ピーステーブルの方から聞こえてくる声を辿っていくと、こんな遊びをしていました。
2012年7月18日『遊びと学び』の中でこう書かれています。
学ぶことを苦に感じているとすれば、それは遊びが足りないということなのかもわかりません。
(報告 加藤)
ピーステーブルの方から聞こえてくる声を辿っていくと、こんな遊びをしていました。
2012年7月18日『遊びと学び』の中でこう書かれています。
学ぶことを苦に感じているとすれば、それは遊びが足りないということなのかもわかりません。
(報告 加藤)
チームの先生が見せてくれました。
夢中になって書いている様子はまさにゾーンに入っているようでした。
2017年5月13日『教育の意味』の中でこう書かれています。
年齢的な刷り込みから評価をしてしまっていることを反省しつつ、彼の好奇心を育てたものについて、とても興味が湧きます。
(報告 加藤)
少しの混沌を見守っていると、
2009年7月11日『少年自治』の中でこう書かれています。
ある日、子どもたちはこんなことを言い出しました。「先生、どれを○にするかはもう自分たちだけで決めるから先生はいなくていいよ。」ということで、今は、子どもたちだけでどのゾーンを開設するかを話し合って決めています。ある朝、その横を通ったときにこんなやり取りが見られました。3歳児の子が「ねえ、ここを○にしてよ」「だめ、みんなここはきちんと片づけないから」と5歳児の子ども。「ちゃんと、片付けるよ」「じゃあ、もし片付けられなかったら、明日は×にするよ」
こんなやり取りは、異年齢集団だから行われるのかもしれません。もし、同年齢児集団で同じようなことが起きるとしたら、力関係で命令してしまうことになってしまうでしょう。異年齢集団では、年長児が指示をしてもそこには思いやりが感じられます。
そういう毎日を子どもたちが自然と積み重ねられていることを思い、改めてこの保育の凄みを感じます。
(報告 加藤)
新型コロナの影響で各園、対応に追われている日々かと思います。
新宿せいが子ども園も原則休園という通達が来ており、各家庭に家庭保育をお願いして、
ほとんどの保護者の方が登園を自粛していただいている状況です。
在宅で仕事をしながら子ども達を見るのは本当に大変なことかと思います。
私も妻と交代しながら職場に行っていますが、やはり大変です・・・。
先日一日中、雨で外にも出れず・・・次男は長男との喧嘩で何回も泣かされていました。
新宿せいがとしても、保護者の皆さまに登園自粛をお願いするならば、
こちら側も家庭で保育ができるように何か手助けはできないか・・・
と園長先生が提案されたのを現場の先生たちが、こんな物を用意しました。
折り紙の折り方の説明書、塗り絵、人気のレシピを封筒に入れて各家庭に送らせていただきました!
私の息子たちもそうですが、どうしても家の中だと、すぐにテレビやyoutubeを見てしまいます。
全くダメとは言えませんが、やはりずっと見るというのは変ですし、
藤森先生が言われるように、使い方の問題だと思いますが、なかなか上手くいかないのが現状です・・・。
「ずっと見るのはダメ」と言う前に「これで遊んでみない?」「一緒にやってみない??」
と代わりの物を提案してあげることが大切です。
まだまだ今の状況がしばらく続き、家庭保育も続きますので、
先生たちは次の一手を考えていました。
「一週間遊べるものは何かな・・・」「〇〇ならいいんじゃない?そしたら園に来ても繋がって遊べるし!」
など悩みながら、楽しそうに考えていました!!
藤森先生が
「こういう時だからこそ、自分たちでできることを考えて、どんどんやっていこう!」
と職員のみんなに話してくれましたが、本当にそうですね!
ネガティブになっても仕方ないので、できる範囲で楽しんでいければと思います!(報告者 山下祐)
随分、遅れた報告になってしました・・・。
2019年8月末に私たち塾生にとって、とても貴重な体験をさせていただきました。
その体験というのは、「出張塾セミナー」です。
臥竜塾セミナーはご存知の方も多いかと思いますが、その塾セミナーの依頼が舞い込んできたのです。
鹿児島のGT園の園長先生から
「毎日、藤森先生から直に学ばれている塾生の方から話しを聞きたいのですが・・・」
という連絡がありました。
具体的にいうと、藤森先生の保育理論を実際の現場ではどのように実践しているのか?
というのを塾生から聞いてみたいということです。
ですので、去年の塾セミナーで「10の姿」を塾生が発表したので、
それを鹿児島でも行い、そして最後は質疑応答・・・という研修内容になりました。
日頃、新宿せいがで実践していることもそうですが、
何よりも現場の先生方を同じ目線で一緒に研修を行えたことが何よりも財産でした!
改めて鹿児島の先生方にお世話になり、ありがとうございました!
我々、塾生も本当に学びの多い出張塾セミナーになりました。
鹿児島と東京と離れていますが、目指す保育は一緒です!
今後もよろしくお願いします! (報告者 山下祐)
2016年7月12日『キャラクター・スキル』の中でこう書かれています。
朝の会に参加させていただき、自己紹介をさせてもらっています。
多岐に渡る用務の活動をお手伝いします。
遠巻きから撮っているので、何ともなぁといった写真になってしまいます。
そこで先生方に撮影をお願いすると、
2018年3月8日『シンガポール報告10』の中でこう書かれています。
どちらの写真にも撮られた先生の意図、そのスキルの高さ、現場力のようなものを改めて感じる思いがします。
(報告 加藤)
すると、西村先生も伊勢に来ているというのです。
あまりの偶然に驚きましたが、時間を合わせて会うことができました。
2013年4月25日『維持する』の中でこう書かれています。
また会える日まで、与えられた役割を果たしていきたいと思います。
(報告 加藤)
わいわい組(3歳児クラス)に入園した新入園児が保護者と離れ、泣いていると、すいすい組(5歳児クラス)子が駆け寄ってきてくれました。
とても感動的だったのは、自然と寄り添ってくれたすいすい組の子たち二人は、同じようにわいわい組の時に自園に入園し、そして今泣いているその子と同じように、保護者との別れに泣き、そしてその頃のすいすい組の子たちにその涙を拭いてもらっていた子たちだったからでした。
2019年1月5日『文化的行動の伝承』の中でこう書かれています。
これは、最初に私の見解を述べたものと同じ結論です。私はかねがね文化は子ども集団の中で伝えられていくものが大きいと考えているのです。これはハリスが提案する集団社会化説の中心的な考え方の一つでもあります。
こうしてまたこの子も、涙を拭う側へと成長していくのでしょう。
(報告 加藤)
スイッチ、だそうです。
思い返すと、空き箱やこういったものを使ってものを作ることが好きな子たちでした。
2019年7月22日『世界の仕組みを知る』の中でこう書かれています。
子どもたちが自発的に、“ものすごく熱中して”遊んでいるときは、因果関係を調べたり、実験を行ったりしていると考えられると言うのです。実験は世界の仕組みを知るための最良の方法だとゴプニックは言います。
彼らが日々学んでいた程に自身は自発的に学んでいただろうか、写真たちに問われているような気持ちになります。
(報告 加藤)
ちっち組(0歳児クラス)での散歩の前のできことです。
この時期、散歩の前には上着を着て、靴下をはくという準備があります。
自分では上着を着れなかったり、靴下をはけなかったりするので、大人がやることがほとんどなのですが、
ふと見るとある子が、必死に自分で靴下をはこうとしている姿がありました。
まだまだうまくはくことはできないのですが、教えられている訳でもないのに自らやろうとする姿がそこにはありました。
いろいろな理由はあるのかもしれませんが、きっと同じ環境で過ごしているぐんぐん組(1歳児クラス)の年上の子どもたちを見ていたから
なのかもしれません。そして、さらにいいなと思うのは、その後ろにいる子が靴下をはこうとしている子の様子をじっと見ています。
この子もきっと、頑張って靴下をはこうとしているこの姿を見て、刺激を受けているのではないでしょうか。
見守る保育の三省の一つに
「子どもに真心をもって接しただろうか〜子どもと接するときは、保育者の人格が子どもたちに伝わっていきます。
偽りのない心で、子どもを主体として接することが見守るということです〜」
とあります。
子どもには保育者の人格が伝わっていきます。
先ほどの、写真の子どもたちのように、
私たち保育者の姿も子どもたちはよく見ています。だからこそ気をつけなけばいけないこともたくさんあります。
保育の技術だけではく、人として思いやりを持っているか、相手の気持ちを考えることができているか。
そんなことを大切にして子どもと、大人と関わっていかなければいけないなと改めて思いました。
報告者 森口達也