以前、他クラスの職員からこんな画像が送られてきました。
3・4・5歳児の子どもたちが好きそうなものから、今行っている遊びを発展させるための手作り玩具のアイディア写真です。塾長がよく言っている「外には保育のヒントが溢れている」ということが改めて感じられるように、その職員も、きっとネットで見つけた面白そうなものをピックアップしていたのでしょうね。
先日、お当番活動をするために、エプロンを着用する子どもから「先生、やって」と言われました。いつものように「いいよー」と言って後ろの紐を結んでいる時、ふと送られてきた画像を思い出しました。
乳幼児期において、「遊びを通して」がキーワードになるように、蝶々結びを遊びにおろし、それを「貢献」につなげられるイメージが湧きました。そこで早速真似して作ってみます。
現場におろすと、「私できるよー」「あ、やってみたい」などと言って遊んでいました。
次の「先生、やってー」には、その遊びを楽しんでいた「○○ちゃんにやってもらってー」と答えてみたいと思います。
多くの情報があるこの世の中でも、その情報を上手く整理して利用する能力が必要であることを感じます。持っている情報を、いつ、どこで、どのように使うかは、その人に委ねられています。それが、「個性」として現れていくのかもしれません。
子どもたちが今行っている遊び、そして日常の行動がどのような「貢献」に生かせるのか。それはきっと、それをつなげる社会に委ねられています。
(報告者 小松崎高司)