新宿せいが子ども園では毎週火曜日が「お手伝い保育」の日になっています。
ちっち組(0歳児)、ぐんぐん組(1歳児)、にこにこ組(2歳児)、すくすく(一時保育)、職員室にそれぞれ年長さんたちが分かれて各クラスで日中を過ごすという日になります。
そんなお手伝い保育の日の配属クラス(クラスというのも変ですが)に、今年度から「学びグループ」というのが追加され、私がその担当をさせてもらっています。
この学びグループは何をするかというと、まずは科学実験を行います。そして、その後に、全国の年長さんとオンラインで交流をします。
科学についても園での取り組みをさらに充実させたいと思っているので、とてもいいきっかけになっていますし、子どもの発想から思っても見なかった方向に実験が進むこともあってとてもおもしろいです。
オンラインでの交流はzoomを使って行われます。近くにいる人と交流するには会いにいくということが一番だと思いますし、私たちもzoomが使いたいからこのような交流をしているわけではありません。「zoomを使うことで、普段会えない人と繋がることができるよね」という園長先生のアイデアもあり、この取り組みが生まれました。
そして、この交流で大切にしているのが、子ども同士の交流です。大人と子どもではなく、子どもと子ども。これは藤森メソッドでも大切にしている考え方の一つですね。
これまで長崎、熊本、大阪のみなさんと複数回に渡って交流してきました。来週は宮崎の園さんとの交流が予定されています。そして、再来週はシンガポール笑。
少しお手伝いという目的からは離れるのですが、いい意味でも設定保育にもなっているのかなと思います。実験での子どもの様子、オンラインでの子どもたちの交流の様子で興味深い姿がいくつかあったので、少しずつこれから紹介していきたいと思います。
まずは、プロローグでした!笑
森口達也