塾生「ハッピバースディトゥーユー、
ハッピバースディディア…
高橋くーん、ハッピバースディトゥーユー♪」
高橋くん「ありがとうございます。」
そんなクールでストイックで豆知識の豊富な彼が25歳になりました。有言実行タイプの彼は本当に頼りになりますし、今現在幼児クラスでは運動遊びやブロックゾーン、木工ゾーンと自分のアイディアや他の先生からの意見も聞きながら環境作りもストイックに取り組む姿勢がとても刺激を受けますし、私もやらなければ!という気持ちにさせてくれます。
そして載せていいかわかりませんが合わせてめでたく結婚もされまして先日親族で結婚式も済ませてきたということです。
めでたいですね〜。
それでは本題に入っていきます。
まずは出張報告からです。先週、第二いちご保育園さんと水神保育園さんに藤森先生が講演をされた際に付いて行った柿崎氏、横田氏、川辺氏の報告を受けました。
まずは川辺氏が水神保育園の報告から…
3園合同で行われ、3園の実践発表から藤森先生の講演という流れでした。色々と話した上で、質問などで反応はよかったワードが「チーム保育」だったそうです。
やはり新宿せいがも含めて、チーム保育というのはとてもいい保育であると同時に難しさも伴うのかなとも感じました。
職員の入れ替わりもありますし、どんなことがチーム保育なのか、どうすれば上手く回るのかというのは「人」を受け入れることからまず始まるのかなとも個人的には思います。
以前の山下氏のブログに通じますが、この時期に改めて考えるのもいい機会かもしれないですね。
横田氏からの報告では新宿せいがにいることで出来上がった環境(とは言ってもまだまだ進化していく必要はありますが)で当たり前にしていることが他園では当たり前ではないということを学んできたようです。細かいところではロッカーと片付ける場所を変えることで子どもがわかりやすい環境になったと報告を受けたことで横田氏は実家が保育園のため、帰った時にこういったところから始めるんだなと実感したようです。環境から保育をする大切さも合わせ感じる次第です。
柿崎氏による第二いちご保育園さんの報告ではメインはSTEMに関する講演だったそうです。
柿崎氏が印象に残った部分としては「stemのいいところは90%失敗する」「失敗をして立ち直る力、それから学んでいくところが大切」「上手にいくことが科学ではなくて挫けないで何度でも挑戦する姿を見せていくことが子どもにとってのモデルになる。」という話を受け、新宿せいがでも森口先生が誕生会などで見せる科学実験では何度も失敗してもやり続ける姿勢と重なるなと感じとそうです。確かにそうですね。失敗をおそれてはいけませんね。
STEMというのは特別なことではなくて私たちが普段保育の中で行っていること、その中で何が原因なのか、こういう因果関係があるのか、なんでこういう風になるのかなというように考えることが大事ということ。いけないのは躾とか道徳の原因にしてしまうのではなくどんな環境が原因なのかと考え、見極めることが必要があるということ。
と藤森先生はまとめています。
そして最後に塾セミナーを毎年やらせていただいておりますが、今回は他園の方々には発表を依頼しておりまして、6月30日に行われる発表は長野の小諸市にあるさくら保育園さんから甘利さんとなっています。内容はチーム保育についてとなります。詳しい内容は当日聞いていただければと思います。
聞き終わった感想としましては藤森先生に21世紀保育のススメの本から抜粋するなど非常にわかりやすく、甘利さん自体がとても楽しそうに生き生きとお話しされているのが印象的でした。細かいところの意見も塾生から出て、修正してからの本番の発表というのが楽しみです。
こうして今回の塾はお開きとなりました。最後まで読んでいただきありがとうございました。
報告者 本多悠里