Lunchtime philosophy episode 2

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さて少しずつ時は流れ、その間にも配膳は進み始めています。

 

「違う違う!」「こうか!こうだ。」

「違う違う!」「こうか!こうだ。」

 クロ君からピースのパスを受けながら、パズルは少しずつ完成へ向かっていきます。

すると次の瞬間、

一瞬、配膳の方へ視線を向けるネックウォーマーの男の子(らんらん組4歳児クラス、以下ネック君)。

一瞬、配膳の方へ視線を向けるネックウォーマーの男の子(らんらん組4歳児クラス、以下ネック君)。

そして、

「横(配膳)行ってみな。」

ネック君「横(配膳)行ってみな。」

独特のフレーズと親指を配膳の方へ向ける仕草で、灰色の洋服の男の子(らんらん組4歳児クラス、以下グレイ君)を促します。

すると、

グレイ君、ちらりと配膳の方を見た後、

グレイ君、ちらりと配膳の方を見た後、

 

おもむろに配膳の方へ向かいます。

おもむろに配膳の方へ向かいます。

 そして、

配膳の輪の中へ。

配膳の輪の中へ。

しかし、中々トレーを持とうとしません。何かを見ているようです。

数秒後、ネック君の元へ。

そして、

グレイ君「今日のご飯は、スパゲッティー!」

グレイ君「ネック君、今日のご飯は、スパゲッティー!」

なるほど!メニューを見に行っていたのですね。

ネック君「え、じゃ早くしよ!」

ネック君「え、じゃ早くしよ!」

そうして二人で、

グレイ君「早くしないとスパゲッティー!」ネック君「しかも、席もなくなっちゃう。」

グレイ君「早くしないとスパゲッティー!」ネック君「しかも、席もなくなっちゃう。」

慌てた様子でパズルを完成させ、

グレイ君「ちょんちょん(パズルここに置いての合図)」(笑)

グレイ君「ちょんちょん(パズルここに置いての合図)」(笑)

 

「…。」

「…。」

 会話なき会話ですね(笑)

そうして、無事配膳に並び、

そうして、無事配膳に並び、

 

グレイ君「そこ(席)とっといて!」

グレイ君「そこ(席)とっといて!」

 (笑)

このようにして、二人とも席に着いていました。

子どもたちが配膳へと向かう一部始終はこんな感じなのですね。とても興味深く思います。

さて、〈チームわい〉そして、クロ君は一体どうしたのでしょうか。

次回、この度のらんらん組(4歳児クラス)二人の姿を踏まえて、12年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ (太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとびます)からの文章を元に、考察をしてみようと思います。

(報告者 加藤恭平)

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