにしてもらえる?」

容赦ないですね(笑)

「…いっぱいですか?ちょっとですか?」「ちょっとでお願いします。」

「…いっぱいですか?ちょっとですか?」「ちょっとでお願いします。」

優しい眼差しと、その子が緊張しないような言い方で手元を見つめる青い服の男の子のは、すいすい組(5歳児クラス)のお兄さんです。

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2013年11月28日『社会の一員』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)

〝以前、新教育運動におけるイエナプラン校の提案の中で、学校を一つの社会として見るために、異年齢で構成することが当然であると考えていることを紹介しました。デューイも学校を「典型的な仕事によって学校を小型の共同体、胎芽的な社会とする」と述べています。その時の社会とは、「共通の進路にしたがい、共通の精神と共通の目的に関わって働いているがゆえに、結合されている一定の人々からなるもの」であると定義しています。それは、子どもが共通の目標に向かって、協同で活動を行い、主体的に参加するという民主主義の社会です。日本における教育基本法の教育の目的で「平和で民主的な社会」を作るためには、民主的な学校でなければならず、それは、将来、社会の一員になるための準備でもあるのです。デューイにとって、そのような活動が行われている場が「社会」であり「共同体」であるということで、学校そのものを小型の「社会」、子どもの生活の場としての「共同体」にしていくことが大切だと主張しました。〟

配膳という仕事に貢献することで、多くの子ども達と関わりを持つことができ、また、配膳に並ぶことでその子と関わることができます。この子のお当番での働きは〝共通の精神と共通の目的に関わって働いている〟ということであり、〝共通の精神と共通の目的〟とは即ち園の理念〝共生と貢献〟であると言えます。この子達はその目標に向かって、主体的に社会を形成している、と言うことができるように思います。

また、このようにも書かれています。

〝日本の教育の目的である、社会の形成者としての資質は、その一員として、社会の中で「共生」する力と、社会に「貢献」する力が必要になるのです。〟

給食の配膳一つにしてもこの理念が行き渡り、そして、これから社会を形成していく未来そのものの子ども達に、この力がこうして育まれているということに改めて気付かされたような思いがしました。

7月に入り、今ではすっかりお当番にも慣れたこの子です。お当番デビュー日の写真をたまたま見返し、こうして互いに育み合いながら、子ども達は日々成長をしているのだということを実感として改めて感じたこの度の出来事でした。

(報告者 加藤恭平)

 

ALWAYS どんなに君が遠くへ歩いていったとしても ずっと見守ります

「見守れませーん!(笑)」

面白いでしょう?(笑)我らが誇るベテラン保育者のある日の言葉です。

伝承あそびゾーンにお手玉を所構わず投げてあそんでいたわいわい組(3歳児クラス)の男の子です。

伝承あそびゾーンにあるお手玉を所構わず投げてあそんでいたわいわい組(3歳児クラス)の男の子です。

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2014年9月18日『楽観主義を使う場合』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)

〝私は、「見守る保育」で、見守っていていい場合と、行けない場合を思い浮かべ、共通なものを見出します。例えば、「リスクの大きいことに直面した場合や、将来の見通しが不確かな時は、見守ることは避けた方がいい」と思います。例えば、子どもが、遮断機が降りているにもかかわらず踏切を渡ろうとする、信号が赤であるのに大きな道路を渡ろうとするときは、すかさず大声で制止しなければなりません。また、一時保育の子で、その子の発達や姿を理解していないときには見守ることは危険です。

 また、「子どもたちには想像もつかないような先のことを考えたり、将来について助言をしたりするときには、最初は見守っていない方がいい」と思います。それは、子ども本人の力の限界を超えているからです。また、「子どもに共感していることを示したい場合は、最初は見守っていず、信頼関係が出来上がってから、見守ってあげる方がいいかもしれない」と思います。全く、楽観主義のときと同じですね。やはり、保育の中で、子どもとの関係の中で、どんな状況にでもやみくもに見守っていればいいというものではないのです。柔軟な見守る姿勢を学んでいこうということを提案しているのです。〟

わいわい組(3歳児クラス)の子にとってまだまだあそびのルールが浸透、確立されていなかった4、5月。このようなことが多くありました。それもユーモアに変えつつ、見守れる子へと促していく先生です。

「こうやるものだよねー?」

「こうやるものだよねー?」

声を聞きつけて駆け寄ってきたすいすい組(5歳児クラス)の子達。もちろんルールがわかっています。

「とりあえず一個にしてみようよ。」

「それで、投げたらキャッチ。投げたらキャッチ。」

「そうそう。そういうこと!」

「そうそう。そういうこと!」

 

先生の真似をしてやってみています。

先生の真似をしてやってみています。

「あとは、こういうのもいいかも。いくよー。」

先生の手にあったお手玉を、

青い服の子へポンっ。

青い服の子へポンっ。

「やってみて。」

黄色い服の子もポンっ。

黄色い服の子もポンっ。

 

ポンっ。

ポンっ。

「じゃ次ふたりでやってみたら?」

ポンっ。

ポンっ。

 

キャッチ。

キャッチ。

こんな風に促した数分後。

「投げたらキャッチ。投げたらキャッチ。」

「投げたらキャッチ。投げたらキャッチ。」

と楽しみつつ、

頭の上に乗せてみたり(笑)

頭の上に乗せてみたり(笑)

 

あそびの中に先生が入る前のような所構わず投げる、というようなことはしなくなっていました。

あそびの中に先生が入る前のような所構わず投げる、というようなことはしなくなっていました。

放任の中で子どもは育たちません。時にあそびの中に入り、提案していく。そして子ども達の様子を見てスッと抜けて、ある距離でまた見守っていく。その繰り返しの中で、見守れる環境というのが順々に出来上がっていくのだということを改めて感じたこの度の出来事でした。

(報告者 加藤恭平)

行事ってこんなに楽しい!〜誕生会編〜 EPISODE FINAL!!!

 

「今日はですね。給食の紹介をロボットにしてもらおうと思います。」

「今日はですね。給食の紹介をロボットにしてもらおうと思います。」

 おもむろに始まりました。

これから登場する柿崎先生扮する〝カキーボ〟の紹介をしています。

これから登場する柿崎先生扮する〝カキーボ〟の紹介をしています。(写真右、西村先生はBGMをスタンバイ!笑)

 山下先生が仕事がしやすいようにベテランの先生が給食を持ちます。素晴らしいチームワーク!

「それでは登場です!」

BGMに合わせ、ゲートが開かれました!

BGMに合わせ、ゲートが開かれました!

 

!

 

!!

!!

 

!!!

!!!

自然と子ども達が道を開けます!笑

全体像です(笑)

全体像です(笑)

カキーボは、

  • 歩くことができない
  • ロボットなのにメニューを覚えられない為、一つ一つ手に書いてあるメモを読む
  • 子ども達が興奮して距離を詰めてくると手の平をかざして「危ない。」と声をかける(笑)

他にもあったように思いますが(笑)子ども達にも職員にも大ウケのこのロボットはこの後の誕生会で何度も出演を果たすことになります。

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2012年6月4日『誕生会の出し物』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)

〝誕生日会のメイン内容も、年度によって様々です。(中略)私の園では、各クラスに男性職員がいますので、私から見るとかなりふざけたような内容の時もありますが、子どもたちは大喜びです。逆に、まったく乗らないときもあります。子どもたちは正直です。しかし、月に1回は、園全員で集まって一緒に歌を歌ったり、踊ったりする機会も大切です。これは、まさに大きな異年齢児保育の日なのです。〟

これだけ大笑いできる企画ができるのも、やはりそれを温かく見守る職員の存在があってのこと。大人が楽しむことで、子ども達も自然と楽しくなるようです。カキーボが去ってもその熱は収まらない様子で、年齢など関係なく、友だち同士でその興奮を伝え合う子ども達の姿が印象的でした。

大いに盛り上がり、会は終了。

毎月行われる行事、誕生会。『臥竜塾』ブログ2014年1月22日『特別な日』にあるように、

〝保育指針にも書いてありますが、生活リズムは、情緒の安定につながるのです。しかし、江戸時代では、なかなか波乱万丈ということは起きません。そこで、人為的に「ハレ」(平家物語に見えるように「諸行無常」ということが、良いときには戒めとして、悪いときには期待としてその時を受け止めました。それは、時として暮らしにメリハリをつけ、生活の支えともなりました。それを、「ケ」と「ハレ」としたのです。その代表が、まず食事だったのでしょう。ですから、「ケ」の食事が朝餉、昼餉、夕餉であり、「ハレ」の日の食事は、神聖な食べ物である餅や赤飯を食べたり、お酒を飲んで祝ったりして、特別な日であることを示しました。)を作り出す必要があったのです。それが祭り、能狂言、正月などの行事です。それが年中行事であり、こういった「ハレ」の日には農民も毎日の農耕を忘れ、思いっきり楽しみました。日常、変わらずにおこなっている農作業の合間にも、「あと何日で祭りがある」とか言って、退屈な労働にも耐えることができたのです。「ケ」の中に「ハレ」の要素を取り入れて、人間は生きてきたのです。〟

これからも、子ども達にとっても、大人にとっても、期待感溢れる、楽しくてわくわくするような〝ハレ〟の日のような行事であってほしいと、心から思いました。

(報告者 加藤恭平)

行事ってこんなに楽しい!〜誕生会編〜 EPISODE 3

 

「今回の給食のテーマは精進料理です。」

「今回の給食のテーマは精進料理です。」

 精進料理とは魚や肉などを使わない料理です、と説明があった後、後ろのスライドにその料理達が映し出されました。

「例えばこんな料理、」

「例えばこんな料理、」

 

「こんな料理、」

「こんな料理、」

 

「これとか、」

「これとか、」

 

「これもそうですね。」

「これもそうですね。」

「ツッコムところだよ!(笑)」と見ていた職員から声が(笑)

「肉使ってるじゃん!(笑)」と子ども達からようやくツッコミが入り、本題へ。

「このような料理のことを言いますね。」

「このような料理のことを言いますね。」

 

これは西村先生のご実家のお寺の映像で、

これは西村先生のご実家のお寺の映像で、

先日帰省した時に動画を撮ってきてくれたのでした。

「あー!保育園にあるやつー!」

「あー!保育園にあるやつー!」

 

「こんな感じで、皆で集まって、

「こんな感じで、皆で集まって、」

 

お経を聞きます。」

「お経を聞いたりします。」

実際に西村先生がお経をあげてくださいましたが、やはり見事。

自然と手を合わせる子も。

自然と手を合わせる子も。

そこで行われる修行というのは壮絶なものだそうで、例えば肉、魚を一切食べない生活一つを例にして話されていましたが、何日もの間そういったものを食さないとほっぺを押しても戻らなかったり、怪我をしても感覚がなく、痛みを感じなくなるのだそうです。

「〝いただきます〟というのは、命をいただくということ。」

あなたの命を私の命にかえさせていただきますということなんだよ、と西村先生。子ども達も真剣な表情で聞いていました。

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2010年1月7日『登山』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。ぜひ読まれてください。)

〝ここ(「世鏡抄」)には、教育上、最も重要である期間は、赤ちゃんから七歳までの期間であると言っています。今、OECDが提案していることに、最も重要な機関が0歳児から8歳までであるというものがありますが、この世鏡抄でも、ほとんど同じことを言っています。(中略)子どもの成長過程において四恩の道(一切衆生の恩、父母の恩、国主の恩、そして仏・法・僧三宝の恩)をしっかり教え、命の大切さ、他人への貢献を教えるのが専門性であると言っています。(「世鏡抄」。作者、成立年代は不明。室町時代頃か。国人領主層の子弟を七歳から十三歳まで教育していた真言宗系の寺院でまとめられたもの。諸説あり。)〟

新宿せいが保育園の保育理念は〝共生と貢献〟。共に生きるものを大切にし、そのものによって生かされているということを、こういう機会を通して、改めて子ども達の心の中に浸透していくのでしょうね。

そして、誕生会特別メニューの紹介です。

そして、誕生会特別メニューの紹介です。

そして、いよいよあのロボットが登場します…!

(報告者 加藤恭平)

 

行事ってこんなに楽しい!〜誕生会編〜 EPISODE 2

さて質問タイムが続きます。

すると、こんな質問が出ました。

「好きなお友達は誰ですか?」

「んー難しいな!」「究極の質問だなこれは!」と塾頭。

塾頭の優しさを感じますね。

「◯◯ちゃんです。」

「◯◯ちゃんです。」

言われた子は嬉しいもので、ただ、言われるかな、と期待していた子にとってはちょっぴり寂しいこの質問。この後この質問が続くのですが、最後の子からこんな答えがありました。

「好きなお友達はみんなです。」

「好きなお友達はみんなです。」

流石すいすいさん(5歳児クラス)ですね。職員からも拍手が出ていました。

みんなで藤森先生作詞作曲〝おたんじょうびのうた〟を歌い、

いよいよ〝出し物〟です♪

いよいよ〝出し物〟です♪

今回はプロジェクターを使った出し物のようですね。

今回はプロジェクターを使った出し物のようですね。

期待が高まります。

期待が高まります。

新宿せいが保育園は、昨年度からテーマとして〝伝統〟を引き継いでいます。

今回は西村先生が工夫を凝らし、〝伝統の食事〟ということで〝精進料理〟について話をしていただきました。

「それでは始めますね。」

「それでは始めますね。」

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2012年6月3日『誕生会』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)

〝インタビューの後は、おたのしみタイムです。この内容はやはり係が決めますので、年度によって違います。私は、内容についてはあまり口出しをせず、職員のアイデアを尊重しますので、ずいぶんとさまざまな企画を体験しました。〟

命の大切さについて。西村先生は話を始めました。

(報告者 加藤恭平)

大野くんのリーダー論

先日、ニュース番組をみていたら興味深い内容だったので、紹介したいと思います。

みなさんも「NEWS ZERO」を一度はご覧になったことがあるかもしれません。

アイドルグループ嵐の櫻井翔さんがキャスターとして出演していますが、その日は嵐のリーダー大野智さんを招いて対談をしていました。その内容が「リーダー論」です。

 

15日に最終回を迎える大野さん主演ドラマ『世界一難しい恋』のコラボレーションとして実現した同対談。

櫻井さんがドラマ撮影時の様子を聞くと、大野さんは

「端っこにいる。仕切ることはできない」と答え、

櫻井さんが

「真ん中にいるじゃん。座長なんだなって思うけどね」と言うと

「周りがフォローしてくれるから成立している。役も嵐もそんな感じになるんだなって、僕は」と言いました。

 

大野さんはまた、当初は

「リーダーってまとめるイメージがあった」と言い、

ラジオ番組などで進行を任された時は「参った」と苦笑したそうです。

「グデグデになったのを覚えている」と振り返り、

「正直、みんなの考えが理解できなかった自分がいて、それじゃダメだよ的なのはちょっとあった」と明かした。

 

その後「みんなも大人になってきて、逆になった」と大野さん。

櫻井さんが「気負わなくていいやって?」と確認すると、「うん」とうなずいた。そして

「やっぱ一人じゃ無理だなと思う。メンバーがいて安心がある。一人だと冗談言うことすら怖い」

と打ち明け、櫻井さんが

「5人でいるから大野智流のリーダーでいられる?」と聞くと、

「いられるし、成立している」と話した。

 

櫻井さんは、リーダーとしての大野さんについて

「引っ張っていくとか先頭に立つとか、そういう感じではなく柔軟な感じ」と言いました。

『世界一難しい恋』最終回にニュースキャスター役として出演する櫻井さんは、

「撮影現場でも彼は輪の中心にいる。意識のないところで現場を引っ張っているんだろうなと思う」と語った。

最後に大野さんは

「みんな、それぞれが好きなことをやっていて、僕はそれをただ見守っているだけ・・・」と。

 

また、村尾信尚キャスターが

「周りがフォローしたいという人は、”無私の精神”が宿っている人。このことがリーダーの条件の一つ」との考えを示しました。

 

まさに「無私の精神」というのは「省我」と同じではないでしょうか。

 

塾長のリーダー論の一つに

「私心を持たないこと」と言われています。

 

いま塾長のブログでも書かれていますが、新宿せいが保育園の理念「共生と貢献」

共に生きるということは、自分勝手でもなく、相手がいてこその自分であり、お互いに支え合い、そしてお互いに貢献していく。

「省我」「私心を持たない」「無私の精神」言葉は違いますが、私は通じるものを感じます(報告者 山下祐)

塾セミナー「ブラヘイジ」編

6月11(土)は、臥竜塾セミナーで「ブラヘイジ」を行いました。スタート地点である新宿せいが保育園に10時に集合し総勢27名の参加でした。

先ずは、「ブラヘイジ」担当の藤森先生から内容と注意事項のお話しがあり、いざ出発!!

最初のチェックポイントは、高田馬場駅の高架下に描かれている手塚治虫さんのイラストでした。有名なキャラクターといえば鉄腕アトムやブラックジャック、ジャングル大帝などがありますが、なんと鉄腕アトムは、新宿せいが保育園からも近い小学校に入学し現在も在学中である。という紹介をしました。

そこから地下鉄に乗るのですが、事前に参加者に、「電車に乗るためSuicaやPASMOのチャージを事前にお願いします」と伝えておいたにも関わらず、塾生の若林君がこそこそと申し訳なさそうにチャージをしている姿がありつつも、清澄白河駅で下車し、次のチェックポイントであ「清澄庭園」に行きました。

清澄庭園は紀伊国屋文左衛門の屋敷があった場所で、その後、三菱の創業者である岩崎弥太郎が買い取りその後、東京都に寄付されたというところで、都心にあるとは思えないような落ち着いた気持ちになれる庭園でした。

清澄庭園を出て今度は昼食を食べに、門前仲町を目指し歩きました。

門前仲町といえば「深川めし」が有名です。以前に保育園の食事で作るにあたって調べたことがあったのですが、「深川めし」とは元々、深川の漁師たちが仕事の合間に食べる賄い飯であった「ぶっかけめし」が現在の深川めしのルーツとされているそうです。今回食べた深川めしは、蒸篭に入って炊き込まれたものだったのですが、そのタイプのものは持ち運びができるようにと、割と最近作られたものだそうです。何はともあれ、初めてお店で食べた深川めしはとても美味しかったです。次はぶっかけタイプのものを食べてみたいですね!笑

食事のあとは、「深川江戸資料館」へ向かいました。その道中に「江戸みやげ屋」というお店があり少し覗いて行きました。ちょんまげのカツラを被ったおじさんに南京玉すだれを披露して頂き、その店で何人かがアイスキャンディーを食べたりなど、楽しませて頂きました。江戸資料館では江戸時代の家屋や街並みが再現されていて、蕎麦屋や稲荷ずし屋、天ぷら屋などがあり、当時の生活ぶりを感じる事が出来ました。

その後は、富岡八幡宮へ向かい、「巨人力士身長碑」というものを見行きました。塾長の身長をはるかに超える(推定2m30㎝)力士たちの碑がありました。また、伊能忠敬が日本地図を作る際のスタート地点としての碑もありました。

そして、次なる目的地は、「佃島」へ向かい歩きました。このあたりから参加者が徐々に帰って行き(ブラヘイジは解散自由です!笑)佃島についたのは13人くらいまで減り佃煮の発祥の地を散策しました。

その後、月島へもんじゃ焼きを食べに行きました。そのころには、7人になりましたが塾頭が合流し、お腹いっぱいもんじゃ焼きを食べて電車で帰りました。

気が付けば2万歩以上歩き足が痛くなりつつも、途中から塾長の凄さをひしひしと感じながら歩いていましたが、それと同時に、東京に住んでいながらも知らないことがたくさんあり、様々な発見がありました。保育園で働く保育者として地域の事をたくさん知ることで子どもたちに伝承できることや、伝統的なものを改めて学ぶ事が出来るのだなと今回歩いて思いました。(報告者 柿崎)

 

保育園に集合

保育園に集合

高田馬場駅

高田馬場駅

Suicaにチャージ(笑)

Suicaにチャージ(笑)

清澄庭園

清澄庭園

深川めし

深川めし

江戸資料館

江戸資料館

富岡八幡宮

富岡八幡宮

月島でもんじゃ焼き

月島でもんじゃ焼き

 

行事ってこんなに楽しい!〜誕生会編〜 EPISODE 1

新宿せいが保育園は7月に〝夕涼み会〟という行事があり、それに向けて今係りを中心に動き出しています。

行事、ということでとても気持ちの入るところですが、よく考えると実は毎月行事を行っていました。

そう、誕生会です。

そう、誕生会です。

 今回は、新宿せいが保育園の誕生会について報告したいと思います。

写真は昨年度2月の誕生会です。この月の誕生会はとても熱心に写真を撮りました。西村先生が食について話されるということ、そして、調理から給食を紹介する際にあの〝ロボット〟が登場することなどを事前情報として知っていたからです。

撮っていく内に、とても感動的な場面に何度も遭遇しました。新宿せいが保育園の誕生会は、いつもドラマがあるように思います。

この月の誕生会。司会は我らが塾頭山下先生です。

この月の誕生会。司会は我らが塾頭山下先生です。

横では西村先生がプロジェクターと音響を準備。何やら面白いことをしてくれそうですね。

「それでは入場です!」

「それでは入場です!」

新宿せいが保育園伝統(?笑)の王冠を被って誕生児が入場してきました。

整列。

整列。

友達にピースをしたり、恥ずかしさからか逆に何もせずに佇んでみたり(?笑)前に出た子ども達の姿はいつも本当に可愛いです。

順番に名前と何歳になったか、そして〝質問〟などをしていきます。

順番に名前と何歳になったか、そして〝質問〟などをしていきます。

 

「誰に質問をしてほしいですか?」

「誰に質問をしてほしいですか?」

 

「ハイハイ!」「ハイ!」「ハイハイハイ!」「ヘイハイヘイ!」

「ハイハイ!」「ハイ!」「ハイハイハイ!」「ヘイハイヘイ!」

「◯◯ちゃんです。」

ということでマイクをその子のところへ。

ということでマイクをその子のところへ。

色々なやり方があるのですが、山下先生の司会は見ている子ども達を巻き込んでいくやり方です。

「好きなケーキは何ですか?」「好きな乗り物はなんですか?」

面白いですね。毎回色々な質問が出ます。

「ショートケーキです。」

「ショートケーキです。」

「なるほどね〜。」「美味しいよね〜。」「はい拍手—!」(笑)

こんな風にして次々に誕生児を紹介していきます。

それを全員にしていくのですが、子ども達も大好きなお友達が前に出ているからか、結構よく聞いています。

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2012年6月3日『誕生会』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。ぜひ読んで下さい♪)

〝月1回行う誕生会はどう考えればいいでしょう。それは、私の園では、誕生児だけでなく、「園児全員が楽しみにする月集会」というイメージにしています。食事の時間にしても、お昼寝にしても個人差があるものは、始まりは一斉に始まり、終わりは個々の対応にしています。一斉に始まるというのは、みんなが一緒だと楽しいということから、「待つ」ということを大切にしているからです。保育では、どうしても子どもを待たせるのはいけないというイメージがありますが、「待つ」という体験は、社会の中で生きていくうえでとても大切なことだと思っています。〟

本当ですね。現在藤森先生のブログ『臥竜塾』では〝我慢〟や〝ホットな感情をいかにクールに切り替えるか〟ということにスポットが当たっています。子ども達の〝待つ〟という行為は、我慢そのものであると思います。〝この後に楽しいことが待っている〟という期待感が子ども達に〝待つ〟という力を育むことを改めて感じますね。

そんな誕生会への期待感は子ども達だけでなく職員も同じです♪この後にどんな楽しいこと(職員からの出し物)が待ち受けているのでしょうか。

質問タイムにて生まれたドラマと合わせて、続編にて報告します。

(報告者 加藤恭平)

第2回塾セミナーワークショップ

第2回塾セミナーを行いました。

その報告をさせてもらいます。

今回のワークショップは保育指針のどの部分に当たるかという視点ではなく、持ち帰ってもらって保育に活かせるようなワークショップを目的として行いました。

こんなことができるんだと知ってもらい、どう保育に活かすかをぜひワクワクしながら考えていただけたら嬉しいです。そして私たちも皆さんがどのように活用しているかを知ることで参考になることがたくさんありますので共に学び合っていきたいと思っています。

では初めにどんなことをしていったかと言いますと…

こんなパワーポイイトから始めて行きました。

スクリーンショット 2016-05-30 7.48.30

普通の冷蔵庫に…

スクリーンショット 2016-05-30 7.48.41

完成すると初めの絵は塾長です!!

完成すると初めの絵は塾長です!!

こんな物にもできますよ! 15:00に入れましたよ!

こんな物にもできますよ!
15:00に入れましたよ!

そして!!

これにも!!

これにも!!

完全に好奇心です!

完全に好奇心です!

本題へ…

この黒板絵お作るワークショップを行いました! (今回マグネットペイントは使っていません)

この黒板絵お作るワークショップを行いました!
(今回マグネットペイントは使っていません)

少し省略はしていますが、このように何ができるかを塾生の好奇心を存分に発揮し、作っていきました。どんな物が出来るのだろうねとそれぞれがワクワクして行った結果ですね。笑

保育園内にもできるところはないかとやってみた物の例があります。

新宿せいが保育園の研修ボードも黒板になりました。笑

新宿せいが保育園の研修ボードも黒板になりました。笑

男子ロッカーの一つもこんな工夫をしてします。

男子ロッカーの一つもこんな工夫をしてします。笑

と、お分かりの通り黒板塗料を使ってのワークショップを行いました。

今回は時間の都合により、黒板塗料を塗る作業だけですが、さまざまな楽しみがそこには存在していました。

グループ決めや、お持ち帰りの黒板塗料の色選びをくじ引きで行うことで盛り上がりを見せ始め、参加されている方から「一斉に開けましょうよ!」という言葉も出ました。

その場の楽しさがその言葉で伝わればとと思います。

そして、いつも驚かされることは参加されている方々が皆楽しそうにお話をしながら行っていることです。自ずとお互いに保育の話にも発展し、仲が深まっていく様子がわかります。そんな姿を見ているこちらも非常に嬉しく思うセミナーとなっています。

これが実際に行われた様子です。

どの色にするのかくじ引きです。

どの色にするのかくじ引きです。

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助け合いも自然と生まれます。笑

助け合いも自然と生まれます。笑

それぞれの方が楽しそうに行っている様子がわかるでしょうか。

次回それぞれの方が自園に持ち帰り、どのように活用しているのかを聞くことを楽しみにしたいと思います。

話が少しズレてしまうかもしれませんが、2007年4月29日の塾長に「作って遊ぼう」という番組の解説でこんな助言をしていたそうです。

“いま、教育テレビ「つくってあそぼ」が、子どもたちに大人気です。この番組は、造詣の魅力を「ワクワクさん」と「ゴロリ」のユーモラスなやりとりを通して、優れたエンターテインメントとして子どもたちに提示しています。この番組を見て、同じように造りたいと思う子に対して、こう助言しています。「お子様がワクワクさんと一緒のものをつくりたいと思う気持ちは、当然起こるものと思います。しかし、一方で工夫をこらして自分だけのものを作りあげる喜びは、他に代えがたいものです。何かを発想し、それを実現させようと考え、実行するという過程は子どもの表現力の発達には不可欠です。ぜひ“自分だけのものを作る機会”をお子様に与えていただきたいと思います。」”

とありました。ワークショップの良いところはこうして自分で作ることで他に代えがたいのもになるという喜びも味わえると思います。

こんな経験を子どもたちにもしてもらいたいなとふと思うのでした。

(報告者 本多悠里)

 

色とりどりのガラスみたいな塗り絵の美しさ

 

「先生、できたよー。」

「先生、できたよー。」

 

きれいですよね〜♪

きれいですよね〜♪

 

らんらん組(4歳児クラス)の女の子が先日完成させた塗り絵です。

ここからが子ども達の楽しみなところで、その塗り絵を、

 

こんな風にして壁に飾ります。

こんな風にして壁に飾ります。

塗った本人は大満足♪そしてなんとその絵を見本にしながら他の子も塗っていたりと、一つの塗り絵から様々なドラマが生まれています。

この塗り絵はわいわい組(3歳児クラス)の女の子が完成させました。

この塗り絵はわいわい組(3歳児クラス)の女の子が完成させました。

 

それを厚紙などの台紙に貼って、枠を切ってまた飾っていきます。

それを厚紙などの台紙に貼って、枠を切ってまた飾っていきます。

「はみ出さないで塗れたね。」

「次は帽子の色をかえてみたら?」

〝上手〟や〝下手〟〝すごいね〟など抽象的な言葉で無闇矢鱈に褒めるではなく、その子の作った作品に対して、ありのままに、真摯に言葉や提案を投げかける新宿せいが保育園が誇るベテランの先生です。

すると、

紫色一色で塗っていたこの子でしたが、

紫色一色で塗っていたこの子でしたが、

 

みるみる工夫を加えていっていました。

みるみる工夫を加えていっていました。

 

カメラを向けるこちら一切気にしない集中ぶり。

カメラを向けるこちら一切気にしない集中ぶり。

まさに〝ゾーン体験〟を彼女はしていたのでしょう。

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2012年1月12日『ほめる育児』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。ぜひ読んで下さいね♪)

〝子どもが活動したときに、その活動の達成感を感じ、その活動をより深め、その活動を次の活動につなげていくためにはどのようなことばがけや対応がいいのでしょうか。その有効な手段として「ほめる」ということが言われてきました。しかし、「親たちが、子どもが容易にできることを完成した時に大げさにほめる行為は、子どもたちの自発的に努力するという意欲を失わせてしまう」と指摘されています。一部の専門家はその理由として、こどもは簡単にできることを完成しただけで褒められるのを嫌がるからだと分析しています。それは、自己主張が始まったころに、一生懸命に自己主張している子どもに対して「では、やってみたら?」ということばがけは、子どもにとっては、「聞き流された」と思ったり、「簡単にあしらわれた」と思ってしまいます。子どもたちが望んでいるのは、主張を聞き入れてもらうことではなく、真剣にことばのキャッチボールをしたいからだといわれています。簡単に「ほめる」ことは、同じように思ってしまうのでしょう。また、親のこのような間違った行為により、子どもが本来努力すべきことが長続きせず、真の成功を手に入れるにはどれほどの努力を費やせば初めて獲得できるかが分からなくなると指摘しています。

アメリカに「ハイスコープカリキュラム」という、子どもの自然な発達をもとにした教育的なアイディアと実践の開かれた枠組みが提案されています。このカリキュラムでは、子どもの活動において、計画、実行、再考を大切にしており、最後の再考は「振り返り」であり、次の活動への動機にもなる部分です。ですから、そのときの大人の働きかけ、ことばがけは重要になるのです。(中略)

子どもの話に耳を傾け、子どもの言いたい事を真剣に理解しようとし、そのことばのキャッチボールによって、子どもは新しい発見に気づき、新しい考えに取り組んでいこうとするのです。〟

無限に広がる子ども達の可能性を、保育者であれば誰もが伸ばしてあげたいと思いながら、後悔にも似た日々を過ごす人も少なくないことと思います。その中で、淡々と、子ども達に最良で、最善のアプローチをし続けるこの先生のような保育を見ると、何か心が洗われるような、新鮮な気持ちが芽生えるような、そんな気持ちになるのでした。

今日もまた一つ、こうして新たな作品が追加されていきます。

今日もこうして、

 

また一つ新たな作品が追加されていきます。

また一つ新たな作品が追加されていくのでした。

そして、

そんな日の帰りの会。

そんな日の帰りの会。

 

「先生はこの絵のこの部分が好き。」

「先生はこの絵のこの部分が好き。」

 「ここのところ、とっても細かく塗り分けてるね。とても時間がかかったと思うんだけど、がんばったね。」

そんな言葉をかけながら、一つずつ作品に触れていく先生。これは、まさに〝振り返り〟の部分であると思います。

塗り絵と子ども達を結び付け、明日の活動、明日の期待感へと結び付ける。見守る保育の提唱する〝5M〟の一つ、〝結び〟を体感させていただいたようなこの度の出来事でした。

(報告者 加藤恭平)