12月21日 塾報告

このエントリーをはてなブックマークに追加

12月21日(水)の塾報告をします。

この日は、今年最後の塾ということで、日本橋にある「焼肉チャンピオン」で行いました。みんなで美味しい焼肉を頂きながら、今年を振り返り来年の保育につなげていこうと、一人ずつ1年の反省を述べました。

⚫︎加藤先生

久しぶりの会食で、園長先生の家でみんなとご飯を食べていた頃(コロナ前)を思い出しました。子どもたちのことを色々と考えました。伊藤先生がいたからこそ今年は頑張ることができました。素直な気持ちで接している伊藤先生には感謝しかないです。最近、保育士が叩かれているが、子どもと大人は対等なのか?と考えることが多く、ドイツは外的な要因が大きいから対等でいられると感じました。保育士の立場が弱くなりつつあるため、できることを考えていきたいです。

⚫︎森口先生

「今年、2人目が生まれ、喜びと大変さを感じています。そして、いつまでも若くはいられないんだなと・・・。塾生として、見本となり言葉や行動に示していきたいですし、みんなで見守る保育を伝えていきたい。そういう集団でありたいし、みんなで藤森先生の考えを学び、それぞれが伝えていけるようになりたいです。大きいものを背負ってると思ってるので、プライドとプレッシャーを楽しんでいきましょう。

⚫︎本多先生

「息子が小学校になり、子どもってすぐに馴染むことに実感しました。わらす(3・4・5歳)と、ちっち(0歳児)に行って色々と学ぶことができました。せいがの由来、我を省みることをして、やるべきことをやっていきたいし、このメンバー、疑問に思ったことを聞ける仲間が大事で、迷ったときに話せるのは大事だと感じました。これからも仲間を大事にして、絆を深めていきたいです。

⚫︎山下先生

STEM研究やGTの活動が楽しい1年でした。これからも園とバランスを取ってやっていきたいですし、今後はGTがメインになれるように頑張りたいです。これからのことを考えると楽しいです。園に戻る人、残ったメンバーでGTとして、活躍できる場を作ることが役割と感じていて、土台を作っていきたいです。先生達が地元に帰ってGTを自慢できるように、見守る保育を安心してできるようにしていきたい。だからこそ、間違ったことをしていけないと感じています。

⚫︎小林先生

色々と教えて頂きありがとうございます。塾生としても違う切り口で支えていただきました。会社時代とは違って、明日何があるかなと楽しく思えます。子どもの力を信じることが大切で、有能な存在だと感じながら保育をしています。来年は日々勉強をし、もっと貢献したいです。

⚫︎太田先生

社会人としての心構えや、保育の仕事を学ばせてもらえました。これまでを振り返ると、周りの先生方にフォローしてもらったり、励ましてもらえて、学びと刺激に満ち溢れた一年でした。社会人として、保育士として、リアクションが返ってくることで、自分はこういう人間なんだなと知ることができました。

⚫︎柿崎先生

ご飯を作ることが好きだと実感しました。美味しかったと言われるのは嬉しいし、反応が来るのが面白いなと。個人的にはおにぎりはふわっとしたものが美味しいと思っていて、そう作るようにしているのですが、ある先生がおにぎりの固さに気づいてくれたことが嬉しかったです。来年は食育をやっていきたいし、自分なりに発信していきたいと思うので、やりたいことがあれば一緒にやりましょう。

⚫︎伊藤先生

東京に来るのが不安だったのですが、先生方に温かく接していただき、楽しく保育ができました。1年目で、様々な子の発達を見ることができたし、他の先生のリーダーの様子を見て、自分の引き出しが増えていて、勉強になりました。濃い一年で楽しく、先生や子どもに会えるのが楽しみ。初心を忘れずに来年も頑張りたいです。

⚫︎佐野

自分がどんな人なのかを、佐野木工として子ども達や先生方に理解してもらえたように思えます。広がったのも本多先生のおかげです。今後も佐野木工として環境を作ることで、見守る保育を広げていきたいです。

⚫︎中村先生

一年があっという間で楽しかったです。先を見る保育、これからの保育を能動的に話しているのが印象的でした。生まれも育ちも墨田区で、地域に恩返しができるようになりたい。そして、安心して預けてもらえるようになりたい。そのためには自分を振り返り、自分から発信して、子ども達のためにできることをしていきたいです。

⚫︎最後に藤森先生からお言葉を頂きました。

「待つことの大切さ、雑談をすることが大切で、どういう意味があるのかを考えてもらいたい。雑談の中に伝えたいことがあり、それを知ることが面白い。保育の面白さは、子どもを理解したり、子どものことを考えることにある。

最近報道される虐待を含め、保育園がバラバラになっているように感じる。どこかの園長が趣味でやってると思われたり、託児だと思われてることが多いので、保育の社会的地位を上げたい。エビデンスをもとに勉強をして、見守る保育を作り上げてきたことを積極的に出して、質を上げていきたい。」

こうして、今年最後の塾は終了しました。

やはり、虐待のニュースはそれぞれに影響があるようで、私自身も考えさせられることがありました。

藤森先生の講演の中で、忘れられない一言があります。

「主体性とは、子ども中心で考えること。子どものためになっているか考えること。」

保育者として、子どものためにできているのだろうかと悩むことがありますが、この言葉があるからこそ、塾生という仲間がいるからこそ、悩みながらも前に進むことができています。本当に感謝です。

報告者:佐野


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です