新型コロナの影響で各園、対応に追われている日々かと思います。
新宿せいが子ども園も原則休園という通達が来ており、各家庭に家庭保育をお願いして、
ほとんどの保護者の方が登園を自粛していただいている状況です。
在宅で仕事をしながら子ども達を見るのは本当に大変なことかと思います。
私も妻と交代しながら職場に行っていますが、やはり大変です・・・。
先日一日中、雨で外にも出れず・・・次男は長男との喧嘩で何回も泣かされていました。
新宿せいがとしても、保護者の皆さまに登園自粛をお願いするならば、
こちら側も家庭で保育ができるように何か手助けはできないか・・・
と園長先生が提案されたのを現場の先生たちが、こんな物を用意しました。
折り紙の折り方の説明書、塗り絵、人気のレシピを封筒に入れて各家庭に送らせていただきました!
私の息子たちもそうですが、どうしても家の中だと、すぐにテレビやyoutubeを見てしまいます。
全くダメとは言えませんが、やはりずっと見るというのは変ですし、
藤森先生が言われるように、使い方の問題だと思いますが、なかなか上手くいかないのが現状です・・・。
「ずっと見るのはダメ」と言う前に「これで遊んでみない?」「一緒にやってみない??」
と代わりの物を提案してあげることが大切です。
まだまだ今の状況がしばらく続き、家庭保育も続きますので、
先生たちは次の一手を考えていました。
「一週間遊べるものは何かな・・・」「〇〇ならいいんじゃない?そしたら園に来ても繋がって遊べるし!」
など悩みながら、楽しそうに考えていました!!
藤森先生が
「こういう時だからこそ、自分たちでできることを考えて、どんどんやっていこう!」
と職員のみんなに話してくれましたが、本当にそうですね!
ネガティブになっても仕方ないので、できる範囲で楽しんでいければと思います!(報告者 山下祐)
先月31日、雑巾掛けをしようと広がった部屋を見て、
「皆で大きなかぼちゃの絵が描きたい」とのことで、
外へ出て描いてみることに
どう描き始めるのでしょう。
子どもたちで話し合い、
順番に線を引いていくことになりました
次の子、
また次の子、という具合です
その後は塗りたい放題
「よく見たらかぼちゃってオレンジだけじゃないね」
「手がハロウィンみたい」
「(この絵の名前は)『ハッピーハロウィン』にすると、ハロウィン終わったら剥がさなくちゃいけないから、、」
『しあわせのかぼちゃ』に
ブログ『臥竜塾』2012年12月28日『おたのしみ会の考察19』の中でこう書かれています。
ここには担任の意図があるのです。おたのしみ会の出し物は、普段の子どもたちの生活、子どもたちの活動から取り出すのですが、その逆もあるのです。それは、おたのしみ会の出し物にし、その取り組みから、普段の保育の動機づけにしていくのです。子どもにつけたい力、子どもたちに取り組んでもらいたい活動を、おたのしみ会に取り組む中から、普段の保育につなげていくという保育もあるのです。
おたのしみ会で用いる装飾たちを子どもたちと作っていけたらと思いました。
(報告 加藤)
「さすがすいすい(5歳児クラス)さん」
「昨年は◯◯ちゃんがよく気付いてやってくれてたよね」
職員同士の会話の元になったのは、
高く重なった食器を下ろしてくれたすいすいの子
今年もこのような姿と出会うことが出来、嬉しくなりました。
ブログ『臥竜塾』2019年9月4日『誤信念課題』の中でこう書かれています。
認知的共感は、自分と他人の状態が異なっていても、相手の立場、相手の視点に立てる能力ともいえます。心の理論は、その代表例だと言うのです。心の理論は、自分や他者の行動に対して、その背後に心の働きを帰属する能力です。
日々の生活の中の何気ない姿ですが、様々な要因がこのような姿へと繋がっているような気がして、今年も自然と生まれたこんな光景に思わず感動してしまいました。
(報告 加藤)