うんどうマイスター

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先月、職員研修旅行で島根の保育園を見学させていただきました。
様々な環境が見やすく、細かいところに気を配られていることで非常に参考になる保育園でした。

見学させていただいた保育園さんは運動会シーズンということで様々な取り組みをしていました。

その中で参考にし、実践した取り組みを紹介します。

その名も
「めざせ!うんどうマイスター」笑

表紙

表紙

中身はこういったものです。

てつぼうの用紙

てつぼうの用紙

マット、平均台、鉄棒、跳び箱、などそれぞれ用紙があります。
それぞれの用紙に書いてある項目を子どもが読み、自分ができたと思う所にスタンプを押していきます。
読めない子はお兄さん、お姉さん、先生に読んでもらうなどしてやっていきます。
必死で字を読もうとする子もいます。この取り組みから体を動かすことと、頭を使うことの両方をすることができることがわかります。
スタンプを押しているとき、字が読めない子がいると、ある職員が
「あの子に教えたらみんなに教えてくれるよ!」と言う姿もあり、子ども同士の横のつながりも期待できるものでした。
話は戻り、初めにマットと平均台の用紙から始まり、少したってから鉄棒の課題が「届いたよ!」というように渡していきました。
課題がくることで子どもたちのやる気も上がっていきました。
このマイスタースタンプを作ることでそれぞれがどこまで出来るかを把握することもでき、自分が次どんなことを頑張ればいいのかが明確にわかってき、自己理解にも繋がるように思います。更に保護者の方が見ることによって我が子が今どんな取り組みをしていてどんなことができるのかを家庭でも把握できます。
運動会前日にはそのスタンプからこれを頑張る!などというコミュケーションを取れる種にもなることでしょう。
このアイディアを研修から取り入れるとこで発見が見られることから、相乗効果のような感覚で保育が楽しくなっていく感覚を覚えます。

更にもっと保護者に運動会のことを理解してもらうための取り組みがありました。
それは次回紹介したいと思います。

(報告者 本多悠里)

うんどうマイスター」への2件のフィードバック

  1. 「いいな」と思ったことをすぐに実行されるその姿に刺激を受けます。それはみなさんの学ぶ姿勢の高さを表しているものだと思います。私ももっとそのような人間になれるように心を曇らせることなく保っていきたいと思います!

  2.  素晴らしい取り組みですね。運動への意欲だけでなく、派生して、文字への興味へと繋がったり、友だち同士で教え合うという、人との関わりへと発展していったりと、とても魅力的な取り組みのように思います。
     運動会を間近に控えた時にはもちろんのこと、普段、日常の中でもこのような取り組みをすることで、雨の日の活動などもぐっと楽しくなっていきそうです。

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