千鳥足で運ぶ様子を見守ってくれていました。
入れた後、「ここだよ。」と言わんばかりに、
クールなアプローチですね。
そして、まるで示し合わせたかのように、
一瞬箱に手を貸すような素振りを見せますが、
女の子がなるほど葛藤をしていたことがわかるのは、この次の瞬間で、
「お集まりの輪の中へ連れて行きたい」でも「片付けたい気持ちも優先させてあげたい」そのような葛藤の中にいたことが伺えます。その気持ち、現場にいる保育者誰もが経験したことのあるものではないでしょうか。
13年目に入られました塾長藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2015年6月13日『経験の大切さ』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)
この見解は乳児についてのものですが、「利他性が花開く」その経験が必要なのは幼児にあっても当然のことでしょう。このような環境下で過ごす時間を経ることで、きっとこの1歳児クラスの男の子にも女の子にも、その気持ちや姿勢は伝承されていくことでしょうね。
そんな女の子の気持ちを知ってか知らずか、
すると、
5歳児クラス女の子としてはもどかしいでしょうね。
ドラマは続きます。
(報告者 加藤恭平)