お迎えの時間、ぐんぐん組(1歳児クラス)の担任の先生と保護者の方のやりとりを見ていたら、とても興味深い場面に立ち会えました。
担任の先生「うんちが出ると自分でオムツを持ってきて教えてくれるんですよ」
保護者の方「家では違います。出てない、って言ったりするし、逃げたりして替えさせてくれないんですよ」
すると、その話を側で聞いていたその子がお母さんの口を塞ぐようなポーズをしてこう言ったのです。
「言わないで」
『臥竜塾』2018年9月4日『社会的状況による言語』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると塾長藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回の全文を読むことができます。)
「まだ言葉で表現できない子も、その子の話題をしているとお母さんの口を手で抑えたりする姿をよく見る」
後で聞いた担任の先生からのお話にも驚いてしまいました。1歳児クラスの子にもうこのような意識が芽生えているのですね。
(報告 加藤)