なかなか他の保育園に見学に行く機会がないので職員全員とても楽しみにしている研修です。
福岡にはもちろんGT園も多く、GT福岡も立ち上げて、公開保育や独自に研修を行ったりと熱心に勉強をされています。毎年、見学先は多くて2園ですが、福岡には先ほど書いたように、GT園も多く、見学先ももちろん多いので、なんと!8園も見学を受け入れていただくことになりました。本当に感謝です。
事前に8園の保育園さんから各園の概要やPRを書いた紙を頂き、職員がそれを読んで見学先を各自決めました。本当は全て見学をしたいのですが…さすがに時間に限りがあるため選択制です(笑)
午前中は見学で、午後は1つの園に集まり、そしてクラスごとに別れての意見交換です。私は特にクラスのも所属していないので…せっかくなので園長先生のお部屋に(笑)そこでは塾長のミニ講演会でしたので、久しぶりに塾長の講演を聞けてとても勉強になりました。
途中、各クラスでの話し合いの様子を見に行こうと思っていましたが、あっという間に時間が過ぎ、午後の研修も終了の時間に…。
新宿せいがのメンバーは一度ホテルにチェックインをして、夜の部へ…。
夜はもちろん福岡の先生方と2回目の話し合いです!お酒有りの(笑)
やはり九州の先生方はパワーがスゴイですね!夜はクラスも関係なく、ランダムで座りましたが、それでも保育の話で盛り上がっているようでした!
保育園という施設は言ってしまえば外部と関わらなくても成り立つ機関です。しかし国の補助金で運営をしているという事と日本の将来を担っていく人材を育てる機関でもあります。そう考えると、やはり中途半端な考え方で保育をするのでなく、やはり子ども達のことを考えて保育をしていく必要があります。
「見守る保育」は今後、日本のスタンダードになると信じています。そして全国の実践している保育園の先生方もそう信じて実践していると思います。同じ理念の基で保育をしている仲間が全国にたくさんいることで勇気にもなりますし、同じ理念だからこそ話し合いが盛り上がるのだと思います。
先輩保育士がよく言われる言葉で
「美味しい食事を一緒になって『美味しいね』と言って食事をする事が大切だし、そこに上下関係はないから、同じ目線になって話ができる」
おそらく福岡での夜の懇親会では各テーブルは年齢も様々でなかにはベテランの先生もいたのかもしれません。しかし、同じ目線になって保育の話や悩み、様々な話が展開されていたのではないでしょうか…。
本当に有意義な一日なったのでした・・・。
福岡の地には不思議な魅力を感じてしまいます。何度も行きたくなる所ですし、不思議と落ち着く場所でもあります。そんな福岡の地で食事をしながら保育の話、これはとても熱く、盛り上がったのではないかと想像しました。共通の話題を熱く語ることのできる仲間がたくさんいるというのはとても素晴らしく、心強いことですね。日本の保育がもっともっと楽しく、いいものになるような原動力がそこにはあったのかもしれませんね。昨年の福岡マラソンのゴールが糸島でした。糸島が注目されているということは知っていたのですが、雨も降っていて、悲しい程体力、気力を消耗していたので、その魅力を感じることができずに、帰路につきました。また、何かの機会で訪れることができるといいなと思います。
新しい刺激を受けて我が身を振り返るだけでなく、心温まるおもてなしをして頂きまして、非常に楽しく有意義な研修旅行でした。「同じ理念の基で保育をしている仲間が全国にたくさんいることで勇気にもなりますし、同じ理念だからこそ話し合いが盛り上がるのだと思います」という言葉がありましたが、ほんとそうですよね。共通の理念という絆にも似たものがあるおかげで、初対面の人とでもすぐに打ち解けることができました。そのような経験から、自分の新しい保育の“見方”が作られていくのでしょうね。