ここでは、臥竜塾で話し合った議題や、塾長が塾生に向けて話してくれた内容を紹介していきます。
今日の臥竜塾
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3月12日の塾

今夜の塾は藤森先生より、インテグレーション、インクルージョン、コヒージョンの解説、そこから藤森メソッドとの親和性についての話から始まりました。
実は藤森メソッドとは集団のコヒージョンを生み出す保育モデルであるということでした。
藤森メソッドにおける異年齢保育、子ども同士の学び、子ども主体の中にも個人ではなく、全てが集団の関係性を育てるものであるということでした。
その話の中で、いくつか、特徴的な言葉がありましたので、以下にご紹介いたします。
・社会的コヒージョン
・集団関係のネットワーク
・藤森メソッドは社会形成型保育
・コヒージョンを設定した保育は珍しい
・社会関係資本をつくる保育
・社会の基盤を作る保育
・指示する人ではなく、環境を整える人。そうすると、子どもたちの関係性が生まれる
・人類の進化は協力である
・信頼社会
・この保育は社会の基盤を作る
などなどたくさん言葉が並び申し訳ありません。
ざっくりいくと、藤森メソッドが大切にしている保育内容は、社会を作る基盤になりうるということを聞いていて感じました。日々、保育に追われる私たちは、自分たちが行なっている保育がどこに向かっているのか、どんな目的になっているのか分からなくなることもあるのかもしれません。そんな時に、「私たちは保育によって社会の基盤を作っている」と思うと、少し視界が開けてくるのかもしれません。
また、人工知能が発達してくるからこそ、これからの時代は人格や人柄が大切になってくると個人的にはここ最近強く思っています。保育者もまた、人格を高める、人柄をよくするということを心がけていかないと、教育というのは人工知能がやってしまえばいいということにもなるのかもしれませんね。。。
報告者 森口達也
いろんな話
2月25日のzoom塾の報告となります。
花粉の時期ですね…
中学校の頃から花粉症の私は本当にこの季節が嫌いです。さらには年々花粉が増えているというのを聞きますがどうしたものか…というところです。なぜか電車に乗るとムズムズ…ツーと鼻水が垂れ、一人鼻を噛むというなんとも悲しい電車の中を過ごしているとなんとも言えない気持ちになります。かと言って自転車で通勤しようとするとしっかり花粉を浴びて着いた頃には大変なことになっています。いっそ注射を打ってしまおうと思いましたがお値段が高く断念です…。
とっても話が逸れました、すみません。
様々な話から少し抜粋して報告できたらと思います。
子連れの職員が増えたからか、子どもを連れて遊びに行くことが増えたという話から最近では子連れで良いところといったら快活クラブがいいそうです。ある程度スペースもあり、子どもたちが物も食べられ、遊べるスペースもあるところから、親たちは話し合いや雑談を安心してできる空間になっているそうです。今や公園ではなく快活クラブというが時代ですね。
最近とある園さんが見学にいらして山下氏が対応したときの話をしてくださいました。見守る保育を導入してくださっている園ですが、まずは新宿せいがと同じことをしてみるというところまではいいのですが、ただの真似でその意味を理解しないでやり続けていると職員同士の話し合いが話し合いにならないということでした。確かに真のような考えがあることでそこの向かっていくためにはどうしたらいいかと目指すところがないと話し合いにならない気がします。藤森先生が言うように目指す山が一緒であれば登り方は人それぞれで良いというのと近い気がしました。その山をしっかり理解することでより深い話し合いが設けられそうですね。
その話を聞いた自園に帰られて奮闘している中村氏がこんなことをおっしゃってました。一緒の方向を向いてくれる先生がいるのはとても心強く、横の繋がりがあるととてもやりやすい。そういったみんなでやっていける環境に感謝をしていました。確かに一人で進めて行くには無理に等しいため、やはり同じ考えをもち同じ方向を向ける人では進み具合が全然違うでしょうね。
私も今置かれているこの塾生たちの関係というのには日々感謝しなければいけないなと感じています。
他には森口氏から成長展が近かったため、藤森先生が考え出した成長展にについて発想がすごいと称賛されていました。シルエット画が言葉に繋がるなど普通では思いつかないことをこうしたスタンダードにしてきたことに塾生一同頭が上がりません。藤森先生は昔絵画指導を行なっていたため、そこから着想を得ていたともおっしゃっていました。環境も影響していますが才能とういうのが溢れていることがわかります。そういった藤森先生の考えを身近に触れ、私も微力ながら藤森メソッドを広めるお助けができればと考えます。
以上、報告となります。
報告者 本多悠里
結局は「環境」・・・
2月10日(火)報告 オンライン開催
【すくわくプロジェクト】
先日、森口先生とともに他園で「すくわくプロジェクト」第3回目のワークショップを実施してきました。
今回は“復習”がテーマです。
これまで行ってきた科学遊びを再び体験できる環境を整え、子どもたちが自分でやりたい活動を選択できる時間をつくりました。
すると、子どもたちは迷うことなく、自分のやりたい実験へ向かい、
繰り返し試したり、友だちと話し合ったりしながら、じっくりと遊び込む姿が見られました。
大人が「やってみよう」と促さなくても、
環境があれば、子どもは自ら学び始める。
そのことを改めて実感する時間となりました。
すくわくプロジェクトの目的は、科学遊びそのものではありません。
科学遊びを通して、
・好奇心
・探究心
・粘り強さ
・自己決定力
・協働性
といった、将来にわたって大切になる「非認知能力」を育むことにあります。
知識を与えるのではなく、
「学び続ける力」の土台を育てること。
そのために大切なのが、子どもが主体的に動き出せる環境づくりです。
【成長展という行事】
来週土曜日には、新宿せいが子ども園で最も大切な行事のひとつである「成長展」が開催されます。
この行事は約40年前、藤森平司園長の「子どもの成長こそが作品ではないか」
という思いから始まりました。
成長展は、いわゆる作品展ではありません。
絵や制作物を単純に並べるのではなく、
5領域に応じた課題となる作品を1年間を通して、子どもたちが製作します。
そして、5領域に応じた作品は名前を伏せて、保護者の方に、
お子さんの作品を当ててもらう、少し遊びを交えた作品展です。
保護者の皆さまが、
「こんなに成長していたんだ」と感じられる時間になればと願っています。
【国語的・算数的な力も、遊びの中に】
文部科学省の「今後の幼児教育の教育過程、指導、評価等のあり方に関する有識者検討会 最終報告」を藤森先生から重要な部分を解説していただきました。
その中に、乳幼児期から育むべき力として、言葉や数量の基盤が示されています。
それは、早く文字を読めるようにすることや、計算を覚えることではありません。
大切なのは、
・言葉で伝え合うこと
・経験を言語化すること
・比べたり、分類したりすること
・数量や形に気づくこと
これらはすべて、日々の生活や遊びの中にあります。
絵本から発展する劇遊び。
配膳時の「いっぱい」「ちょっと」というやり取り。
ブロック遊びの中で形を組み合わせる経験。
こうした全ての経験は「子ども集団」「環境」があるからこそ成り立つ学びです。
藤森先生がずっと言われていることが、ようやく追いついてきました。
すくわくプロジェクトも、成長展も、日々の保育も、目指している方向は同じです。
子どもが主体となり、環境の中で遊び、
その過程で人格形成の基礎を育てていくこと。
私たちの仕事は自己が満足するのではなく、あくまで子どものためだと私は思います。
目の前の子どもたちの「今」と「未来」を見据えた保育、教育を実践していくことが大切ですね(報告者 山下)
1/14現地塾
おはようございます。こんにちは。こんばんは。塾生の廣田です。2026年最初の報告となります。今年も日々の学びを塾生の皆さんと共有し話し合い、さらに保育を深めていきたいと思います。子どもたちだけでなく、「今日の臥竜塾」の場でも、学びや経験を還元できることができたら、塾生冥利に尽きる思いです。時間は経過してしまいましたが、改めまして今年もよろしくお願いいたします!
さて今回は、新年を迎え、今年最初の現地での臥竜塾でした。
今回は1/19,1/20に行われました、リーダー研修で行うディスカッションに向けて、塾生で“プレディスカッション”を行いました。
「藤森メソッドを職員に浸透させるには?」というテーマに対して、塾生で考えたことを出し合い、付箋に書くことで可視化して議論が進められるようにしました。

この大きなテーマを考える前にまず、「藤森メソッドの浸透を妨げているものは?」という視点から考え、各々感じていることを書き出してみました。

そして挙がった内容をグルーピングしてみることで、抽象的な視点でその課題について考えられるようにしたところ、このようなグループ分けとなりました。

こうして保育で出てきた考えや悩みなどを言語化することで、段々頭の中が整理されていく感覚になります。アウトプット、重要ですね。
次に、課題とは逆に(見守る保育の視点で)「うまくいった!」と感じられるような場面を挙げてみることに。
課題を考えていたからか、ポジティブな側面もスイスイ出てきて、塾生のペンの動きも良くなってきました。笑
ここで挙がった内容は青色の付箋で記載されています。
出し切った後、先ほどグループ化したところに、話し合いながら当てはまる内容を貼っていきました。
するとこのようなグループ分けとなりました。

画像を見ていただくとわかるように、青い付箋(ポジティブ)が少ないグループが「ゆとりグループ」だということに気がつきました。
そこで次は、「ではどうしたらゆとりがもてる?」と、ポジティブな内容が少なかった、改善の余地がありそうなグループに焦点を当てて考えることに。
出てきた内容は黄色い付箋で書き出しています。

ここで出た内容が、「藤森メソッドを浸透させること」に繋がるかもしれないということで、黄色い付箋の項目を一つひとつ考えてみました。
この項目での大きな共通点としては、「人間関係」「職員同士のコミュニケーション」があるという気づきを得ました。
人との関わりが主となるこの仕事。やはりこの人的環境を良くすることは、心の余裕をもたせ、質の高い保育に繋がっていくのかもしれません。
最後に、黄色い付箋で挙がった項目から、「実際に明日から取り組みたいこと」をアクションプランとして1人ひとつ選択しました。

選んだ項目を紙の下に書いて、ディスカッションは終了となります。
プレディスカッションでしたが、塾生にとっても貴重な言語化の場となり、他の職員が感じていることを知ることのできる機会となりました。
率直に私自身、この機会を得れてよかったと思っています。
ぜひ塾生だけでなく、クラスや園全体でも行えると、チームワークの向上に繋がるのではないかと感じました。
ディスカッション後の塾では、いただいた「赤てん」を夕食として頬張りながら、その他の議論もしました。

盛りだくさんになってしまうので、そちらの内容は割愛させていただきますが、今回の内容を見て、明日からのアクションに繋がるキッカケとなれば塾生共々、嬉しく思います。
ここまでご精読いただきありがとうございました!また次回もお楽しみに。
報告者:廣田
あけましておめでとうございます!1月8日 塾報告
皆様、あけましておめでとうございます。
新年最初の塾は、ZOOMでの開催となりました。

画面越しではありましたが、久しぶりに皆さんのお顔を見ながら、新しい一年のスタートを切ることができました。
今回は、年末年始の過ごし方についてのお話でとても盛り上がりました。
先生方それぞれの過ごし方を聞く中で、リフレッシュの仕方や大切にしている時間が伝わってきて、聞いているこちらまで温かい気持ちになる時間でした。
水田先生は、一年ぶりに地元・長崎へ帰省されたそうです。
ご家族や祖父母、お友だちなど、さまざまな方と再会し、とても有意義な時間を過ごされたとのことでした。
水田先生のご実家は長崎で保育園を運営されており、見守る保育〜藤森メソッド〜を実践されています。今回、その園が新園舎になったとのことで、園見学もされたそうです。土曜日に訪れた際には子どもたちもたくさんいて、園が開放されている様子を見ることができたとのことでした。
新宿せいが子ども園で保育士として働く中で、これまで何となく見ていた園の環境や保育が、改めて違った視点で見えるようになり、学びや気づきの多い時間になったと話されていました。
カレラ先生は、年末年始は実家には帰らず、お友だちと会って過ごされたそうです。
その中で、皇居マラソンにも挑戦されたとのことでした。マラソンにハマっているお友だちと一緒に、皇居の周りを4周することを目標に走ったそうですが、最終的には2周走り切ったそうです。
また、年始にはお父様のお誕生日があり、その際には帰省して一緒にお祝いをされたとのことでした。初詣にはまだ行けていないそうで、後日お散歩がてら神社へ行けたらと話されていました。
佐野先生は、ご家族でサンリオピューロランドへ行かれたそうです。
娘さんが大好きなシナモンに会うことを目的に、事前にスマートフォンで予約をして行かれ、無事にシナモンに会うことができたとのことでした。交流をとても楽しめたようです。
また、大好きな木工にもたくさん時間を使い、朝から木を切って作業をしたり、おせちを食べたりしながら、東京でのんびりとした年末年始を過ごされたそうです。
小林先生は、今住んでいる町内で行われた餅つき大会のお話をしてくださいました。
そこで、担当しているクラスの園児と偶然出会い、一緒に餅をついて、一緒に食べて過ごしたそうです。園とはまた違う場所で子どもたちと関わることができ、とても楽しい時間になったとのことでした。
中村先生は、年末年始の少し前にインフルエンザにかかってしまったそうですが、無事に回復し、年末年始は奥様のご実家で過ごされたとのことでした。初詣では水天宮を参拝し、その後小網神社へも行こうとしたそうですが、行列がとても長く、今回は断念されたそうです。
小網神社はパワースポットとしても有名で、多くの人が訪れていたようです。
太田先生は、昨年度で新宿せいが子ども園を退職され、現在は地元・富山県で保育士として働いています。今回は久しぶりの塾への参加となりました。
富山県では車移動が多くなり、体重が増えたそうですが、大きな病気や怪我もなく元気に過ごされているとのことで安心しました。現在は子どもの人数が多い園で、初めての幼児クラスを担当されており、日々学びながら保育に向き合っているそうです。
本多先生は、毎年恒例となっている結婚式を挙げた神社への初詣に今年も行かれたそうです。また、日帰りで群馬へ出かけるなど、充実した年末年始を過ごされたとのことでした。今年は本厄とのことで、早めに厄払いにも行く予定だと話されていました。
柿崎先生は、年末に園の先生方数名をご自宅に招き、一緒に食事や会話を楽しんだそうです。また、ご家族で毎年干支のおみくじを買う習慣があり、今年は馬年ということで川越氷川神社へ行かれたとのことでした。奥様のご実家へ行ったり、お家の近くを散歩したりしながら、ゆったりとした時間を過ごされたそうです。
廣田先生は、奥様のご実家がある岩手へ5泊6日で行かれたそうです。旅館に泊まり、スノーボードをしたり、お酒を飲んだり、初詣に行ったりと、充実した年末年始だったとのことでした。元旦には親戚の方々が13人ほど集まり、お昼から夜まで賑やかな時間を過ごされたそうです。
私自身も、地元・長崎へ帰省し、福岡で大学時代の友人に会ったり、家族とゆっくり過ごしたりと、心身ともにリフレッシュできる年末年始となりました。
先生方それぞれの過ごし方を聞き、年末年始の時間がいかに大切で、日々の保育や仕事への活力につながっているかを改めて感じました。
まだまだ楽しいお話がたくさんあり、新年最初の塾は終始和やかで温かい雰囲気に包まれていました。
本年も、皆様にとって希望にあふれる一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
報告者 伊藤
12月4日の報告
みなさまこんにちは。塾生の小林です。
今回は、12月4日に行われた塾の報告をさせていただきます。
この日は、ケンタッキーフライドチキンを囲んで和やかに舌鼓を打つところから始まり、リラックスした雰囲気の中での学びの時間となりました。

当日は伊藤カレラ先生から福岡出張の報告がありました。11月末に福岡で複数の園を見学させていただいた際の様子について、写真を交えながらお話をしてくださいました。
また見学された園の紹介だけでなく、実践発表や藤森先生の講演内容についてのお話、また太宰府などを観光したことなども共有していただき、幅広い内容に触れる機会となりました。
紹介された園はいずれも印象的で、それぞれの環境や条件の中で工夫を重ねていらっしゃる様子を知ることができました。
異常気象や雨の多い状況の中でも屋内で自然を感じられるように環境づくりを工夫している園のお話や、思い切ったオープンなスペースへと環境を変えていく中で、当初あった課題が解消され、子どもたちの姿が変化していったというお話などを聞き、どの園もそれぞれの状況に応じて試行錯誤を重ねていらっしゃることが伝わってきました。

カレラ先生が強調されていた一番の学びは、「まずやってみること」の大切さでした。
まずアンテナを広く持ち、さまざまな情報や実践に目を向けることで、これまでになかった視点や未知の体験に出会うことができる。そして、そこで得た気づきを実際の環境や保育の中で試してみる。その積み重ねとしてのトライアンドエラーが、結果的によりよい環境をつくり、質の高い保育につながっていくという言葉が心に残りました。
このお話を聞き、私自身が特に考えさせられたのは、行動することの大切さです。保育の現場でもPDCAという言葉がよく使われますが、計画や振り返り以前に、まず一歩踏み出してみることがなければ何も始まりません。どれだけ考えても、実際にやってみなければ見えてこない子どもの姿や課題があることを、改めて実感しました。
やってみてうまくいかなかったとしても、それは失敗ではなく、次につながる大切な学びだと捉えたいと思います。トライアンドエラーを繰り返す中で、子どもの反応や環境の変化に気づき、そこからまた新たな工夫が生まれていく。その積み重ねこそが、保育の質を高めていくのではないかと感じました。
また、この「まずやってみる姿勢」は、仕事だけでなくプライベートにも大切なものだと思います。新しいことに挑戦したり、これまで経験したことのないことに触れたりすることで、自分自身の視野が広がり、その経験が保育を考える際の引き出しになっていくと感じました。日常の中での何気ない出来事や体験も、見方次第で保育に活かせるヒントになるのではないかと思います。
そのためにも、常にアンテナを張り、「これは保育にどう活かせるだろうか」「子どもたちの環境づくりにつながることはないだろうか」と考え続ける姿勢を大切にしていきたいです。特別なことをしなくても、日々の生活や周囲の出来事に目を向け、そこから学ぼうとすること自体が、保育者としての成長につながるのだと思います。
今回の学びを通して、立ち止まって考えすぎるのではなく、まずは行動すること、試しながら学び続けることを意識し、今後の保育や自分自身の在り方に活かしていきたいと感じました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回も学びを共有できたらと思います。(報告 小林)
11月20日の塾報告
今回の塾は園における行事の話からはじまりました。
行事は 「メリハリと 変化」を生む大切な機会
藤森先生から、日々の生活は安心感を作る一方で、単調な毎日が続くと、子どもが本来もっている 探究心や好奇心 が生まれにくくなることがあるのではないか、そのため、行事で「特別な変化」を作り出し、子どもの心を揺さぶることが大切ではないかとありました。
また、人は遺伝的に「新しいものに慎重になる」性質を持っていますが、それ以外の場面では子どもはとても好奇心旺盛・
その変化を楽しめる環境づくりが大切だという話にもなりました。
行事の取り組みは「大人が作りすぎない」ことが鍵
こちらも藤森先生から、
劇などの活動では、セリフを一字一句覚えさせるのではなく、
ストーリーだけ伝え、表現は子どもに委ねる ことで、子ども自身の工夫や発見が生まれていく。
- 同じ練習の繰り返しは飽きやすい
- 変化を楽しむからこそ、子どもは面白さを感じる
- 変顔やアドリブが好きなのも、まさに「変化」があるから
- その“変化”を大人が全部用意すると負担が大きくなる。むしろ子どもに任せればいい
結果よりも 試行錯誤の過程こそが学び。
身体表現を豊かにしたり、動物になりきってみたりする表現活動も大切にしていきたいという話がありました。
自
「ゾーン」やは空間の名前ではなく心理状態
またゾーンについての説明も藤森先生からありました。
絵本ゾーンや制作ゾーンなど、ゾーンは空間を設定すること自体が目的ではありません。
大切なのは、そこで子どもが 集中し、没頭しているかどうか。
区切られた場所でなくても、
子どもが自然と集まり、夢中になる場所がゾーンになえう。
環境はきっかけにすぎず、
本当に大切なのは 子どもが熱中していること であり、
その場を「子ども自身と一緒につくっていく」ことが重要だという結論に至りました。
まとめ
今回の話し合いでは、
- 行事は子どもに「変化」を提供する大切な機会
- 大人が作り込みすぎず、子どもの工夫や探究を引き出す
- 試行錯誤そのものが学びである
- 子どもを信じて任せる姿勢を大事にしたい
- ゾーンや環境は「子どもの心理状態」がつくるもの
といった点が共通理解として深まりました。
今後も、子どもが自ら発見し、喜び、学びにつながる行事や環境づくりを、みんなで話し合いながら試行錯誤をしながら、実践していきたいと思いました。
報告者 森口達也
出張報告の日
10月30日木曜日の塾報告となります。
遅れてしまいました…。すみません…。
かつて塾生にいた小松崎氏はこう言っていました。
「明日やろうはバカやろう」だと。
明日やろうしかしてこなかった私にとってはなかなか心に響くフレーズでした。そしてこのブログを書くことを日々の忙しさを言い訳にここまで先延ばしにしてきた自分を恥じております。
ダメですね明日やろうは…いつやるんだという話になってきますから。しかしながら常々この意識をもち始めてからというもの、締め切りギリギリマスターだった私がなるべく早めに終わらせるということが仕事やプライベートで最近できています。(自己評価ですが)人間変われるものだと自分自身を通して感じています。冒頭から完全に話が逸れましたすみません。
今回の塾は現地の塾でした。
始めに塾生に水田氏が藤森先生と行った出張の報告をしてくださいました。

今回は写真多めでいかせていただきます。


観光もさせていただいたようでこちらも楽しい気持ちになりました!
ここからが研修となります。



主体的に育っていけるような子ども像であると勝手に想像していました。






これらが水田氏がまとめてくれた内容になります。
ここまでしっかりと我々のためにと言いますか、わかりやすく出張報告をまとめてくださるととても有意義な時間になりますね。私はまとめるのが苦手なので尊敬します。
個人的に気になったと言いますか、意識したいなと思ったのが、
『保育者として子どもたちに「生き様」を見せる』
というところです。
様々なことをポジティブに考え行動することは常々意識したいと考えています。最近は「失敗してもいいじゃないか」というようなことを考えて行動し、まずやってみる精神で動いています。そもそも失敗なんてないんじゃないかというような考えにも至っています。この気持ちは他の職員にも派生していけるように、おこがましいですがそんな意識をしたことを面に出していこうと努めています。私の性格上そんな考えで仕事をすることで自分自身が楽しく保育ができますし、新しい提案こそ違う職員から出たらそれはたまらなく嬉しく、ぜひやってみたいと思えます。藤森先生は自分も一緒になって職員と一緒にやるとおっしゃっていたことを覚えていますし、実際に一緒にやってくださったことも多くありました。その時はたまらなく嬉しく、またやる気がますます出てきたというような気持ちになったことを覚えています。歳を重ね、体力続く限り職員の方々とは一緒にやってきたいものです。
新しいことを始めるのにはなかなかのエネルギーが必要になってきますのでやっぱりやめておこうと思うのではなく、「まず!やってみるか!」という勢いを大事にしています。最近。その勢いが形になった時の喜びは大きいですし、次への活力にもなります。もちろん失敗して落ち込むこともありますが1日寝たら忘れます!そんなトライアンドエラーをさせてくれる園であることを感謝しています。
水田氏の発表から少し話がずれてしまったかもしれませんがやる気がでた次第であります。他の園さんの環境を見させてもらうというのはやはり刺激をもらいます。アイディアも広がります。
この後青山さんかも韓国の出張報告があったのですが盛りだくさんすぎてとても面白いのと刺激をもらいました。ここの記すと果てしなくなってしまうので割愛させていただきます。


韓国の保育がとても熱心であることが伝わりました!
ほんの少しですがこんな感じでした。
水田氏、青山さんありがとうございました!!
報告者 本多 悠里
入園前見学について(10月9日)
10月9日(木)塾報告
今回のテーマは、先日Eテレ「すくすく子育て」で放送された 新宿せいが子ども園の特集 についてです。
番組のテーマは「保護者の園選び」。
解説者としてよく出演されている 大豆生田啓友先生 がディレクターに当園を紹介くださり、今回の撮影が実現しました。本当に有り難いことです。
私は普段、入園前見学の案内を担当しており、撮影当日もその案内の様子をそのまま収録する形でした。カメラを向けられながらの案内はなかなか緊張しましたが、貴重な経験となりました。
放送までは編集内容も知らされていなかったため、どのようにまとめられるのかとても楽しみでした。
実際に視聴してみると、「これから子どもを預けようとする保護者は、どのような視点で園を選んでいるのか?」という点が丁寧に描かれており、私自身の見学対応を見直す良い機会となりました。
★保護者の関心と視点
案内後のインタビューで、見学者の方から
「子どもたちと保育士の表情を見ていました。どんな雰囲気で接しているのかを感じ取りたくて。」
という感想をいただきました。
教育方針やカリキュラムももちろん大切ですが、やはり一番の関心は「子どもたちの表情」と「先生たちの姿」なのだと改めて感じました。
「優しそうな先生に見てもらいたい」という気持ちは、どの保護者にも共通する思いですね。
撮影後には「子どもたちがとても楽しそうで、先生の表情も穏やかで素敵な園でした」とお褒めの言葉もいただきました。
★「遊び中心の保育」をどう伝えるか
大豆生田先生は番組の中で、「遊びを中心とした保育内容」が園選びの重要なポイントであると述べられていました。
確かに、体育や英語などカリキュラムの充実した園は目を引きますが、藤森先生もおっしゃるように「遊び中心の保育」を選んでほしいという思いが番組制作の背景にあるようです。
さらに藤森先生は、「子ども同士の関わりがあるか」という視点も見学時に注目すべきと話されています。
これは一見わかりにくい部分ですが、見学者に意識的に伝えていくことが重要だと感じました。
今後は、私の案内でもこのポイントをしっかり伝えていこうと思います。
★「文字・数」への関心と園の考え方
見学の際によく聞かれる質問のひとつに、
「小学校に向けて文字や数の学びはありますか?」
というものがあります。
新宿せいが子ども園では、「遊びや生活を通して文字や数に触れる経験」を大切にしています。
給食の際に「おかわりをどのくらい入れてほしいか」を伝えることも量の認識の一つ。
階段を数えながら登ることも立派な数の体験です。
また、2歳児クラスでは、子どもたちの顔写真と名前を掲示し、自然に文字に親しむ工夫をしています。
保育者が「触れられる環境」を整えることが何より大切なのです。
見学対応者としての学び
多くの見学対応を重ねて思うのは、最終的な園選びは各家庭の教育方針によるということです。
私たちの役割は、家庭が納得して園を選べるよう、理念や教育方針を誠実に伝えることだと思っています。
今後も保護者に寄り添いながら、園の魅力をしっかり伝えていきたいと思います。
(報告者:山下)
◼️番組の内容を詳しく知りたい方は↓↓↓
NHKONE すくすく子育て「知りたいイマドキの園えらび」
https://www.web.nhk/tv/an/sukusuku/pl/series-tep-DNYRMZW5Q1/ep/2NK165QRZQ
9月25日 塾報告
おはようございます。塾生の伊藤カレラです。
9月25日の現地塾の報告をさせていただきます。
この日は、すいすい担任の小林先生が、お楽しみ会でのテーマの話から、昔、本多先生がらんらんクラスの担任の時に、傘地蔵をテーマにした劇の話をしてくださいました。
おじいさんが雪をはらうシーンが、とても印象的なシーンだったらしく、昔のおもしろエピソードに笑いに包まれました。また安藤先生や小松崎先生は、劇の脚本に子どもの好きなことや得意なことを取り入れるのがとても上手だったらしく、演出などもとても面白かったそうです。ぜひとも今回の話を参考に、今年のお楽しみ会も楽しいものにしていきたいですね!
次に、後日小林先生が受ける東京新聞の取材の話になりました。事前に幾つか質問が振られているそうで、その中でも、
・「男性なのに保育士さんなの?」と園児に言われたことはありますか?
という質問についての話になりました。
まずせいがでは、男性保育士が多いため職場でそういったことを言われる経験やバイアスを感じることはあまりないという見解でした。ただ、地方であったりお父さん同士の会話、昔本多先生が保育士に成り立ての頃は、驚かれることが多かったとのことでした。
また、藤森先生より、「卒園式の中で男の子が将来の夢を話す時に保育士になりたいと言った子が居たけれど、せいがは男性保育士が多いから、逆にバイアスを与えないんだろうね」とお話しされていました。そして、運動会での大道具係は男性という言い方はせず、力のある人という言い方にしているという話もされていました。そこで結果的に集まったのが男性であるのは良いけれど、力があるのは男性と決めつけるのはよくないというのは、私も共感すると共に言い方は気をつけないといけないと感じました。
また、森口先生から、年長だから〜、お姉ちゃんだから〜という言い方はしないように気をつけようね。それぞれ個人であり、いけないことは年齢が上でも下でもいけないという話をしてくださいました。私自身、すいすいがお手伝い保育で他クラスに入っている時に、ついつい「すいすいさんなんだから〜」と言ってしまうことがあるので、気をつけたいと思います。
最後に、今日の話を通して森口先生より、
「ジェンダーや年齢で見るのではなく、人はそれぞれだよね」と言葉をいただきましたが、
私は改めて見守る保育の中の、徹底した個人理解の大切さに繋がるなと感じました。
性別や年齢によるものではない、その子の発達にあった言葉がけや関わりを意識したいと思います。
本日もご精読ありがとうございました!
報告者 伊藤カ