『共同ではなく協働』2

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第二弾

第二弾

箱の中に

箱の中に

プレゼントを入れて

プレゼントを入れて

ペアでチャレンジ。

ヒントに、足し算、引き算、掛け算、割り算などを用いて、0が答えになる計算問題の書かれた用紙を手渡しました。

道具は何を使ってもOK

道具は何を使ってもOK

全ペア一巡して、

電卓を使うことに辿り着きました

電卓を使うことに辿り着きました

それぞれに知恵を出し合いながら、少しずつ開錠へ近付いています。

ブログ『臥竜塾』2015年5月25日『共同ではなく協働』の中でこう書かれています。

「協働」という言葉は、比較的新しい言葉のようです。協働の概念を最初に発案したのは、アメリカのインディアナ大学の政治学教授ヴィンセント・オストロムだといわれています。彼の著作の中で、「Coproduction」という造語が用いられています。「共同の、共通の…」という意味の「Co」に、「Production(生産、産出、成果)」を結びつけて作り出されました。1977年のことでした。これを訳すときに、「協働」と訳したのです。この「協働」は古くから日本社会において使われてきた概念ではありませんが、おおむね、次のような定義がされています。

まず、「目標の共有化」が必要です。そして、その目標に向かって、協働する各主体はお互いに自主・自律性を確保し、他の主体から支配されないことが必要になります。また、目標が効率・効果的に達成されるために、各主体は能力や資源を互いに補完し、相乗効果をはかる必要があります。ですから、関わる主体は成果に対してもそれ相応の責任をとらなければなりません。このようにそれぞれが主体であり、その能力や資源を補完し合うためには、考え方や取り組み方が異なっても、その異なる点をお互いが尊重していくことが大切です。そうすれば、共有目標の達成も効率的・効果的となるのです。

そこで、協働とは、「様々な主体が、主体的、自発的に、共通の活動領域において、相互の立場や特性を認識・尊重しながら共通の目的を達成するために協力することを言う」と定義されてもいいかもしれません。

もう一巡しようか、ペアを変えようか、人数を3人に増やそうか、何かヒントを出そうか、子どもたちと話し合いながら進めています。

(報告者 加藤恭平)

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