この日もやってきました「光の時間」。
早速貼ってみました。
興味を持ってくれた様子です。
更にもう一色。
足に当たる色を不思議そうに見てくれています。
最終的に4色に。
「ほら、先生の手見てごらん。」
クラスの先生の促しに、興味深そうに反応する子どもたちです。
12年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2017年5月13日『教育の意味』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)
「彼(ダンバー氏)は、ニュートンの有名な言葉を引用しています。『教育があるからこそ、私たちは過去という名の巨人の肩にのれるのだ。知識、特に科学的な知識は過去からの積み上げにほかならない』とダンバーは言うのです。このような見解に対して、私たちはよく誤解をすることがあります。知の世界を掘り下げ、探求するための知識と技能を仕込むことが重要ですが、それをより効果的なものにするために、また、その機能をより発揮することができるようになるために、段階が必要になります。突然、何かを教えるとか、覚えさせるとか、できるようにさせるということではなく、まず、知の世界を掘り下げ、探求しようとする態度を養わなければなりません。そのためには、知の世界の不思議さ、楽しさ、それを探求しようとする好奇心などが必要になってくるのです。」
大それたことをやっているつもりは毛頭ありません。特に乳児における科学というのはこういった初歩的なアプローチを切り口にしていいものなのだという安心感の中で、楽しく取り組めるとても面白いものですね。学生時代に苦手だった科学というものが、子どもたちの反応と共に、少しずつその言葉のもつ緊張味が解け、意味合いが柔らかいものへと変化していくような、そんな心境の変化を実感しています。
次はどんなことを仕掛けてみようか、ととても楽しみになります。
(報告者 加藤恭平)