先週末に保育園の卒園式があり、その後に今年度で新宿せいが学童クラブが閉所するということで閉所式を催しました。
新宿せいが学童クラブが開所してから閉所までの8年間で在所していた子どもたちを呼び、大人と子どもを合わせて、総勢200名もの方々に参加していただきました。
私は新宿せいがに勤めさせていただいてからまだ2年しか経っていないため、現在の小学4年生までしか見覚えがないのが残念だったのですが、現在の高校1年生の子たちまで参加してくれて、初年度からの先生方にとっては、久々の再会となり、思い出話に花が咲いている様子でした。
式は約2時間行われ、メインは歴代の卒所児の子たちに前に出てきてもらい、代表の1人に学童での思い出等を一言話してもらいました。
その中で初年度の高校1年生の卒所児が面白い思い出話をしてくれました。
それは、初年度学童職員だった本多先生が頭を切ってしまった事件です。
思い出がたくさんあった中でのこのチョイス…
相当心配したことでしょう…
他の学年の子どもたちも自分の言葉で思い出等を話してくれました。
その話を聞いていると、子どもたちにとって新宿せいが学童クラブがどのような場所だったのか、改めて思い知りました。
現在の在所児の子どもたちは、数年後に新宿せいが学童クラブでの思い出を話してくれる機会があったら、どのような思い出を話してくれるのかと考えていると、楽しみに思えると同時に新宿せいが学童クラブで過ごす時間が残り2週間しかないという現実と向き合うきっかけとなりました。
残り2週間で何ができるかも重要なことかもしれませんが、私は今年度子どもたちと過ごしてきた1年間を一緒に振り返れる時間を作りたいと思っています。
また、参加してくれた保護者の方々や職員、そして子どもたちに「新宿せいが学童クラブへ一言」を付箋に書いてもらいました。
それがこちらです。
学童職員として子どもたちと関われたのはたった1年ですが、これを見ると涙腺が緩んでしまします。
初年度からの先生方などの気持ちを察すると、尚一層涙腺が緩む思いです。
更に、私ではないのですが、もう1人の学童職員の方のご友人で、音楽業界でお仕事をなさっている方に「新宿せいが学童クラブの歌」を作ってもらい、なんと当日までお越しいただいて参加していただけた全員の前で歌ってくださいました。
次回の報告で作曲までの流れを報告させていただこうと思っています。
(投稿者 若林)
私はどのような会だったのか想像することしかできませんが、きっと参加した方のほとんどが新宿せいが学童クラブでの日々を思い出し、自分の成長も感じながら、様々な人とつながっているような気持ちになり、幸せな気分になったのではないかと勝手に想像してしまいました。会の様子をブログを通して知った、私でもそんなことを感じてしまいました。きっと、素敵な会だったのではないかと思います。学童クラブへ一言というのもいいですね。「ほんだ ピンク パンツ 1期生」という付箋はかなり気になるところです笑
また、「私は学童にいた毎日、楽しくてたまりませんでした。だって学童にいると、うれしい気もちになるんですもの」という言葉もありました。このような言葉が生まれる学童の場があったことは素晴らしいことですね。
素晴らしい会であったことがわかります。日本における『学童』というものに、新しい波をもたらした新宿せいが学童クラブです。歴史に一度幕を閉じるということであると思いますが、ここで育った子ども達、そしてここにあった学童というシステムやそのノウハウはこれからも生き続けていきます。保育園の子ども達が、小学校に就学した子達と日常から接することのできる機会というのは素晴らしいものです。きっとまた何かの形で、今とは違った形で再構築されるものがあると思います。その時まで、色々なことを練って、新しいスタートへ準備をしておきたい、なぜかそんな気持ちも湧いてきたりします。
当日までの準備など含め、卒所式、本当にお疲れ様でした!!!