真冬のかき氷

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先日、ニュースでも流れましたが、東京に雪が降りました。 案の定、電車、飛行機などの交通網は大パニックになり、多くの人が大変な思いをした一日でした。職員も何人か電車の遅延で遅れる職員もいました。 私は息子を保育園に登園させる時に、抱っこかベビーカーか悩んだ結果、ベビーカーを選択しましたが、それが仇となり、とても大変な思いをしました…。

さて私の話はさておき…

保育園では何やら子どもたちがテーブルに置いてあるバケツを囲んで盛り上がっていました。 何か気になり覗いてみると…

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そうです!透明なコップを使って中に雪を入れて、

水で溶いた絵の具をシロップに見立て、各々好きな色を入れてかき氷を作っていました。

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違う色同士を混ぜることで色の変化や、色の作り方を子ども達は学んでいる気がします。

また欲張ってたくさんの色を入れると、かえって汚い色になってしまうとか・・・。

これは立派な科学遊びですね。

更に雪が大量にある、この時期にしかできない遊びです。

夏だと氷をたくさん作って・・・

かき氷機を使用して・・・

と、少し時間がかかるのと、すぐに溶けてしまいます。そして少し面倒です(笑)

ですがその日はバケツの中の雪が溶けても、また雪を足せばいいので、便利ですね!

そんな楽しい事を考えたのが塾生の本多先生だそうです。

さすがですね~。

私は雪国出身なので雪遊びというと外に出てそり遊びや雪だるま作り、雪合戦など

「雪で遊ぶ=外遊び」という発想しかなかったので、とても新鮮でした。

やはり現場の保育士の先生たちの発想はさすがです!(報告者 山下祐)

真冬のかき氷」への2件のフィードバック

  1. まさに科学遊びですね!「また欲張ってたくさんの色を入れると、かえって汚い色になってしまうとか・・・」という部分もいいですね。それを体験から知った子どもたちはきっと次は色の入れ方に工夫をしていくのでしょうね。雪に浸透する絵の具の感じもまた独特でおもしろいですね。雪がないとできない遊びですね。あまり雪の降らない地域の子たちにとってはとても貴重な体験になりますね。このような体験の機会を逃さないその感覚を私も身につけたいです。

  2.  いよいよ冬も本格的になってきました。藤森先生が先日、「1年は自分の年齢分の1の早さに感じられるもの」と仰られていたことを思い出します。この報告から今日まであっという間で、それだけ月日が流れたのだなぁとこの度の報告を読んでしみじみ感じました。
     〝欲張ってたくさんの色を入れると、かえって汚い色になってしまう〟とても深みのある言葉のように感じます。詩人ですね。人間の真理とも言えるような事柄を子ども達はこうして遊びを通して知っていくのだと思うと、面白いこと、楽しいことというのは何とも崇高なものなのだということに気付かされるような思いがします。

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